🌱目線。








今年の夏も家族でたくさんの思い出ができた。






みんなで海に行って、ゆうちゃんとずんちゃんが


浮き輪にぷくぷく浮かんでるのも可愛かったなー。






夏祭りにも行って、ゆうちゃんはりんご飴に夢中で


ぼくが、ずんちゃんに綿菓子を頑張って食べさせてあげて。


本当はゆうちゃんがりんご飴頬張ってる姿を写真に収めたかったんだけどな。


これは来年の楽しみにしよう。






それから、ゆうちゃんの家族と僕の家族も招いて


川沿いでBBQもしたんだっけ。


お母さんたちが、ずんちゃんの面倒見てくれてたから


久しぶりにゆうちゃんとゆっくり過ごせて嬉しかったな〜。






あとは、ゆうちゃんが買ってきてくれたスイカやモモやメロン。


夕食後に頬張ってるずんちゃんとそれを見守るゆうちゃん。


本当に可愛くて愛おしくて、大切な僕の家族。






あっという間に夏休みも、もう終わる。


今年最後の夏のイベントは花火大会。


移動やトイレも大変だし嫌だってめちゃくちゃ言われたけど


お願いしまくって、許可降りる前に2着調達して、


ゆうちゃんとずんちゃんは浴衣着てくれます。


あ、僕も、こっそり自分の分買ったんだけどね?









「ずん、ほら、走ったら浴衣崩れちゃうよ?」




[やーー!早く行くのー!]




「もーう、まだ浴衣は早いって。もう少し大きくなってからでもよかったのに」




『ごめんなさい』シュン




「あ、シュンってしないよ?せっかくだから楽しもう?そのかわし、ずんの面倒ちゃんと見てね?」




『も、もちろん!よし、ずんちゃん!大きな花火が見える特等席、行こっか??』




[はなびー!おっきーいのー?]




『そうだよぉ〜おっきいの!』




「ふふっ」









勝手に買ってきて、ちょっと怒られちゃったけど許してくれたし、


浴衣姿の可愛すぎるゆうちゃんとずんちゃんを見れたから大満足。


だけど、ほんっとに可愛すぎるから、ゆうちゃんの面倒も見とかないと。


変な人に絡まれたら大変だ。









『よし!到着!ここだよー!』




「えっ!有料!?」




『へへっ、この夏、最後だからね。ちょっと奮発しました!』




「最後って、来年も再来年もみんなで見にこればいいのに。」




『でも、うん!浴衣だし、人混みで立ってみるよりいいでしょ?』




「もーーう、半分出すよ?」




『ゆうちゃんの可愛い浴衣姿で十分です!』




「ちょっと、ずんの前でやめてよ//// で、でも、それを言うなら、なぁくんだって//」




『へへっ 似合ってますか??』




「うん///」




[ままーおねつなのー??顔真っ赤!]




『お熱じゃないよ〜大丈夫!もうすぐ大きな花火見れるからね?』




[やった!たのしみー!!!]




『へへっ、ほら、ゆうちゃんも早く座って?』




「うん///」









何歳になっても照れてるゆうちゃん、可愛いな。


僕とゆうちゃんが付き合って初めてのデートが花火大会だった。


そのときの、ゆうちゃんの浴衣姿が忘れられなくて今日はお願いしたんだけど。


もう何年も経つのに、変わらず可愛くて、変わらず照れてるゆうちゃん。


きっと、何年経っても色褪せることなく、むしろ好きが上書きされていくんだろうなって。


だって、まだ花火はあがっていないのに、


隣のゆうちゃんはものすごく輝いてるから。









ヒューーーー




ドンッ




バババン




[きゃっ きゃっ はなび!!!]




『ずんちゃん綺麗だねー?』




[きっれい! ハートだ!!]




『花火、見れてよかったね?』




[うん!ずんちゃん、はなび、だいすき!]




『ハハッ、そっか!ならよかった!!』




「なぁくん、ありがとうね?」









そっと、ゆうちゃんの方を見ると、


斜め上を見ながら幸せそうに微笑んでいて


その顔が花火に照らされていて、とても綺麗だった。









『へへっ、僕も、浴衣着てくれてありがとう』




「ちょっと怒っちゃってごめんね?嫌だった訳じゃないよ??」




『うん、でもありがとう』




「ずんも浴衣喜んでたし、花火も大きいの見れて嬉しそうだし、全部なぁくんのお陰だね?」




『へへっ、喜んでくれてよかった〜』




「家族で花火見れて、私もうれしかった/////」









いつもより素直なゆうちゃんの言葉に驚いて顔ごと向けると


花火に照らされただけじゃない、真っ赤なゆうちゃん。


ずんちゃんがいることは分かってるけど、やっぱり、


こんな可愛い人がいて我慢出来るはずがない。









ギュッ









「//ず、ずんが、いるから///」




『花火に夢中だし、手繋ぐくらい大丈夫だよ?』




「でも、、」




『本当はチューしたいの、我慢してるんだからね?』




「ば、ばかっ///」




『へへっ、それは今夜の2人だけの時間に取っときます』




「///////」









小声で言うと、さらに真っ赤になったゆうちゃん。


本当に可愛くて愛おしくて抱きしめたい。









[お話だーめ!]




『へへっ、ごめんごめん!花火見ようねー?』




[あい!]









子どもに負けないくらい、愛おしくて可愛い僕のお嫁さん。


そして、そんなお嫁さんとの大切な娘。


来年も再来年も家族で浴衣着て見に来ようね。













【完】










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リクエストありがとうございます!


花火大会を浴衣着て見に行くゆうなぁずん家族というのがみたいです。(この前の握手会での浴衣姿のゆうちゃんを見たらみたくなりました)


夏が終わっちゃいますね〜ゆうちゃんの浴衣、最高でした!!