🍎目線。
おんちゃんとゆきさんと話してから、
何度も何度も打っては消してを繰り返しているなぁちゃんのLINE。
分かっているからこそ、気にしてしまった、それまで以上に集中できない。
そんなとき、
ピコン
〜LINE〜
[なぁちゃん]
お久しぶりです。
ゆうちゃんと会えなくて、この2か月幸せを感じませんでした。ゆうちゃんはどうですか?
あぁ。やっぱり優しい。
原因は明らかに私で、私から連絡しないといけないのに。
いつだって優しい彼女は、私にチャンスをくれる。
でもそれも、当たり前じゃないって気づいたから
今度は、これからは、もう逃げないよ。
タッタッタッタッ
ポチッ
"会いたい"
なぁちゃんからのLINEの返事には全くなってないけど
どうしても、しっかり会って、自分の言葉で伝えたかったから。
だから、もう一度、私にチャンスをください。
いつもなら、最後の方まで自主練に励む私だけど、
今日はご役目が終われば早々に帰りの支度をしてなぁちゃんのところへ。
ピンポーン
ガチャ
「、、なぁ、ちゃん///」
『ゆうちゃん、いらっしゃい』
ギュッ
『おっと、危ないよ?』
「会いたかった、、」
『ふふっ、なぁも、会いたかったよ?』
「なぁちゃん、」
『なぁーに?』
「すき」
『え?』
「だい、すき///」
『/////』
「、、なぁ?」
『と、とりあえず、中入ろ?』
「、なぁ、は?」
『好き、大好きだから、、2人になりたい//』
「うん//おじゃま、します」
『どーぞ///』
なぁちゃんを見たら、自分でもビックリするくらいに素直な言葉が出てきた。
「なぁ、ちゃん、、連絡ありがとう//」
『ううん、意地張っちゃっててごめんね?』
「なぁは、悪くない、よ?」
『あの、ね、恋愛ドラマ観て、ゆうちゃんが恋愛に興味持ったら、私の隣から居なくなるんじゃないかって思って、、、』
「私は、なぁちゃん、恋愛解禁ってゆうから、誰かに恋してるのかなって、、共演した異性の方とか、、」
『ごめんね。ちゃんと、ゆうちゃんに恋してるって言えばよかった。アイドルのゆうちゃんには言っちゃいけないかなって、、』
「ううん、私があのとき、ヒートアップしちゃって聞く耳持たなかったから、、」
『ふふっもう謝るの禁止。これからはちゃんとお話しよ?』
「うん!」
『ゆうちゃんも、たまにでいいから言葉で教えてね?』
「なぁ?」
『なぁーに?』
「ゆうが卒業するまで、待っててくれる?//」
『ふふっ、卒業してからも、なぁにはゆうちゃんしかいないので、ずっと待ってますよ?』
「卒業したら、1番になぁのところに来るもん!」
『ありがとう///』
すれ違って、お互いの気持ちちゃんと話して分かり合えることもあるけど、
やっぱりすれ違ってるより仲良しなほうがいいから、
これからはほんの少し勇気を出して、なぁちゃんへの思いを伝えよう。
【完】
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リクエスト1つ目!ありがとうございます!
なぁがAKBを卒業して以降のストーリー設定で、ゆうなぁがけんかをして、なあが愛想を尽かして、何ヶ月かゆうから離れて、ゆうがなぁに会えずに淋しくなり、おんやゆきりんの前で泣いてしまって、おん経由でなあに連絡して、なぁと仲直りするという話が見てみたいです。
このようなリクエストを参考に書かせていただきました!