マッチングアプリで知り合った、

写真と本人が全く違う、

33歳京都在住のゆうきさんと会った次の日。


世間では、

日本シリーズで阪神対オリックスの試合が

もつれ込み今日勝った方が日本一キラキラという日で、

大阪では盛り上がっていました。

しかし、野球に興味のない私。

夕方に飲み会でも参加して、

出会いを見つけるか。そう思っていましたニコニコ


そんな時に、

友達のゆりちゃんから

「今日の夕方から空いてない?」

そうLINEがきました。

ゆりちゃんは阪神タイガースのファンで、

今年からファンクラブに入っていました。


日本シリーズが

京セラドームで開催されるのですが、

甲子園で大きいモニターにその試合を映し出して、阪神タイガースを応援する!

そういった催し物があり、その無料チケットが当たったから一緒に見に行こう!

というお誘いでした。


他の人にも声をかけたが、みんな無理で、

1人で行くのもなと思って

声をかけてくれたようでした。

ここは、仲の良い友達だし、一緒に行こう!

そう思って、ゆりちゃんに

「夕方から行けるよ!」

と返信して、私達は甲子園で阪神タイガースを応援することになりました。


甲子園に向かう最中に、

ゆりちゃんに私の最近の婚活事情を話しました。

もちろん、前日に知り合った

ゆうきさんのことも話しました。


「昨日、アプリで知り合った人と会ったんだけど、写真とは全く違う人が現れてビックリしたんだよね!

でも、どうやらその人はすごい私の事がタイプだったみたいで、

会話の半分以上私の事を褒めてくれたんだよね。」

そう私が言うと、

ゆりちゃんは「どんな人?!」

と興味津々でした。


ゆうきさんの話をしていたら、

ふとゆうきさんはオリックスファン

であることを思い出しました。

もしかしたら、今日京セラドームに

試合を観に行ってるのかも!?

そう思いました。


ちょうどゆうきさんから、

LINEが来たので聞いてみると、

京セラドームで試合を観るようでした。

つまり、同じ試合を

ゆうきさんは京セラドームで

私は甲子園で観る事が発覚しました笑


「昨日のアプリの人、

京セラで試合観てるみたい笑」

と友達のゆりちゃんに伝えると、

「すごいね!チケット取れたんだ!!」

とビックリしていました。


試合が始まるまで、

私とゆうきさんはお互いの球場の様子を

報告し合ったりしてLINEのやり取りをしました。

試合が始まっても、

少しやり取りは続きましたが、

途中からゆうきさんは

試合に集中したようでした。


この日は阪神タイガースの勢いがすごく、

私と友達のゆりちゃんは

周りのタイガースファンの人達と

点数が入るとハイタッチしたりしました。

最終的に、阪神タイガースが

38年ぶりの日本一に輝きましたキラキラ


甲子園は阪神タイガースファン一色で、

六甲おろしが鳴り止むことはなく、

球場を出ても六甲おろしの大合唱!!

警備員に注意され、駅にたどり着くも、

駅のホームでみんなで

六甲おろしの大合唱でした笑


梅田についても、

地下街で六甲おろしが

鳴り止むことはありませんでした。

ある女性が

「号外配ってるよ!もらって来たら?」

と教えてくれたので、

私とゆりちゃんは号外をもらいに

駅の外へ向かいました。


その間、ゆうきさんと再びやり取りが復活し、

「なんか一緒に観戦した気分❤️」

とゆうきさんからLINEが来ました笑

そして、私達が梅田にいることを伝えると、

「まだいる?」

とゆうきさん。


会えるなら1分でもいいから会いたい!

との事でした笑

私は女友達と一緒にいると伝えると、

「ずっと男やと思ってもえてた🔥

まだいる?会えるなら1分でかえる❗」

と猛プッシュが来ました笑


ゆりちゃんに聞くと、

「その人すごいね!笑

いいんじゃない?来てもらえば。」

と面白がっていました。


私とゆりちゃんは号外をもらいに行きましたが、

号外はすぐに無くなってしまった為、

駅に再び向かって歩こうとしていましたが、

今いる場所を写真に撮り、

ゆうきさんに送りました。

すると、すぐに場所を特定したようで、

私の名前を呼びながら

手を振り全力で走ってやってきました笑

友達のゆりちゃんも、

「あの人ね笑」と笑っていました。


ゆうきさんは着くなり、

「よかった!会えて!」と言いました。

これだけ会えただけで嬉しがってくれると、

こちらも悪い気はしません。


そして、

ゆうきさんはオリックスの大ファンなので、

ユニフォームに身を包み、

タオルを持っていました。

友達のゆりちゃんも

タイガースのユニフォームに身を包み

タオルを持っていました。

何を思ったか、

「せっかくなので、一緒に写真撮りましょう!」

そう、ゆうきさんが提案しました。


ゆうきさんのペースに巻き込まれ、

私とゆうきさん、

ゆりちゃんとゆうきさんのペアで

写真を撮りました笑

「いや、まさか昨日の今日で会えてよかった!

あっ、そろそろ終電だから帰るね!

ありがとう!!

また水曜日にね!」

そう言って、

ゆうきさんは嵐のように走り去って行きました。


その姿を見て、ゆりちゃんは

「ゆうきさん、いい人だね。

本当に○○(私のあだ名)ちゃんの事好きなんだね。」

そう言いました。


「いい人なんだよね。すごい好いてくれて。

ただ、アプリの画像がこれなんだよね。」

そう言って、ゆりちゃんにゆうきさんのアプリに登録してある写真を見せると、

「えっ?!これがゆうきさん?!全然違う!!」

とゆりちゃんも本人と全く違う写真に

大絶句していました。


ちなみに、後々この時ゆうきさんと撮った写真と

アプリ登録の写真をよーく比較すると、

なんとなく顔にはほんのわずかに

面影があることが確認できました笑