マッチングアプリで知り合った、

滋賀在住のけんさんと4回目会う日。

10月最終の土曜日。


アプリで知り合った男女が

付き合うまでに会う平均の回数でいえば

4回目はとても平均的。

今日は初めて1日中過ごすので、

1日楽しく過ごすことができたならきっと、

付き合う流れになるであろう。


私は、誕生日の次の日にYくんに振られてから

思い返せば色んな手段で

色んな人に会ってきたな、

そう思うと感慨深くなりました。

短いようで長かった婚活に終止符を打つ時が

ようやく来た・・・!

そんなことを思っていましたニコニコ


そんな中、

私とけんさんはお昼から待ち合わせしました。

今回はお互いの中間地点の京都ではなく、

大阪市内で会いました。


今日は、お昼に

オシャレカフェの眺めのよいテラス席で

ランチをし、

けんさんが行きたいと言っていた

紙の祭典に行き、

海遊館の近くにあるサンセットビーチで

夕日を見た後、

ご飯を食べてバーに行くという流れでしたキラキラ


ランチは、1日3組の枠しかない

予約枠を勝ち取り、とてもいい席でした星

そして、紙の祭典は

けんさんの仕事に関わる分野のようで、

たくさんの種類の紙が展示してあるものでした。

私にはあまり分かりませんでしたが、

1つ1つけんさんが解説してくれ、

もともと興味のある分野ではなかったのですが、

とても楽しみましたウインク


やっぱり一緒にいて居心地いいなぁ。

私はけんさんといて、

とてもそう思っていました。


4回目なので、けんさんもリラックスしていて、

私の口癖を真似したり、

何をしても楽しい!!

そんな時間が流れていきました。


あっという間に夜になり、

私がオススメの居酒屋でご飯を食べ、

そこからバーに行くことになりました。


そろそろ告白の流れだよね。

私はそう、心の中で意識して

ドキドキしてきましたアセアセ


私もけんさんも

バーにそこまで行ったことがないのですが、

ここなら入れそう!

そう思ったバーに入りました。

バーに入るとそこは

しっとりとした大人の空間で、

ゆったりとした時間が流れていました。


私達は自分達が知り得るお酒を頼み、

ゆったりとした時間を過ごしました。

気付くと時間は21時半。

けんさんは滋賀から来ているので、

23時前には解散をする必要がありました。


時間的にはそろそろ告白があってもいいはず!

そう思っていました。

しかし、特にそんな流れもなく22時になり、

私は焦ってきました。


先週居酒屋でできた友達に、

「相手が告白して来なかったら、

私から相手にどう思っているか聞く!」

そう言っていた私。

それを実行する為に、話を切り出しました。


「今日は楽しかったね!」と私。

「色々案内してくれてありがとう!

すごい楽しかった!」とけんさん。


「私は今日1日一緒に過ごせて楽しかった!

これからも一緒に過ごせたら

楽しいって思ったよ。」

私がふんわりほのめかしてそう言うと、

「そうだね、今度紅葉見に行くしね。

楽しみだよね!」

とけんさん。

多分私の話したい事は伝わっていないな、

そう感じました。


これは、もっと分かりやすく言うしかない!

そう思い私はこう言いました。


「私は二人でこれからもいれたらいいなって

思ってるんだけど、私の事どう思ってる?」


さすがにこれは伝わっただろう。

そう思ってけんさんを見ると、

けんさんは一瞬止まり、

私が言いたい事を把握したようでした。

そして、けんさんは

「僕がみゆさんの事をどう思ってるかだよね。」

と言いました。

「うん、それを聞きたいと思ってる。」

と私。


けんさんは戸惑ったような様子で、

「みゆさんは将来京都に住んでもいいって思ってくれてるんだよね。」

そう言いました。

今何故そんな話をするんだろう?

そう思いましたが、

「うん。京都に住むのは全然問題ないよ。」

と私は答えました。

「そうだよね。」とけんさん。


なんだか思っていた反応でなく、

私はどういう状況なのか分からなくなり、

1日楽しく過ごした気持ちが

急に覚めていくのを感じました。


そしてけんさんは言葉を選ぶように、


「ちょっと返事、待ってもらっていい?」


そう言いました。


・・・・・。


何をどう待つの?

私は訳が分からなくなりました。

私はアルコールでぼーっとした頭で精一杯、

「わかった。」

そう答えるのがやっとでした。