昨日は、flier(フライヤー)さん内の
オンライン読書コミュニティ
flier book laboで開催されている、
いつもVoicyを聞いている尾石晴さんの講座
【自分の「好き」に気づく「感性的読書会」】 の
DAY3に参加しました。

昨日の課題本は、
村上春樹さんの『鏡』。
「カンガルー日和」に収録されている
短編小説です。
私は小説を読むのは好きだけれど、
その世界にどっぷり浸かるのが好き、
という感じで、あまり深く読む、
ということは今までしてきませんでした。
この小説のどこが気に入ったか、
どこが十分でないか、
自分の感性との接点はどこか…
そんな風に、
「物語を通じて、沈殿している感性を浮き立たせる」
というのが、今回の課題です。
(この、はるさんの表現がすごく好き)
物語を解釈して、
その解釈の違いを議論するわけでなく、
どうして自分はそんな風に
解釈したくなったか、を考える。
もう一段階、下のレベルに潜って、
自分を考察します。
そんなの、初体験。
どうして自分が、この小説を
好きか、嫌いかを考えるなんて
今までしたことがありません。
私が提出した事前課題↓

私のなかでは、
4.5点と高得点な小説ですが、
他の参加者さんたちの点数は
1点から5点まで、ほんとバラバラ。
事前勉強会を通して
上がっていった、という人も
少なくありませんでした。
昨日の講座を通じて
自分のなかに「沈殿している感性」は
ちょっと分かったような、
でもまだつかみきれていない感じなので、
言語化してみたいと思います。
・私は小説を、登場人物ではなく、
観客側として見ている。
(幽体離脱した感じでふわふわと
上空から眺めている感じ)
・私は人が持つ「二面性」に惹かれる。
ギャップ萌え?
例えば、頭の先から足の先まで
「いい人」は、ちょっと退屈。
現実世界でも、少し毒を持っている
人の方が惹かれるし、
小説の登場人物としても
へんちくりんな人のほうがいい
・でも、そうなる理由が
ちゃんとある
(自分のなかでつながる)
と感じられないと気持ちわるい
・何気ない日常の裏に潜んでいる何か、
という存在がすごく気になる
うーん、もっとあると思うけど、
うまく言語化できないな。
でも、自分が感じていることや
表現していることは
すべて自分の「感性」の
フィルターを通していると思うと
面白くないですか?
例えば昨日、
講座が終わってすぐ、
待ち構えている息子とお友だちを乗せて、
車で1時間半、
水戸のクライミングジムまで
登りに連れていったのですが。
お友だちのママが撮ってくれた
この写真がすごく好きで。

私は、息子がクライミングをしている
ところを見ていても、
どれを登れた、とかより、
こういう「3人とも猫背」とか、
「車で“マジカルバナナ”で盛り上がる3人」
とか、何だかそういうところの方が
自分の感性にひっかかるのです。
クライミングをがしがしやってるのに、
猫背な小学生×3。
面白いよなぁ。
以前友人が、
できない課題を何度も何度も
しつこくやる息子の様子を、
「ちびくろサンボのバターになっちゃう」
と表現したのは、私的には
感性のど真ん中。

昨日もバターになった。
それって、よく考えると
自分の子育てのテーマとか、
もう少し引き上げると
生きていくテーマとかに
つながっていくのだろうな、と
昨日の講座を通して感じるようになりました。
ほんとに、感じ方って人それぞれで、
でもそのことは日常生活のなかでは
そこまで語り合うこともないから、
今まで気づいていなかった点です。
人って面白いな。
この連続講座を通じて
そんな「自分だけの感性」を
うまく表現して生きていきたいなと
感じるようになっています。
さて、4回講座も次回でラスト。
自分の感性の育て方を
つかめるのでしょうか…
わくわく。
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ココロ ツムグ研究所かげいろは
栃木県宇都宮市で
取材執筆業を中心に
「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
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