🍓目線。






最近、ゆいりーさんは頑張ってる。必要以上に。


頑張ることに必要以上とか無いのかもしれないけど、


違う言い方するなら、無理してる。









もちろん頑張ることは大切だし、今までだって頑張ってた。


でもゆいりーさんが頑張る隣には、いつも奈々さんだったり同期だったり


ゆいりーさんの支えになる人がいて、ゆいりーさんも弱音を吐きながら頑張ってた。









でも、今のゆいりーさんは、誰に弱音を吐ける?


たくさん助けてもらって、支えてもらって、


今の私があるのは、ゆいりーさんのお陰でしかなくて、


今度は私がゆいりーさんを守らないと。









[ゆいりーさん!ジュース買いに行きましょ!]




「いいよ〜ここの振りだけ確認したらでいーい?」




[はい!もちろん!]









タッタッタッタッ




キュツキュッ




サッ









「おっけ!ありがとーう行こうか?」




[はい!]




「ずんがジュース珍しいね?最近、水!って決めてなかった?」




[決めてましたけどぉ、、今日は疲れたので甘いのが飲みたい!]




「私はカフェイン取りたーい!でも水にする笑」




[ゆいりーさん、前より増してストイックになりましたね?]




「そーう?」




[奈々さんの影響ですか??ニヤニヤ]




「なんで、なぁちゃんなのー」




[奈々さんもよく、ストイックにダイエットとかしてたなーって]




「あの子は細すぎなの、ほんともっと食べないと」




[ですよね〜]




「はい、どれにする?ずん頑張ってるから今日は奢ってあげる!」




[ えぇ悪いですよ!]




「いいのいいの笑、ほら決めて?はやく練習しないとだし!」









ゆいりーさんを守りたくて、支えたくて、声をかけたのに


けっきょく私が買ってもらうことになっちゃうし。


ゆいりーさんはお水だし、すぐレッスンに戻ってるし、


でも一つだけ分かったことがある。


それは、「ほんとになぁちゃんは〜」なんて不満っぽく言う割に、


奈々さんの話してるときが1番いい笑顔ってこと。


悔しいけど、頼みますか!









てことで、速攻奈々さんにLINEして計画立てました!









「え、なんで、なぁちゃんいるの??」




[最近ずんりーばっかだし、久しぶりにゆうなぁずんもいいかな〜って!]




『来ちゃった!お邪魔していーい?』




[あ、それとも、ゆうなぁのがよかったですか?全然、私帰りますよ?]




「ゆ、ゆうなぁずんで!!久しぶりに3人で過ごそっか!」




『ふふっ』











私と奈々さんの計画は、


ゆうなぁずんでのプチ旅行。


なかなか3人の予定が合うこともないし、遠出はできないけど、


ゆいりーさんにちょっとでもリフレッシュして欲しい。


最近のゆいりーさんの様子を伝えたら、奈々さんが計画してくれた。


ゆいりーさんのためでもあるけど、私も久しぶりに大好きな東京のお父さんとお母さんと過ごせて嬉しい。









『ゆうちゃんこれ食べる〜?』




「食べたいけど、、こっちも食べたいし、、でもダメ!今は抑えてる期間だから!」




[せっかくだし今日くらい食べても大丈夫ですよ〜ゆいりーさん細いし!]




「んー、でも、、」




『ゆうちゃん、はい!半分ずつね??
ずんちゃんには1個ずつどーぞ!』




[えっ、奈々さんもう買ったんですか!?]




『食べたいものはその時に食べるから美味しいんだよぉ〜』




「なぁちゃんも我慢するときはするのに、、」




『いいからいいから〜はい!あーーん!!!』









奈々さんからのあーんは断らずにしっかり食べるゆいりーさん。


やっぱり奈々さんにお願いしてよかったな


奈々さんからの物ならなんだかんだで喜んで受け取るんだから!


ほんっとに可愛い、私の両親。









『ゆうちゃん!これもゆうちゃんに似合いそう!』




「そうかな〜?」




『はい!決定!これゆうちゃんへのプレゼント〜』




「えぇいいよー特に何も無いし、、」




『何もない日にプレゼント渡しちゃダメってルール無いですもん!プレゼントは渡したいときに渡したい人に渡すんです!』




「、、あ、りがと?」









気づけば2人の世界に入ってるし、


でも別にハブられてるとかじゃなくてね?


ゆうなぁが気づけばゆうなぁの世界になってることを見るのが


私の楽しみでも幸せでもあるから。









「なぁちゃんもずんもいつもありがとうね?」




『ん〜急だね?』




[ふふっ、私こそいつもありがとうございますですよ?]




「最近の私のこと、気にしてくれた、よね?
ごめんね、心配かけて」




『私は、私がゆうちゃんとずんちゃんとお出かけしたかっただけです!』




[私も!それに、心配くらいさせてください!たくさん助けてくださったんですから!]




『ゆうちゃん、同じグループに居ても居なくても、変わらないですよ?弱音吐いたっていいし、何だって言ってくださいね?』




「ありがとう////」









私たちの作戦、ちょっとゆいりーさんにバレかけてたけど


久しぶりにゆうなぁずんでお出かけできて、ゆうなぁも見れて、


それに、ゆいりーさんも喜んでくれたみたいでよかった。









ゆいりーさん、グループが一緒でも違くても


そばに居ても、居れなくても、


ゆいりーさんのこと1番に応援してるし支えたいし守りたいので


ゆうなぁずんという場所を頼ってくださいね?









ゆうなぁずんらぶ!












【完】








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リクエストありがとうございます!


ゆいりーが弱音をはかず無理して仕事していることに気づいて、話を聞いたり温泉などに連れていったりするなぁずんをお願いします!


ゆうなぁずんでファミリーシリーズ以外書くの初めて説あります。ゆうなぁずんの世界って平和でいいですよね。😌