(リクエストありがとうございます!🙇🏼‍♀️)




🌱目線。




今日は選抜メンバーでのお仕事。


周りにはたくさんメンバーがいるから、こうゆうときは、だいたい冷たいゆうちゃん。


それに慣れた私だけど、やっぱり冷たくされたら多少は傷つく。


だから最近は、ほかのメンバーがいる前では、私もゆうちゃんにくっついたり甘えたりすることを辞めた。







(奈々さーん!おはようございます!
昨日のインスタの写真見ました〜すっごいかっこよかったです!!)




『おはよ〜見てくれたの!?うれしい笑』




(私も見ましたよ!やっぱかっこいいですね〜)




『えぇ〜なんかありがとう!笑』







ほかのメンバーから褒められるのもうれしい。


もちろん、1番に褒めて欲しいのはゆうちゃんなんだけど、絶対褒めなくれないって分かってるから期待はしません笑







トコトコトコ




トントン




『ん?』




「なぁちゃん、おはよ、、」




振り返ると、いつもより少し元気の無いゆうちゃん。


これはツンツンとかじゃなくて、元気がない。




『ゆうちゃん、おはよう。何かあった?体調悪い?』




「フルフル  別に悪くない。」




『そっ、か、、じゃあ荷物置いてきな?なにかあったらすぐ言ってね?』




「、、、ん」




いつもより口数も少ないし心配だけど、本人が言いたくないなら無理には聞けない。


言いたくないこともあるかもだし。


少し横目で見ていると、荷物を置いたゆうちゃんに話しかけたほかのメンバーと笑顔で話していた。


あれ?やっぱりさっきのは、私にだけ冷たかった?




(ななさーん!写真撮りましょ!!)




『いいよ〜こっちおいで笑』




ギュッ




カシャカシャ




パシャパシャ




(わーい!ほんとにかっこいいです!
彼女になってもいいですよ?笑笑)




『アハハ〜彼女は自分で見つけまーす!笑』




(いいな〜ななさんの彼女になれる人!!)




ギュッ



後輩メンバーと話していると、急に背中に温もりを感じた。




『ゆう、ちゃん?』




「、、、ゆうって分かるの?」




『ゆうちゃんのことは、ほとんど分かりますよ?』




「ねぇ、、最近、ゆうのとこ来ない///」




『え?』




「いっつも、楽屋ではゆうの隣に来るじゃん、、」




『でも、ゆうちゃん、人前でくっつかれるの嫌いでしょ?』




「、、嫌いじゃ、ない、もん」




『ん?』




「恥ずかしいだけ、、なぁが隣にいない方がやだ///」




『ゆうちゃん、離して?』




「やだ!なんで?、、もう、ゆうのこと嫌い?」




『違うよ、後ろからギューしてくれるの嬉しいけど、ゆうちゃんのお顔みたい。』




「ん、、」




そういうと、素直に腕を緩めてくれたから、クルッと振り返る。


そこには、茹で蛸さんみたいに真っ赤な顔したゆうちゃん。


本当に可愛いんだから。




『ふふっ、かわいい。』




「ねぇ、ゆうの隣にいて?」




そう言って、真っ赤な顔を隠すように、私の胸の中に顔を埋めるゆうちゃん。




『寂しい思いさせてごめんね?ゆうちゃんが素直になれないの分かってるけど、冷たいと悲しくなっちゃうからお仕事のときは離れてよっかなって、、』




「ゆうも、ごめんね。だけどなぁに隣にいて欲しい。ギューってして欲しい。」




『うん、みんなの前でもしていいの?』




「んー恥ずかしい、けど、、今日はギューってしてて?////」




『今日は?ニヤニヤ』




「んー!今日は!!!」




『ふふっ、ゆうちゃんかわいいね?』




「なぁ、だいすき!」




チュッ




『うわぁ!ゆうちゃんここ、楽屋だよ?』




「いいもん////」






いつものツンツンが嘘のように、今日のゆうちゃんはずっと、ギューってくっついてきて、私の手をニギニギしたり耳たぶ触ってきたり、甘いんです。


そんなの、こっちが理性持たないっての!


冷たいゆうちゃんに傷ついちゃってたけど、楽屋でずっとこれだと理性保てないから、明日からはいつものツンツンゆうちゃんでお願いします、、。


その前に、今夜は寝かせられないから、ちゃんと付き合ってね?









(ゆいりさんが甘々なの萌えるね〜)


(ほんっとに推せる!ゆうなぁ尊い!)


(毎日これは、こっちも恥ずかしくなるから、明日からはツンツンなゆいりさんに戻ってもらお笑)


(ちょっと私たちが奈々さんに近づきすぎちゃったね笑)


(まぁいいじゃん、奈々さんも幸せそうだし!)







私には後輩メンバーの会話もしっかり聞こえてる。


きっと、これを知ったらゆうちゃん真っ赤になって拗ねちゃうだろうから、


見られてたことは、ゆうちゃんには秘密にしとこ。









【完】