整理収納を通して
心地よい空間づくりのお手伝いを。
栃木県宇都宮市の「片付け相談所かげいろ」 

石原智子です。

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帰省中にお世話になっていた夫の実家は、
とてもモノが多いのですが、
義理の母は、どこに何があるかきちんと把握している人です。
 
義母は、楽しく生活することを大切にし、
「生きたお金を使いなさい」は
母親(義母のお母さん)からよく言われていたことだそうです。
 
そんなお義母さんが帰省中
面白おかしく話してくれたことに
「かき氷器を買わないお友だち」の話がありました。
 
 
お義母さんの仲良くしているお友だちに
たくさんの遺産で“大金持ち”なのに、
本当につつましやかで、自分のモノは全然買わない
人がいるそうです。
 
お義母さんは、欲しいものは買う人ですから、
「ふわふわのかき氷ができる機械」を買って
 
きっとこういうの↓
そのお友だちが遊びに来たときにも出してあげたら
かき氷が好きなお友だちは
「おいしい、おいしい」とたいそう喜んで食べたそうです。
なので、義母は、電動でふわふわのかき氷を作れる機械は
とても楽で、そんなに高くない、ということを伝えました。
 
次にお友だちに会ったときに
「家でもかき氷した?」と聞くと、
「同居の息子(40代)に電動かき氷器のことを話すと
“その機械は一年に何回使うん?”と言われたので
それもそうやな…と思って、昔のきょろちゃんで作って食べた」
と話してくれたそうです。
 
「きょろちゃん」って調べてみると

 


昔の復刻品が売られているんですね。

すごくかわいいけど…高額でびっくり。

お友だちが持っているのは何十年も前の、復刻版でないものですね。

 

そしてそのお友だちが言ったことは

「きょろちゃん、壊れるとしたら、どこかなぁ・・・?」

お義母さんは

「壊れてほしいんやん!」と大笑い。

 

倹約家なお友だちは、

モノは壊れないと、新しいモノを買えないんですね。

 

さて…みなさんはこの話を読んでどう思いますか?

 

整理収納アドバイザー的には、

お友だちの息子さんの「年に何回使うの?」の

問いかけも正解な気がしますし、

 

30年以上、きょろちゃんの氷削り器を使っている

お友だちも素晴らしいと思います。

 

一方で、自分の暮らしを豊かにするために

いいなと思うものは買う、義母のようなお金の使い方も

素敵だなと思います。

(義母は、決して浪費家ではありません)

 

 

私はついつい、モノを増やすことを抑制してしまって、

それは職業病の一種であると思うのですが、

「あると楽しいモノ」の類は

あまり家にはないんですよね。

 

モノがあるせいで、生活空間が圧迫されてはいけませんが、

必要以上にモノを持つことに制約をかけるのも

なんだかちょっと面白くないような気もしてきました。

 

 

そんな私が今ちょっと欲しいのは

「スムージーミキサー」

 

義理の兄夫婦が父の日に

義父にプレゼントしたスムージーミキサーで

私たちもスムージーを作ってもらっていただいたのですが、

それがおいしくて、娘が家でも作って~と言うものですから、

同じ材料で、バーミックスで氷を入れずに作って、

あとで氷を入れてみたんですが…全然美味しくなかったんですよね。

 

大きなミキサーは、洗うのが大変な割に

そんなに使わないから

少し前に処分してしまいました。

 

さーどうする私?

スムージーミキサー買うのか?

買わないのか?