確かなこと何ひとつない世界で

出会ったことは本物で

芽生えた夢も愛情も本物で

形ないからって否定しないで

抱きしめてみる


痛みを抱いて今日も走る

焦ってなんてないよ

急ぎたいだけだよ

早くそこまで登りたいだけだよ


1つ2つ3つ4つ

数えるのはその手に掴めるものだけ

目移りするキラキラしたカケラ

破片の片隅に転がる光のカケラ

集めて手のひらで優しく撫でて

愛でて手のひらでそっと包んだ


疲れを抱いて今日も走る

生きてるって証だよ

止まりたくないだけだよ

早くそのてっぺんに行きたいだけだよ


汚れた手で

ドロまみれで遊んで

空は青いままで

風も青く吹いて

心に澱みなく魂が宿って


苦労せずに活きることも

悲しまずに人を愛すことも

傷つけず傷つかず生きることもなくて

悩まず、痛むことなく生きられなくて

生かされてる中で生きることは

簡単じゃない

でもそんな中で、

生きる意味を見つけたくて必死になってもがいてる


弱さを抱いて、傷を抱いて、涙を吹いて

今日も生きてる


そこにいるのが辛いなら

よじ登ってきてみなよ

ホラ穴ん中よりいくらかマシな景色だろう


目に映ったものを疑わないで

手に触れたものを拒絶しないで

耳に届いた歌を抱いて

この脚が踏みしめた地を歩く


痛みを抱いて今日も走る

疲れを抱いて今日も走る

その先に見える景色が笑い飛ばせるほど

バカげた最高なものだと信じて

明日も、明後日も、

生きる証を刻んでいく