勉強しない息子を合格させた先生の力量
英検話の続きです。英検2級、合格しました(中3) - わたしと家族の日々英検2級、合格しました(中3) - わたしと家族の日々特に勉強などしない純ジャパなのに息子が英検2級に合格できたのは、ひとえにJ先生のおかげです。J先生は、アメリカ人。まだ大学生です。(リモートで本国の大学に在籍している)ここ2年半ほど、息子に週1で英語のレッスンをしてくれています。レッスンでは、宿題でジャーナルやストーリーを書いてきて、J先生にそれを発表し、ネイティブチェックを入れてもらうのを主軸としています。時間が余れば、本を読んだりもします。(キャプテンアンダーパンツとか・笑)ここで、J先生のレッスンの様子を少し書いてみたいと思います。本人の意識的な努力無しに息子の英語力を伸ばしたJ先生の力量の一端をご紹介できれば…レッスンを横で見ながら、いつも感心するんですよね。J先生、若いのにすごいな、って。---今回、一次試験に合格した後、「ちょっとは勉強しようかな」って気になったらしい息子(←順番が違う!)、J先生のレッスンに2級の問題用紙を持って行きました。(J先生のレッスンでは英検対策などお願いしていないので、先生は受験したことも知らなかった)(いつも事後報告・笑)「受かったけど、知らない単語ばっかり~」と息子が問題用紙をJ先生に見せると、OK!じゃあこれ、やってみよう!と、この味も素っ気も無い選択問題を教材にして、楽しいレッスンを展開してくれました。こんな問題の見直しなんて、私だったら、たぶん、知らない単語を辞書でサッと調べるだけだと思う。でも、J先生のレッスンでは、全く知らない単語も、まず、「推測してみて」から始まるんです。息子は往々にして突拍子も無いことを言うんですが、J先生は、それを必ず一旦、受入れてくれます。そこから出発して少しずつヒントが与えられ、徐々に正解に近付いていく。イメージしやすいように寸劇を交えたり。(もしかして演劇経験者?ってくらいさりげなく巧い表現を披露してくれる)その過程が楽しいんです♪例えば、「establish」という単語を知らなかった息子。「想像して、説明してみて(英語で)」と言われ、うーーーんと悩んだ末、息子は「ガーリックシュリンプ!」とひねり出した。J先生も私も、目が点ですよ。でも、J先生は、そういう時でも、Garlic shrimp??....ok, keep going.(※1)と言うのです。いつも、そんな感じです。※【見習いたいポイント1】明らかに違うこと言っているな、と思っても、きちんと最後まで相手の意見を聞く。これねー、私にはなかなかできません。すぐに「違うよ」とか言ってしまう。すると息子は、“Establish” is a Spanish food like garlic shrimp!と胸を張って答えました。(shrimp, Spanish, Espanol の音の響きから連想したと思われる・笑)(ガーリックシュリンプはたぶんスペイン料理ではない…)思わず目頭を押さえて笑いをこらえるJ先生。笑いを堪えきれない私。J先生は、Nice try!(※2) ... but no.と笑顔で返します。誰それはガーリックシュリンプのレシピを確立した(established)だったら使えるかなー?(※3)変な感じするけど…とか言いながら。※【見習いたいポイント2】間違いを指摘するより先に褒める!Nice try! や Interesting!が頻出単語です。※【見習いたいポイント3】総体としては間違っている発言の中から、使える部分、つながりがある部分を拾い上げる。正解だけをポンと教えられるより頭に残ると思う。息子は、「推測して」と言われると、(前後の文脈が無い場合は)なぜか食べ物関係に持って行くことが多いです。calculate(計算する)はキューカンバー・ドリンク、occupied(使用中)は、occuがキューカンバー・ピクルスで、それを使ったパイだとか言ってましたね。(キュ、と来ればキューカンバーなんでしょうね)injury(傷害)は、ウィダー・イン・ゼリーの仲間だと言ってたな。(「in jelly」を英語っぽく発音すると似てる・笑)そこを出発点にして正解まで導くJ先生。素晴らしい!ホームスクーリングで育った方なのですが、彼のお母様がまさにそういう態度で子どもに接する素晴らしい教育者なんです。J先生の素晴らしさは、お母様の教育の賜ですね。教育って、大事ね。(・・・あ。どうしよう。←思わず我が身を振り返る)こういう人に子どもを託せて本当にラッキーだったと思います。ああ、私も、学生時代、こういう先生に学びたかった!