🌱目線。
『皆さん、おはようございます、こんにちわ、こんばんわ岡田奈々の落とし穴チャンネルです!』
『今日は後輩メンバーを口説いたらどんな反応するのか検証していきたいと思います!ではいってみよう!』
てことで、今日のレッスンの合間にYouTube撮っていこうってなって
これはファンの方からのリクエストが多かった、後輩メンバーを口説き落としていく
The落とし穴チャンネルって感じの企画。
正直、落とせる自信なんて無いけど、自分の中のかっこいい追求して
せっかくなら落とせるように頑張りたいと思います!
『えーーっと、誰からしよっかな〜あ!いい子発見!』
1人目は込ちゃんにしようと思います!
と、その前に、込ちゃんが好きなジュースを買いに行って、っと。
『込ちゃーん!おつかれ〜』
(きゃー奈々さんから話しかけてもらった〜お疲れ様です!)
『込ちゃん頑張ってたから、はい!飲み物どうぞ!』
(えっ!見ててくれたんですか〜飲み物まで!しかも込の好きなやつ!ありがとうございます!)
『ハハッ、込ちゃん可愛いしめちゃ輝いてたし、見てたよ〜』
(嬉しすぎます!!あ、奈々さん!TikTok用の動画撮ってもいいですか?)
『全然いいよ〜こっちおいで?』
(きゃー!ありがとうございます!//)
『ハハッ、込ちゃんは素直で可愛いね?』
(やった!ありがとうございます!)
てことで、込ちゃんの元から離れる。
これ、企画成立してるんかな〜なんか落とせてるのかどうか分かんないけど。
次は誰にしよっかな〜
(奈々さんお疲れ様です!
ダンスしてるときの奈々さんの横顔イケメンすぎてましたよ??)
『えっ、ほんとに??』
(はい、さっき向こうで8のメンバーと話してたくらいです!)
『それは嬉しい〜でもゆいゆいだって可愛いし、ダンスしてる時とかくり抜かなくても前部が可愛いよ?』
(えっ//ありがとうございます!)
『ふふっ、顔真っ赤にしてるの可愛いね〜』
〈ちょっと、なぁちゃん!さっきから後輩に手出しすぎ!〉
『あっ、おんちゃん!おんちゃんも一応後輩だし落とそっかな〜でも茂木さんに怒られるか笑』
〈なぁちゃん!さっきから何言ってるの?なぁちゃんにはゆうちゃんがいるじゃん!〉
『ゆうちゃんは先輩だもん、、』
「、、グスッ、、、グスッ、後輩のが、いいって、こと?」
『えっ、ゆうちゃん?なんで泣いてるの??』
〈、、、、、、〉
「もう、グスッ、、ゆうに関わらないで、、」
『えっ、待って。どういうこと??』
(奈々さん、すみません、勘違いさせちゃいました??)
『よく分かんないけど、ゆいゆいは悪くないから、大丈夫。ごめんね?』
(すみません、私、戻りますね?)
『あ、うん』
突然やってきたおんちゃんは少し怒ってるし
ゆうちゃんはすごく悲しそうな顔してて泣いていた。
なんでだろう。なにかしちゃったかな、、
とりあえず、一旦YouTube撮るのはやめよう。
〈なぁちゃん、もうゆうちゃんのこと好きじゃないの?〉
『えっ???』
〈もともと誰にでも優しいなぁちゃんだけど、今日のは狙ってたっていうか、、ゆうちゃんがいるのに、あれは無いんじゃないかな?〉
『あれ?』
〈込やゆいゆいのこと落とそうとしてたでしょ?〉
『してた、けど、、YouTubeの企画だよ?』
〈えっ?企画?〉
『そう、個人チャンネルの。本気じゃないよ?』
〈なーんだ、なんか怒ってごめんね?
でも私らからしたら、本気かと思うくらいだっし、ゆうちゃんいるんだから気をつけなね?〉
『うん、もしかしてゆうちゃんも勘違いしてる?』
〈そりゃするよー、ゆうちゃんのことお願いね?〉
『もちろん、おんちゃんありがとう』
企画だったんだけど、伝えてなかったから勘違いしちゃったっぽい。
ゆうちゃん以上に好きになれる人なんているわけないのに。
でも、うん。寂しい思いさせちゃったのは事実だから、ちゃんと謝らなきゃ。
ゆうちゃんを探しにいくと、通路の隅にあるベンチに座って
1人俯くゆうちゃんを見つけた。
『お隣いいですか?』
「、、、や、だ。」
『、、ゆうちゃんの隣がいいので、失礼します』
許可取ってといて、許可降りてないのに、勝手に座る。
ピタッとくっつくくらいの距離感。
だけどくっつかないから、それがもどかしい。
『ゆうちゃん、ごめんなさい。
寂しい思い、させちゃいましたよね、、』
「、、、、、、」
『一つだけ言い訳させてください、、』
「、、、、、、」
『実はさっきまで個人チャンネルの企画やってて、、後輩メンバーを落としてみようってやつで、、、』
「、、、、、」
『だから確かに狙って落としにいってたし、何も知らないゆうちゃんを傷つけることをしてしまいました。これからは事前に伝えるように、』
「事前とかいらないもん」
『えっ?』
「、、企画でも、嫌なものは嫌」
『ゆう、ちゃん?』
「企画で落として、もしほんとになぁちゃんのこと好きになったらどうするの?」
『それは、でも、、』
「、、グスッ、こんなことで嫉妬して、めんどくさい、グスッよね、、ごめん。分かってるんだけど、、グスッ」
『めんどくさくないし、嬉しいです。こんなにと思ってもらえてて。』
「、グスッ、だけど、グスッ、、込みたいに素直じゃないし、グスッ、、ゆいゆいみたいに、可愛くも、グスッないし、、」
『何言ってるんですか!ゆうちゃんは可愛いです!世界一です!』
「、、グスッ」
『ゆうちゃん、今回のことはごめんなさい。
だけど一つだけわかっていて欲しい。他の誰かが私のこと好きと言っても、私が好きなのはゆうちゃんだけだから。ゆうちゃんがもう嫌ってなるまで離れません』
「もう嫌ってならないもん、、それに、それなら、ほかの人が好きにならないようにして」
『ふふっ、ゆうちゃんが言うならもちろん!』
「、、グスッ、泣いてごめん」
『ううん、こっちこそごめんね』
「なぁ、、すき///」
『私も大好きです!』
あまり言葉にしてくれないゆうちゃんだけど
しっかり気持ちを聞けてよかった。
でもやっぱり泣くより笑ってて欲しいから、
こうゆうのは気をつけるね。
だいすきだよ、ゆうちゃん。
【完】
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リクエストありがとうございます!
なぁちゃんが後輩メンバーを口説くというドッキリ
企画をゆうちゃんが真に受けて泣いてしまいその事を反省したなぁちゃんがゆうちゃんを抱きしめるというのも見てみたいです。
またお待ちしています!