2023年7月17日。
Yくんに振られて2日後。
前日は友達とオールでカラオケに行き、
妙なハイテンションになったものの、
なかなか気持ちの整理がつかないままの私
けれど、Yくんに
「いい人を見つけて幸せになってください。」
って言われたし、
失恋の傷は新しい恋によって癒すべきだ
そう思って、気持ちは落ち込んだままだけど、行動してみることにしました
何からしよう
そう思ったときに、
婚活パーティーは大分前に行ったけど、
私には合わなかったなぁ。
そういう思いがあり、
街コン的な飲み会は１人で参加するのに勇気がいるなぁ・・・。
そう思って、ネットで出会いの場を検索していると、趣味婚という文字を発見しました
体験を通して人と知り合う、
それなら１人で参加しても楽しそう
そう思って、すぐに参加できそうな物を探しました
すると、ちょうどいい時間帯にあり、
私の目に止まったのは昼過ぎから開催の
「海遊館での出会い」
海遊館、そこはほぼ1か月前に私の誕生日にYくんと訪れた、ある意味思い出の場所。
ちょっと抵抗はありましたが、Yくんの思いを諦める為にも、あえて海遊館での趣味婚を選びました。
人生初めての相手を探す活動。
ドキドキしながら、海遊館へ行きました。
指定された海遊館のエントランス近くのエリアに向かう最中に、
『ここ、1か月前にYくんと来たなぁ。
その時は1か月後に出会いを求めて再び海遊館を訪れるとは思ってなかったよな。』
そんな思いがよぎりました。
指定された時間ぴったりに着くと、
ぞろぞろと男女が、合計15人ほど集まりました。
会の運営スタッフさんによって、
15人は男女混合の3つの班に分けられました。
女性の方が少なかったのか、
同じ班の女性は、
私ともう１人の女性の2人。
おそらく私よりも年下で、
素朴な可愛らしい女性でした。
男性はそれぞれ班に2～3人という構成でした。
この趣味婚は1時間半で海遊館を巡るもの。
大体30分ごとに班を交代しながら、
それぞれの班の男女で話していくというもの。
魚達も見ながら、相手と会話をするという中々高度なものでした
最初の班で、30代前半くらいの爽やかな男性と最初に話すことになりました
初対面の人とはそこまで緊張しない私。
積極的に話しました
どうやら相手は和歌山から来たようで、
職場では出会いがなく、そろそろ相手を見つけたいと思って参加したらしい。
特別盛り上がるわけではなかったけど、
普通にいい人だな、私はそう思いました。
そこで、まず1回目の班替えタイム。
次は男性3人と私たち女性2人だったので、
1人で男性2人と話す時間もあったため、
それぞれとあまり深く喋ることもなく、
どちらかといと魚達を見るのに専念しました
笑
2回目の班替えタイム。
次は男性2人の班だったので、
前半と後半で1人1人、
それぞれときちんとお話できました
そのうちの前半１人目の男性と楽しく話して、
盛り上がったし楽しかったな、そう思いました。
そんな感じで、
あっという間にイベントが終了しました。
趣味婚のスタッフの方が、
「これでイベントは終了になります。
最後に気になった異性の方と連絡先を交換してください！ここで解散となるので、もう１度海遊館を巡りたい人はそれぞれでお願いします。」
と話しました。
みんな特に積極的に連絡先を交換する訳でもなく、その場は解散となりました
最後の班の前半で、
話が盛り上がって楽しかったな、
そう思った男性をちらっと見ると、
私と同じ班だった女性に声をかけていました。
そのうち2人は、どこかに消えていきました
まぁ、出会いの場だし、
周りを気にせずに、なりふり構わずいくのがいいんだろうなそう思いました。
特に誰とも連絡先を交換することなく、
最寄り駅に向かって歩いて行こうとすると、
最初の班で話した、和歌山から出てきた男性がいました
なんとなく話す流れになって、
もしかしてここで二人仲良くなるチャンス
と期待をしたのも束の間。
「いい出会いありました？」と男性。
「どうなんですかね？逆にいい出会いありたした？」と私。
「年齢層がねぇー。上の方が多かったですね。あと2回目の班の時に女性同士が仲良くなって、女性と喋れなかったんですよね。この後、他の街コン行こうか悩んでます。」
と男性。
いや、私も女性側として参加してたんだが
そう思いながら、
「そうなんですね。他の女性と話してないから年齢層分からなかったです。それにしてもおいくつなんですか？」と男性に聞いてみると、
「31歳です。」と男性。
世間一般的には、31歳からしたら38歳は相手にされないんだな、最近ちょうどYくんとの事もあったのでそう思ってしまいました。
何か行動しよう
そんな気持ちで参加した初めてのイベント。
私の気持ちも乗り切らず、特にこの人！と思うこともなく、ただただYくんとの海遊館の思い出を払拭するだけで終わってしまいました。
『行動した自分、偉い！』
そう、自分を褒めてあげました。