今回は昨夜行われましたスキージャンプ
女子Ｗ杯第１９戦の模様をお送りしたいと
思います
会場はオーストリア・ヒンツェンバッハ🇦🇹
Ｋ点85m、ＨＳ90mのノーマルヒルジャン
プ台
ジャンプ女子Ｗ杯では一番小さなジャンプ
台になりまして、なかなかの難しい台に数
えられます
今季Ｗ杯の後半戦はこのメンバーで戦う
日本女子ジャンプ陣
宮嶋林湖選手が外れ、一戸、岩佐選手が
新たにメンバー入り
GO日本女子ジャンプ陣
今季暖冬で雪不足を物語るこの光景
ヒンツェンバッハも雪がなく、なんだか春
のような陽気で気温も７℃強
先週のルーマニア・ルシュノブで開催予定
の第１７、１８戦も雪不足で中止になりま
したからね……
まずは勢藤優花選手
79.5m、82mの第21位⛷
ラージヒルに比べるとノーマルヒルはやや
不得手の勢藤選手でしたが、
今大会も助走、踏切はバッチリ
あとは空中姿勢が素早く安定すれば、
飛距離も2〜3m伸びるはずです
続いては丸山希選手
蔵王大会以来の久々の試合でしたが…
81m、81mの第20位⛷
解説の一戸全日本コーチは、状態は上向き
と仰っていましたが…
昨年はこの場所で表彰台の３位だった事を
思うと、まだまだ調子が戻ってこない丸山
選手です
日本のエース・高梨沙羅選手
85.5m、85.5mの第12位⛷
飛距離はまずまずもやはりテレマーク姿勢
が入らなかった高梨選手…
前大会の大きなラージヒルとは全く違う
小さなノーマルヒルジャンプ台でしたので
テレマーク姿勢かなかなか難しかった様子
でしたね
日本のＷエース・伊藤有希選手
82.5m、85mの第10位⛷
この台を非常に苦手としている伊藤選手
予選も74.5mと苦戦していましたが、
Ｋ点超えジャンプも整えてトップ１０入り
今シーズンの好調さが続いていましたね👍
番外編でスロベニアのクリネツ選手
日本シリーズの札幌大会以来の出場で
第19位の成績でしたが、
久しぶりにクリネツ選手の笑顔か拝見でき
ましたよね
テレマーク姿勢の旨さは相変わらずでした
第３位はドイツ・シュミット選手🇩🇪🥉
85.5m、89mの素晴らしいジャンプで
やはりテレマーク姿勢が美しい
第２位はオーストリア・ザイフリーズベル
ガー選手🇦🇹🥈
今季絶好調、今回も優勝とは僅かな差
３３歳大ベテランが素晴らしいシーズンを
送っていますよ
優勝は
オーストリア・ピンケルニッヒ選手🇦🇹🥇
88.5m、92mのビッグジャンプ連発
特に２本目はテレマーク姿勢を犠牲にした
ＨＳ超えのスーパージャンプ
まさに圧巻の内容の３５歳でしたね
今大会の表彰台はこのベテラン３名
若手の台頭が著しい女子ジャンプ界ですが
これを見ると勇気がもらえますよね
今大会のトップ１０はこちら
ドイツ勢が３名、後半戦の日本女子ジャン
プ陣の強敵になりそうですよね💦