父の命日 | がむしゃらにナース

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保育士→看護師。
いつでも必死!「がむしゃら」がモットー。

今日は父の命日。

 

父が亡くなったとき、私は看護学生でした。

末期の膀胱がんだったけど、

「あと1年くらいかなぁ」と言った父の言葉をすごく信じていて。

 

まだ。いや、もう少し。時間はあるのだろうって思ってて。

 

倒れたって連絡をもらって、またまたぁ・・って思いながら

急いで支度をしていたら

次の連絡が入って。「亡くなった」って。

 

ベッドに寝ている父が信じられなくて。

全く涙も出なくて、感情が「無」になってしまっていた。

 

翌日は看護学校の「看護倫理」のテストで。

父が昨日亡くなったのに、日常は当たり前のように普通に流れてて。

すごく違和感があったのを覚えています。

 

お葬式の日程が決まったので、

それを看護学校の職員室に報告しに行ったら

担任の先生に「看護学生に忌引きなんて無いから!」と真顔で言われ。

 

もうね、何言ってるのかわからなかったよね。

え・・あなた人間ですか?って思った。

 

しばらく放心状態になっていたら、

周りにいた先生たちが

「ちゃんとお葬式に行きなさいよ」「学校のことはなんとかできるから」

って言ってくれて、我に返った感じでした。

 

父が亡くなってからお葬式の日までの間に、

看護技術の学内研修で、差し込み便器の研修の日があって。

 

患者役をやってベッド上臥位になってたら、父もこんな思いだったかな

とか考えだしちゃって。突然感情が戻ってきて。

 

仰臥位のまま、両目からダーって涙が流れちゃった。

先生がたくさん慰めてくれて恥ずかしかったなー。。

 

そん時に「無」だった感情が戻ってきちゃったから、

お葬式中もずっと涙が止まらなくて、ずっとずっと泣いちゃって。

 

なんか自分の中ですごく衝撃的なことだったんですね。

自分が思っている以上に。親が亡くなるって。

 

・・って書いてると、すっごく父と仲良しだったみたいに思われるだろうけど

超昭和のお父さんって感じの人だったので、めちゃくちゃ厳しくてね。

ぶつかりまくりでしたよ。手も出るしね。ザ・亭主関白。

ごはん中はしゃべるな!化粧はするな。勉強は上位!!

みたいな。

 

だから高校卒業したら家を速攻出たよね。うるせー!!って。

 

でもやっぱり大切な存在だったんですよ、私には。

気づくのが遅すぎたね。

 

父が入院しているときに、

私、看護師になろうと思って、と言ったときに

「なんで今更・・」とつぶやかれたのをすごく覚えています。

 

それはマイナスな言い方ではなくて、

なんでまたそんな大変な仕事を選んだんだ・・とでも

言いたそうな感じに見えました。

 

父はすごく忙しい人でした。毎日終電近くに返ってくる感じで。

でも誰もが認める仕事をしていて、学校や友達に

父の仕事を尋ねられるのが誇らしくて、いつもうれしかったです。

毎回、胸を張ってこたえていました。

父を尊敬していました。

 

今の私を見たら父は何て言うかな。

きっとうるさいなーってことを言うと思うけど(笑)

 

絶対に言うのは、「酒を飲みすぎるな」だと思う(笑)

やっぱりうるさいねー

 

永遠に言うことをきかない娘ってことで。

私はもう少しこっちで頑張りますね。