マッチングアプリで知り合った、

滋賀在住のけんさんと4回目のデート。

行ったバーで、告白してもらえるはず!

そう思っていた私。

しかし、

相手から何のアクションもなかった為に、

自分からふんわり告白をしました。

結果はまさかの

「ちょっと待ってもらってもいい?」

と返事の保留を求められました。

私は一旦、「わかった。」と言いましたが、

納得いかず、もやもやしてしまいました。


楽しいと思っていたのは私だけ?

そう寂しい気持ちになりました。

けれど、「待ってほしい。」と言われては、

待つしかありません。


その後、私達は普通の会話をしました。

私は告白を保留にされた

モヤモヤした気持ちもあり、

バーでお酒が進んでしまいました。

そんな中、

「あっ!終電過ぎちゃった。」とけんさん。

気付くと23時過ぎ。

滋賀まで帰る電車がなくなっていました。


マジか!私はそう思いましたが、

滋賀から来ているけんさんを

1人にして帰るのはあまりにもヒドイ、

そう思った為、

私達はカラオケで夜を明かすことにしました。


私達はカラオケ店に向かい、

カラオケを楽しみました。

しかし、私はバーでお酒が進んでしまった為、

1、2曲歌ったところまでは覚えていたのですが、

そこから記憶が飛んでしまいましたアセアセ


私の記憶が戻った瞬間、

私はけんさんに少し甘えているようでしたアセアセ

「ごめんね!なんか、記憶飛んでた!」

と私が言うと、

「記憶飛んでたの?普通に会話してたし、

歌ってたよ?」とけんさん。


そう、私は記憶がなくても会話ができて、

カラオケも歌えてしまう性質があるのです。

その為、私がお酒に酔って記憶を無くしても、

顔色も変わらない為、大概気付かれないのです。


「普通に会話してたけど、

確かにいつもとは雰囲気違ったかも。

甘えてたし、同じ話2回してたし!」

とけんさん。

私はひたすら謝りました。

「甘えてくれるのは嬉しいけどね。」

そう言ってくれました。

いや、告白して保留された相手に

甘えるとかヤバイでしょアセアセ

そう心の中で思いました。


ほどなくして、

朝になり、始発が動き出す時間になりました。

私達は駅のホームで電車を待っていました。

そんな中、けんさんは

「告白の返事、

クリスマスまでにはできると思う。」

そう言いました。


今は10月の最終週の日曜日。

クリスマスって、2ヶ月先!?

遅すぎない!?

私はそう思いましたが、

恋愛は惚れた方が立場が弱いもので、

「うん、わかった。」

そう答えるしかありませんでした。

「じゃあ、再来週紅葉だね!またよろしくね。」

そう、けんさんは言って帰っていきました。


なんで、保留にされたんだろう?

何故クリスマスまで

待たないといけないんだろう!?

私の中で疑問しかありませんでした。