昨日はお試し2時間のお客様でした。
モノが多いので、スチールラック・ハンガーラックなどで
収納を補ってこられたご夫妻。
掃除がしづらいし、
リビングでゆったりクッションでくつろぐ場所がない…。
スチールラックにあるものが目に入るのも
あまり好ましくないので、
何とか「隠す収納」はできないでしょうか、
とのご相談でした。
収納の中を拝見すると、
毎日のレシートは月ごとに全部貼って保管、
靴下もとても厚手のもの、やや厚手のものも分けて収納、
服はハンガーを全部そろえて掛ける…
ひとつひとつは「分ける」はできていました。
ただ、部屋の面積に比べて
どうしてもモノの量が多い、
そして、そのためにと増やした家具が
とても場所を取ってしまっていました。
心地よい暮らしの土台を作るには
①減らす
↓
②分ける
↓
③収納する
です。
「収納家具を買うのは最後ですよ」というと
「え!?そうなんですか!?」と
お客様は目を丸くされていました。
昨日も、まず新しい洋服用のラックを2使おうと思っていたけれど
一応石原さんに聞いてから…と
思いとどまった、とのことでした。
よかった…。
収納家具は、とても大きなモノです。
家に迎え入れるには、よーく考えなければいけません。
その家具は動線を邪魔しないか。
すでにある家具の扉を開ける邪魔にならないか。
本当はそこに置きたいものを置けなくなれないか。
家具をどういうものにするか、以前に、
その家具を増やしていいかどうかを検討する必要があります。
部屋の大きさから、
置ける家具の数は決まってきますから、
それに合わせてモノの量を絞るというのは
どうしても必要になってきます。
毎日洗濯をされるのなら、
料理教室に持って行くエプロンは2枚あれば十分でしょうし、
靴下は各種2~3足もあれば足ります。
衣類でしたら、洗濯サイクルから、必要枚数を決めて、
その数まで減らす作業というのは
どうしても必要になってします。
書類等も、本当に暮らしにそれが必要か、を
検討して減らしていく必要があります。
収納テクニックというのは、
モノの量が少なければ、必要ないですよね。
無限に家の広さがあり、
無限にモノを「分ける」時間と労力があるのなら、
無理に減らさなくてもいいですが、
ほとんどの人はそういうわけにはいきませんよね。
整理/収納
の大切さの割合は、
整理8:収納2
だと私は思います。
私たち整理収納アドバイザーは最初に
「整理なくして収納なし」という言葉を習います。
その「整理」の中でも、
まずは「減らす」をやらないと、
たくさんのものを整理し続けるのは
膨大な時間と労力、場所を要します。
昨日のお客様も、
自分でやろうとしたけど
先が見えなくてできる気がしなかった、
とおっしゃっていたのは、
そういう理由なのだと思います。
「減らす」が苦手とのことでしたので、
まずは、部屋の広さから多すぎる家具を手放し、
残った家具に入るだけのモノに絞る。
この順序で進めてほしいと思っています。
モノを減らすのは苦しいでしょうが、
たくさんのモノで犠牲になっている
ゆったりできる空間
さっと掃除できる楽さ
楽に通れたり、楽にモノを出し入れできる快適さ
これらがある暮らしの方がうんと心地よいですよね。
今までの暮らしを変えるのは
とても大変だと思いますが、
もっと心地よい暮らしが待っているということを忘れず
おうちを大好きな空間にするための