小1の息子がボルダリングを習いはじめて7か月、

昨日は初めてのコンペでした。

 

息子が習っているクライミングジムが主催ということで、

いつもと違う環境が苦手な息子も、

何とか出場する、と納得しました。

 

全国?関東?から

180人近くのキッズが集まる、

キッズコンペとしてはかなり大きな規模のもののよう。

MCさんも入り、コンペの模様はYouTubedeでリアルタイム配信されるなど

かなり本格的な感じです。

 

息子は1.2年の部の「ファンクラス」に出場。

「マジクラス」とは違い、本選のない、予選だけのクラスです。

 

10の課題を45分×2回の間にいかに登りきるか。

 

予選では60人近いキッズたちが(1.2年は40人ちょっとだった)

一斉に登るので、こんな感じに、登りたい課題の壁の前に並びます。

で、登ったら持っている紙の課題番号のところに○を書いてもらえます。

(半分まで登れたらそれもポイントになる)

 

つまり、ただ登れればいいというより、

時間内に、どれだけ効率的に課題を回るかという能力も必要になってくるんですね!

ボルダリングコンペ深い!

 

 

さて、うちの息子…

コンペの少し前は頑張る~!と気分も上々で、

家の階段で自主練などしておりました。

なのに近づくにつれて気分はブルーに…

 

「コンペ出ない」

「ボルダリング飽きた」

「手が痛い」

「背が低いから届かない」

 

まぁネガティブまっしぐらです。

さすがに続くので、「何がそんなに嫌なの!」と私も喉まで出かけましたが…

初めてのコンペ、不安と緊張でいっぱいなのだな、と

「そうなのかー」とオウム返しのみしていました。

 

すると、寝る前には「明日頑張る!」と言って寝室へ行った息子。

うん、乗り越えた!

 

 

当日…

本番が始まる前は息子は緊張で顔が固まっておりました。

私たちも、そんな息子の姿を見て、緊張感が高まります。

 

最初にチャレンジした課題はクリア。

が、2つめの課題で失敗、
泣き出す息子…
私も泣きそう。
 
難しい課題…
失敗して、涙が出ても、また同じところに並びます。
何度も、何度も失敗しました。
 
まだ短い手足を必死に伸ばして、バランスを取りながら
ホールドを上へ、上へと目指します。
でもこの課題はクリアできないまま時間終了。
 
結果、10課題中8課題クリア。
全部クリアしている子もいたので、息子は悔しそう。
コンペ終了後、パパの膝に…
甘えたかったのかな。
 
結果はこんな感じで貼りだされました。
シビア…!
勝負の世界ですね。
息子は10位。
 
「やったー目標クリア~」なんて言ってたけど、
あれは息子なりの強がりじゃないでしょうか。
ほんとは3位を目指していたけど、「やっぱり10位にしようかな」と
弱気なときの目標だったから。
 
家に戻って、決勝戦はYouTubeで観戦しました。
ここから見れますよ~


 

本選に残ったマジクラスの子たちは
本当にかっこよかった!
 
たくさんの観衆の前で1人ずつ、制限時間内、課題にチャレンジします。
できなくても、何度も、何度も…
歓声、ため息の中で何度もチャレンジするのは
すごく精神力が必要なのでしょうね。
他人である私まで胸が熱くなりました。
 
息子は何を思ったかな。
あの決勝の舞台に次はチャレンジしてみたいと
思ってくれてたら、親としてこんなに嬉しいことはありません。
 
 
スタッフのみなさま、素晴らしいコンペを本当にありがとうございました。
出場したキッズたちも、みんな最高にかっこよかったよ~!!