🍎目線。




ずんの作ってくれたパンケーキを食べたあと


それぞれ準備して近くのショッピングモールへ。


ずんは夕方から友達と待ち合わせて夕ご飯食べに行くらしく


いつもより少しおめかししてる。






『ずんちゃん可愛いね〜フリフリスカート着てるの』




〈もうやめてよ〜私子どもじゃないんだから、ねぇお母さん?〉




「なぁくんはずんのこと大好きだからね、仕方ないよ笑」




『ゆうちゃんのことも大好きだよ?』




〈「はいはーい!」〉




『ちょっと、2人ともーー』




〈「笑笑」〉







付き合ってたころから変わらない、いや日に日に大きくなる愛を私に。


ずんが生まれてからはずんと私に。


ほんとに家族への愛が尽きないなぁくん。


もう私もずんも受け流すのが習慣になった笑


でもね、なぁくん。あまり拗ねないで?


私もずんもなぁくんのこと大好きなんだから。








「ほーら、拗ねてないで早く行くよ〜」




〈お父さん置いてかれちゃうから〜ほら乗って?〉




『うん、、って、あ!ゆうちゃんダメ!僕が運転するから!!』




「いーの!今日はなぁくんお休みの日なんだから運転は私がする。」




『んーでも、、』




〈お父さん、ずんの隣座って?〉




『え、いいの?』




〈いいよ笑〉




「はーい2人ともちゃんと乗ったー?」




『うん!』




「じゃあ、しゅっぱーつ!」







今日は久しぶりになぁくんが1日お休みの日だからゆっくりさせてあげたいな〜って思ってたけど


ずんになんだか甘やかされちゃって私までゆっくりしちゃったから


ここから先はバトンタッチ。


運転は私がすると決めていたし、ずんが友達とご飯に行くなら


久しぶりになぁくんとふたりで外食にでも行こうかと思い


準備をしながらお店を調べてこっそり予約しておいた。


家族のことになると張り切っちゃうなぁくんだけど


今日は私とずんにたくさん甘やかされてね?








「ふぅーついた!」




〈運転ありがとう!〉




「いいえ〜あれ?」




〈お父さん寝ちゃっみたい、、〉




「あ、、、」




後ろを見れば、ずんに膝枕されてる状態で寝ているなぁくん。


きっと意図してなったものでは無いのだろうけど


甘やかしてあげるとは言ったけど流石に膝枕は、、


ずんもなんだか気まづそうだし。


それに、私もほんの少しだけ嫌だ。




〈お母さん、ごめんね?〉




「えっ、、いや、気にしてないよ?」




〈ふふっ分かりやすいな〜嫉妬してるって顔に書いてある笑〉




「そ、そんなこと!」




〈ほんとお母さんって可愛い〜こりゃお父さんも惚れるわ!ねぇお父さん!!〉パチッ




『うわぁ!あ、寝てた、、ごめんずんちゃん!』




「//////」




〈こりゃはやく2人にしてあげたほうがいっか〉ボソッ




『ん、ずんちゃんなんか言った?』




〈ううん!なんも言ってないよ?それより早く行こー?〉




『あ、うん、、ゆうちゃんも行こ?』




「なぁくん、、」




ギュッ




『へへっ行こっか?』







何も言わなくても気づいてくれてそっと手を握ってくれた。


恥ずかしいけどやっぱり膝枕は嫉妬しちゃう。


自分の娘に妬くなんて言ったらなぁくんに笑われそうだから言わないけど


やっぱりなぁくんの1番はいつだって私がいいの。




.




.




.




〈お父さんもお母さんも買ってくれてありがとう!〉




『全然だよ〜よかったね欲しいの買えて!』




「なぁくんは甘やかしすぎだけど今日は特別。朝からいろいろありがとうね?」




〈うん!〉




「そろそろ友達と待ち合わせの時間?」




〈だね笑 お母さんたちは今からデート?ニヤニヤ〉




「いや//////」




『うん!せっかくだからそのつもり!!』




〈ふふっじゃあ楽しんで?
お母さん22時前には帰るね?〉




「気をつけて帰ってきてね?」



〈うん!じゃあ行ってきまーす!!〉







ずんが欲しかったらしいかばんと服をなぁくんと私からのプレゼントということで渡した。


ここからは夫婦の時間。


今日は私がリードしようと思っていたのに、、





『じゃあ行くよ、ゆうちゃん?』




「え?どこに?」




『ふふっ今度は僕たち2人のお揃い買いに行こ?』




「えっ、、、」




『嫌だった?』




「ううん、、その、なんだか久しぶりで、嬉しくて////」




『ならよかった、お気に入りのお店見つけたんだ。ついてきて?』




「うん//」







結局、なぁくんにリードされちゃった。


でも夕ご飯だけは予約してたから私がリードして、


そこから酔ってしまったなぁくんを介護。


夕ご飯食べ始めたのが早かったから21時前にはお家に帰って来れて


明日のお仕事でなぁくんがキツくならないように水を飲ませたりとせっせと動く。


なんだか付き合ってたころみたいで懐かしい。








『ゆう、ちゃん、、?』




「ん、どうしたの?なぁくん?」




『ごめん、ね、、せっかく、2人で、、』




「ふふっ大丈夫だよ?久しぶりに飲んだから体がびっくりしちゃったんだよ、なぁくんそんなに飲んでないよ?」




『弱くなっちゃったか〜』




「ふふっ、そうかもね?」




『、、ゆうちゃん、ぎゅー』




「ふふっ、はい、ぎゅー」




『おや、すみ、、、』




「なぁくんいつも頑張ってくれてありがとう。おやすみ?」




『スゥースゥー』







寝ているなぁくんを見つめているとキラッと光るネックレス。


なぁくんとお揃いのものはたくさんあるけど


今日はなぁくんがネックレスを譲らなかったの。


結婚してからはマグカップとかスリッパとか生活用品のお揃いが増えてたから


アクセサリー系は珍しいなって思っていたら




『これはずんちゃんにはプレゼントできないお揃いだからね?』




って言われて、膝枕で嫉妬してたのバレちゃってたみたい。


家具のお揃いはなぁくんとずんと3人でお揃いのものも多いから


きっとこれはなぁくんの優しさ。


今日は甘えたり甘えられたり、リードしたりリードされたり、


なんだか楽しかったな、、、。


私も眠たくなっちゃった、おやすみなさい。