イチローと試合前に食べるおにぎり | 会社員でも簡単にできるビジネスの「本質レシピ」

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「わぁぁおぉぉ!」

2006年のWBCで予選ラウンドで韓国に負けた時にベンチで感情を、露わにさせたイチローを見たのは、初めてでした。


それから12年、


イチロー選手の去就が話題になっていましたが、「古巣のマリナーズと契約」というニュースが飛び込んできました。

日本球界復帰という、噂もありましたが、来年も彼の大リーグ人生が続くようです。


イチロー選手の本を最近、読む機会がありまして、その本の中で印象に残っている「メッセージ」が、いくつかありましたので、今日はその話をしたい、と思います。






〜目次〜 試合前に食べるおにぎり







【イチロー選手の言葉】

「周囲の人が僕にたくさんの期待をかけてくれる。どんどん、かけてくれればいい。ただ、僕は自分の持っている力、以上のものは出せない。今できることをするだけだ」





僕はこの言葉を聞いてなるほどな、と。


イチロー選手らしい、言葉の中に、今まで積み上げてきた実績に対する自信と、「傲慢さ」が最も無駄だということを、自分に言い聞かせているようにも見える。

「傲慢さ」とは
おごり高ぶって、人を見下し、横柄な態度をとること。

しかし、彼に「おごり高ぶる」なんて態度は1ミリも感じない。その逆で「謙虚」さえ感じる。

彼を見ていて、いつも思うのは、「最高のパフォーマンス」をする為に、ベストを尽くす。これを常に考えているな。と。

例えば、彼は試合前に必ず、持参したおにぎりを食べる。
しかし、そのおにぎりに海苔が巻いていてほしいのだが、家から持っていく時に海苔を巻いていたら食べる時にベチャベチャになるから嫌だ。と

食べる直前に自分で海苔を巻くのはストレスなので嫌だ。と

だから、海苔を巻かずにたべる。

凡人からすると、ただの「わがまま」に見える行動。

彼は「最高のパフォーマンス」をする為に、極力、ストレスになることをしない。のです。

これを「わがまま」と捉えることは不毛ではないでしょうか?

彼は「達成したい事」がある為に、考えて、「やらない事」を決めているのです。

「やらない事を決める」という、ことをしっかりとやっているのです。

言い換えれば、今、「自分に出来る事」を確実にやっているのです。

凡人の我々は、おにぎり、一つでここまで「目標」の為に考えていないのが現状です。

彼はここに至るまでに色んな事を思考錯誤してきたはずです。

「あーでもない、こーでもない」を繰り返した結果、

試合前のおにぎりは海苔を巻かず食べる

を選択しているはずです。


一体、イチローの頭の中はどうなってるんだ!?
と、叫びたくなります、、

このように、
一見、このシンプルに見えるかもしれない信念を誰よりも考えていて、「トライアンドエラー」を日々、繰り返している。

エジソンの言葉にあるように、
「私は10000回、失敗したのではない。10000回の失敗しない、方法を学んだ」

大きな何かを成し遂げる為に、小さな失敗(学び)を積み重ねる。

非常に重要な視点です。