昨日は、小6息子、

埼玉県加須市で行われた

コバトンリードカップ2023に

出場してきました。

 

息子が励むスポーツクライミングは

身ひとつで登るボルダリングと、

命綱をつけて高いところまで登る

リードクライミングの2種類あります。

 

今回は、あまり大会のない

リードクライミングのコンペに

みんなで出てみよう、と

お友だちと埼玉まで行くことにしました。

 

このリードクライミング…
見ている方の心臓にも悪いのですよ。

 

こんなに高い壁に登る上に…

この体育館の壁は15メートルあります。

ビルの5階分くらい?

 

一発勝負、落ちた時点で競技終了で、

どこまで高いところまで登れるか、で

順位がきまります。

 

見ていて吐きそうになるほど

親も緊張します。

 

でも、登る前に、ビレイヤー
(下で命綱を持ってくださる方)に

連れられてくる様は

犬の散歩みたいでかわいい。

 

息子は小6ですが、身長は140㎝に届いたばかり。

同学年の女の子と並ぶと

こんなに違います。

 

それを、小さいなりに、
体の動きを考えて登る様は

涙ぐましいですね(親バカ)

 

ツギノシロイホールドニ
ボクノシンチョウジャトドカナイナ…

 

チョットシンドイケド
アシヲグイットアゲテ……


ヤター!トドイター!

 

5人が決勝にいけるところ、

ギリギリ同率5位3人に滑り込み、
決勝進出。

 

決勝に出る選手の紹介。

うれしい瞬間です。

 

決勝も、もうちょっといけたかな?と
見ている方は思わなくはないけれども…
息子的には全力を尽くしたようです。

結果、決勝では同率3位でしたが、
予選の順位、タイムを加味しての5位。



本人的には「85点」の出来だったようです。

 

でも、昨日のいちばんの収穫は

「楽しかった!!」と思えた大会になったこと。

 

 

息子は、このリードクライミングが苦手で、

練習も嫌がります。

長い距離を登らないといけないし、

まだ、力を抜いて登るということができなくて、

とても疲れるからです。

 

瞬発的な力を要する楽しいボルダリングと比べて

しんどいのです。

 

最近は、日常生活でも、学校生活でも

大人は仕事でも、

「苦手なことはやらずに 得意なことを伸ばそう」

という風潮がありますよね。

そんな中で、めったに大会もない
嫌がるリードの練習に
毎週連れて行く意味って何だろうなぁと

ときどき思います。

 

コーチには、
「一発勝負だから、いけるかな?いけるかな?

 ってびびって縮こまっちゃう傾向がある。

 雑になってもだめだけど、思い切りは必要!」

と言われます。

 

あまり好きでなく、得意でもないリードに取り組むことで、

自分のそういう傾向が知れて、

嫌だけれども、少しずつ、修正できるようにと

向き合っていく……。

 

これって、人間性を磨く意味でも

とても大切な気がします。

 

好きなことで突き抜けている人は

好きなことだけやるので十分ですが、

そんなこともない、凡人にとっては、

苦手だけれども、精神的な筋力を

つけるようなことって、必要なのかも?

 

もちろん、画伯な息子に

今から絵を描き続けるべきだ!なんて

言うつもりはありませんが

 

何でしょうねぇ…
好きなジャンルな中でのちょっと苦手なものは

やる意味ありますよね。

 

ライターの私で言うと、
好きなストーリーライティングばかりやってないで、
コピーライティングのスキルを磨くとか、
難しい評論文も書けるようになるとか?

ちょっとまだ見えてこないけど……

それが結果、得意なものをさらに伸ばすことに

なるのかもなー?

 

嫌だいやだと言っていたリードで

大会で楽しそうに登っている息子を見て

そんな風に感じた極寒の体育館でした。

 

-----------------------------------

ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で、

取材執筆業を中心に

「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
活動内容としています。

黄色い花プロフィールはこちら


黄色い花プロフィール文作成

・「あなたに贈る物語」
・「月刊あなたの会社」など
「人生のストーリーを紡ぐ」

取材執筆についてはこちら
 


お気軽にお問合せください!

 

クローバーお問合せフォーム↓

https://ssl.form-mailer.jp/fms/1ddba887325500

 

クローバーTwitter↓

https://twitter.com/petakosan0901

(フォロー大歓迎)

 

クローバーFacebook↓

https://www.facebook.com/ishihara.tomoko.5

(お友だち申請大歓迎)