👁目線。






なぁちゃんが卒業してから、4人がどうなるのか心配だった。


また、小学生のときみたいになるんじゃないかって。


同じことの繰り返し。


それでも、大人になった私たちに、次会うタイミングなどあるのか。


でも、心配は要らなかったみたい。


AKB48で過ごした時間が、それぞれの存在の大きさを確かにして、


お互いがお互いに、無くてはならない存在となった。









〈ゆうちゃん可愛い〜絶対昨日もなぁちゃんのとこ泊まったよね〜〉




《顔見りゃすぐ分かるもんね笑》




〈幸せって顔に書いてある笑〉




《なぁちゃんもお仕事順調みたいだし笑》




〈ほんと、よかったよ〜〉









わっちとおんちゃんはゆうなぁの保護者みたいな?笑


お互い、それぞれを見守ってきた身だからして、やっぱり心配だったけど


まぁこんだけ一緒にいたんだもんね。


離れようとて離れられないわけよ。


2人でいることが精神安定剤のような、そんなもんでしょ?笑


わっちらは、、、どうなるのかな。









《ねぇ、もしさ、どっちかが卒業したとして、わっちらはどうなるかね?》




〈えぇー、、ぶーちゃんめんどくさいとか言って全然会ってくれなそう笑笑〉




《えぇ、会う会う全然会うんですけど!?》




〈ほんとかな〜〉




《むしろ、さ、みおんちゃんは私と会ってくれるわけ?》




〈え、会わないとかある?〉




《前は、離れようとしてたじゃん》




〈それは、、ごめんね?
でも会うよ、会いたいよ?〉




《ふふっ、そっか// なら、よかった笑》









ずっと、ここに残り続けた理由のひとつは、


卒業してからのみおんちゃんとの関係がどうなるのか怖かったから。


だけど、うん。会ってくれるんだ。









たくさん、悩んだ。


加入してから選抜に選ばれるまでの年数は過去1となるまでに


時間は掛かったけど、選抜という夢を叶えた。


もし、卒業のタイミングにするなら、選抜落ちしたとき。









ずっと、このことはみおんちゃんに話してた。


だからこのタイミングなんだ。









なぁちゃんの次に卒業を決めたのは私。









これからのこと、不安の方が大きいけど、


だけど、明るい未来を想像することができるのは


どんな道に進んでも、隣にみおんちゃんがいることが想像できるから。








みおんちゃんが卒業を決めたその時には、


私が迎えに行くから、待ってて欲しい。