自分がそっちの立場に立つなんて。誰も思わない。 | がむしゃらにナース

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保育士→看護師。
いつでも必死!「がむしゃら」がモットー。

自分が仕事を辞めて、専業主婦にならなかったら、

専業主婦がこんなにも大変だなんて

思ってもみなかった。

 

娘が脳の疾患(AVM)になるまでは

自分が病気の子の母になるなんて、思ってもみなかった。

 

娘が手術後にICUに入らなかったら、

自分が看護師になるなんて、思ってもみなかった。

 

自分が看護師にならなかったら、

こんなにも色々な理由で

大変な思いをしている人たちが、

この世にこんなにたくさんいるだなんて、

思ってもみなかった。

 

その立場にならないと、わからないよ。ホント。

共感力高め?!

なんだそれ。分かった気になってるだけだろ。

 

物事にはきっと理由がある!

 

そう自分に言い聞かせても

なんで私ばっかり!って思わない日は無いのが本当。

 

でも、今私が感じている「最悪最低な日」が

本当に全世界のこの瞬間の「最悪最低な日」かどうかなんて

わかりやしないんだ。私には。

・・とも毎日思う。

 

娘の命が助かったとき、本当に心から良かったと思った。

 

まさかその後に色々なことが連鎖して起こって、

私の人生、その他の娘たちの人生、

夫の人生、親の人生に

こんなにも影響するなんて、思ってもみなかった。

 

看護師はもちろん、

医者も、病院も、警察も、行政も

何も、何処も、誰も、助けてくれない。

 

「あー、それはムリですね」

 

って口を揃えて言うだけ。

 

結局、共感なんてものは、

全く同じ立場に立った人だけができることであって、

わかります、わかりますなんて言い放つような

上辺だけの言葉を発する人間には、

絶望と無力感を感じるだけだ。

 

ま、でもね。

今までのこの約15年。

本当に本当に色々なことがあったけど、

なんとか、ほんとうになんとか、乗り越えてきたし、

お陰様で(?)看護師にもなったし、

そのお陰で、看護師の知識を

いざという時に使えたりもしたわけだからさ。

 

やっぱり人生、経験したことに無駄なんてないってこと?

 

そういうことで合ってるよなって

言い聞かせている。なんなら毎日ね。

 

自分の手帳に

『地域カンファレンス』っていう記載があって

看護師モードだった私は

その記載を見て慌てちゃって、

「(え?誰の?地域が関わる人なんて今担当してたっけ?)」

ってなっちゃったんだけど、

 

あ!娘か・・って気づいて

ホッとしたのは数秒。

どうしよ、何はなそ、わかってもらえるかな、

どういう流れでいこう・・って

ソワソワソワソワ。

 

もうさ、自分でも笑っちゃう状況よね。

 

命が助かってホッとしたあとに

待っている現実を知ると、

器質性精神障害って・・

なんとも言えない。

 

それでも、娘は

自力で生きていこうとしている。

 

もう、それを色々な意味で、

応援するしかないです。

 

だって、私はお母さんだからね。