微熱 | ひとひらの恋

微熱

いつも、素っ気ないのに…


メールだってぶっきらぼうなのに…



こんな時だけ優しいんだね。



くらくらする視界に、

あなた専用のターコイズブルーの着信ランプがキラキラ光る。



「今から行くから」


一言だけのメール。



最近仕事忙しいじゃない。

そんな事してていいの?


真夜中1時、


車のエンジン音が聞こえて、


2分もたたないうちに


鍵の開く音。


外はもぅ寒くて、

冬真っ只中なのに、

額にうっすら汗をかくあなた。


私を見るなり布団の上から抱きしめてくれる。



あなたの心臓がいつもより早いから、


普段から体温の高いあなたの温度が


今日はいつもより高く感じるから、


幸せだなって思っちゃうんだよ。


頬が紅くなってしまうのは熱のせいじゃない。



大好きなあなたのせいなんだから。



会いに来てくれてありがとう。


だいすき。