マッチングアプリで知り合った、

滋賀在住のけんさんとの5回目、

紅葉を見に行った日の話の続きです。


ランチを終えて色んな話をしていた私達。

けんさんに以前LINEで振られたけれど、

気持ちに答えていこうと思っている相手とは

1回しか会っておらず、

私の事は友達と言っていたけれど、

2番目にいいと思っている人とのこと。


なんだかよく分からなくなってきましたが、

私はきちんとけんさんに

今の気持ちを伝えました。

「2番目って言われたけど、

現時点ではまだやっぱり、

けんさんの事をいいなって思ってる。

だけど2番目は嫌だから、

私は私で動きながらいるね。」

まずはけんさんが、

次の週に相手と会って

どうなるかを様子見して、私は動こう。

そう思いました。

「また来週、相手と会って

どんな感じだったか教えて!」

そう私は付け加えて言いました。


色々腹を割って話した後、

なんだかけんさんの心の距離が

近くなった気がしました。

今までも仲良く話していましが、

雰囲気がさらに柔らかくなった気がしました。


そして、もう1つ

私は気になっていたことを聞きました。

最初にけんさんと会ったのが9月末、

2回目は私の提案で10月の始めに会いましたが、

3回目いつ会うかを聞いたときに

けんさんは1ヶ月以上先の日程を

提示していました。

これは、気持ちに答えていきたいと

思う相手がいたからなのか?

ということです。


けんさんは、

「それは全く関係ないよ。

大体会うペースって1ヶ月に1回くらい

かと思って。」

と普通の顔をして言いました。

・・・。

それは、いいなって思う人に対してだと、

かなりペース空きすぎじゃないか?

そうけんさんに指摘すると、

「そうなんだね!1ヶ月に1回が

普通だと思ってた。だから、今までも

自然消滅したのかな。

自分はいいと思った人も、

いつの間にか自然消滅してて。」

とけんさん。


こう言うことを聞くと、けんさんは本当に

今まで彼女がいなかったんだなって

改めて思いました。

「普通の女性は、いいと思っても、

私みたいに自分から会おうって

提案しない人も多いよ!」

そう、けんさんに伝えると

「みゆさんはちゃんと言ってくれて

ありがたい!勉強になります!」

とけんさんは言いました。


その後、私達はガーデンミュージアムという、

植物園を写真を撮りながら楽しみ、

日が落ちて来たので、ケーブルカーで山を降り、

叡山電車に乗りました。


叡山電車はこの紅葉の期間、

ある駅と駅の1駅分、

紅葉が線路の両脇にあるので

それをライトアップし、

その中を車内を暗くした電車で

通り抜けるのをやっています。

電車の一番前から見ると、

自分が紅葉の中を通り抜けていくように見えて

なんとも圧巻な景色なのが有名です。


この時期はそんないい感じの動画を

撮りたい人が殺到して、

特等席である2両編成の

進行方向一番前の位置をゲットするのは

至難の技です。

しかし、私は運がいいことに

いい位置をゲットし、

けんさんを呼び寄せました。

「みゆさん、本当に(運を)もってるね!」

と、けんさんは言いました。


私達は最高の景色を楽しみつつ、

動画に撮ることができ満足しました!

その後、京都市内の居酒屋に行き、

ご飯を食べました。

そこでも私達は他愛もない会話を

楽しんでいました。

やっぱりけんさんと一緒にいる空間っていいな、

お昼に色んな事を聞いたけど、

やっぱり好きだな、改めて私はそう感じました。

相手の人とけんさんが来週会って、

お互いが合わなければ

私はけんさんと一緒になる可能性があるわけで。


楽しい時はあっという間で、

お店を出ると、あと20分ほどで終電でした。

前回はけんさんが時間を見ずに過ごしてしまい、

朝まで過ごす事態になりましたが、

今日はまだ今から駅に向かえば間に合う!

そんな時間。

私はけんさんを見ました。

「終電逃そっか。」

どちらからともなく、

そう言い、私達は終電を逃すことにしました。


前回と同じように、終電を逃した私達はカラオケに向かいました。