🍎目線。
荷物を置いて、もぎおんと合流するんだけど、
4人で夕ご飯食べるんだけど、なぁちゃんいつもに増してテンション高いんだよな。
テンション高いことが嫌とかじゃなくてね、たぶんこのテンションだといっぱい飲むだろうから。
さっき、部屋が分かれてなぁちゃんと2人って聞いて、久しぶりに2人でゆっくりできるってうれしかったけど、
これじゃあ、なぁちゃん酔い潰れてすぐ寝ちゃうんだろな。
『ん?ゆうちゃんどうしかた?まだ眠い?』
「もう、覚めた。」
『そっか、もぎおんのところ行こ?』
「、、今日、いっぱい飲む?」
『んー久しぶりだし飲もうかな!
ゆうちゃんは、ゆっくりでいいから飲みすぎないでね?』
「、、なんで」
『ゆうちゃん、酔ったらいつも以上に可愛いんだもん。それを知ってるのは私だけでいいでしょ?』
「、、なぁも、飲まないで?」
『え?』
「夜、2人でゆっくりしたい///」
『ふふっ、分かったよニコッ』
「、、ありがと」
『じゃあ、行こっか?』
「うん」
なぁちゃんのように、真っ直ぐド直球で気持ちを伝えるのは、やっぱり恥ずかしいし難しい。
でも昔と比べたら、ちょっとは言葉にできるようになったんだ。
たくさんのことがあって、ちゃんと伝えないと伝わらないって知ったから。
2人でもぎおんと合流して食事が始まれば、4人の楽しい空間。
ゆうなぁもぎおんでいるときは、ほんとに自分でもビックリするくらい、素で居れて楽しい。
それは、私以上に普段から素でいるであろう、なぁもぎおんも同じならしいから、やっぱり4人の相性がいいんだと思う。
楽しいからね、いいんだよ?楽しんでご飯食べて欲しいけど、、
だけど、さ、約束したじゃん。
たしかに茂木よりかは飲むペースはゆっくりだけど、
なぁちゃん、それなりに飲んでるよね?
飲んでる量は茂木のが多いけど、酔ってるのはなぁちゃんの方だ。
『あ、ゆうちゃーん、ゆうちゃんはダメだよ〜』
「なんでよ」
『ゆうちゃんは3パーね!』
〈あ〜なぁちゃんもう酔ってる?零すからなぁちゃんは運ばなくていいよ?〉
『あ〜ダメダメ!ゆうちゃんのはなぁが注ぐの〜』
「もう/// 私が持つから、なぁちゃんは落ち着いて?」
ほら、私とお酒注いでくれるのは嬉しいけど、もう零しそうじゃん。
あーあ、結局酔っちゃってるよ。
人に3パーとか言っといて、なぁちゃんも3パーにしてよ。
『ゆうちゃん、なんか怒ってる?』
「ふぇ?」
『なんか、いつもと違う』
酔っ払ってるくせに、こうゆうのは気づくんだね。
そういえば、もぎおんは、、、
あれ?
茂木、拗ねてんの?笑
おんちゃんがなぁちゃんのお世話してたのに妬いてるのかわいい。
茂木もあんなふうに拗ねることあるんだ。
初めて見たかも。
『ねぇ、、なんでもぎおんばっか見てるの?』
「え?」
『なぁには、飽きちゃった?』
なぁちゃんに飽きることなんて絶対無いのに、不安になってるのも可愛いし、
酔ってるからか目がトロンとして泣きそうな顔でそんなこと言われたら甘やかす以外の選択肢なんてない。
いつもは、もぎおんいると恥ずかしいけど、今はもぎおんも二人の世界に入ってるし、、
「飽きないよ?、、ゆうが、なぁちゃんに飽きることないよ?///」
『ほんとに?』
「ほんとに」
『ごめんね、少し酔って、迷惑かけちゃった、、』
「ううん、もう大丈夫?」
『うん、覚めた!』
結構飲んでたのに、この短時間で覚めちゃうんだから、茂木ほどではないけど、なぁちゃんもお酒強いんだろうな。
『でも、ゆうちゃんへの想いは覚めないです。受け取ってくれますか?///』
「///ゆうへの、想いなんでしょ?」
『はい!///』
「じゃあ、ゆう以外は受け取れないじゃん///」
『ふふっ// 夜が楽しみですね?』
「////////」
なぁちゃんの言葉に恥ずかしくなって、もぎおんに見られてないかなって横目で確認すると、
真っ赤に染まった頬を隠しながら俯いてるおんちゃんとレモンハイを注文してる茂木。
2人のイチャイチャタイムも終わったのかな?笑
茂木が注文したの飲み終えたら、それぞれのお部屋戻ろっか。
『私もレモンハイ!』
「えっ」
『大丈夫です、約束は絶対なので!
あと1杯だけね?ニコッ』
結局、大好きな人の笑顔には叶わない。
私もおんちゃんも酔っ払った2人の相手するのは大変だけど、
それだけの愛を注がれてる証拠だし、
大変だぁ〜って言いながらも楽しそうに飲んでるなぁもぎを見るのが
私たちの楽しみでもあるんだよね?
でも、約束は絶対だからね?
続