お声をかけていただいた大学に行ってきた。
ここも、もう一校に負けず劣らず田舎だった(笑)
9時からの練習に参加するために
朝6時に家を出て…
25メートルが10コースもある立派な施設で、
遠くには海も見えた。
「楽しかった!」
高校3年間は楽しいなんて思えなかったね
さて、どっちの大学で泳ごうか…
四年後の事も考えないといけないしね
3年前、高校受験を考えたときは
ただ水泳が強くなりたい!
それだけで、今の高校に決めた。
府で一番きびしくて
速い子が集まる高校。
希望に胸を膨らませて入学したけど
戦力外は暗黙の了解
1年目は練習についていくのが精一杯で
速くなる!なんて二の次だった…
2年目も、ケガをしたり、ここぞの試合で勝てなかったりで思うような結果は残せなかった
苦しい夏を耐えて秋からすこしづつタイムものびはじめ
やっと全国への切符をつかんだ。
頑張った証しは
最高の「敗者復活戦」としてかえってきた。
捨てる神あれば捨てる神あり
選ばれたものとして大学へ行く。
今までろくに話をすることのなかった水泳部の先生方が
もう戦力外じゃなくなった娘の将来を
真剣に考えてくださっている。
最後にちゃんと「恩おくり」して夏を終えよう
(↑西高水泳部では
恩返しも当たり前だけれど、先輩から受けた教えや恩を、後輩に送っていく「恩おくり」というのがある。)