初心者向けの投資についての情報発信を行なっているjomaです![]()
前回の記事では、投資信託のメリット4点・デメリット2点について解説しました。
簡単におさらいです。
【メリット】
①知識や経験がなくても始められる
②少ない資金から始められる
③分散投資ができる
④お得な制度を使える
【デメリット】
①手数料がかかる
②プロに任せてしまうため、投資の楽しさを感じにくい
でしたね。
やはり気になるのはデメリットのところ…
②の感じ方は人それぞれなため、いったん置いといて、、、
問題は①です。
そもそもこの手数料がなにものなのかを解説して行きます。
投資信託の手数料には代表的なものが3つあります。
⒈販売手数料
⒉信託報酬
⒊信託財産留保額
です。
ややこしい漢字が並び始め、だんだん嫌になってきていませんか?
すでにNISAや積立投資を始めているという方でも、この手数料の違いを正しく理解できている人はとても少ないと思います。
ここからは一つずつご説明します。
⒈販売手数料
これは名前から連想できるように、投資信託を買ったときに発生する手数料です。
商品を販売している販売会社に直接支払います。値段は販売会社が決めることができるので、まちまちになります。
⒉信託報酬
プロが自分の代わりに投資したり、運用したりするのに発生する手数料です。運用管理費とも言われます。
管理してもらうことに対して払うものなので、投資信託を保有している期間は毎日支払いが発生することになります。
この金額は商品ごとに固定の金額だったり、純資産額に応じて変動していきます。
投資信託の種類であるインデックスファンドというものは比較的信託報酬が安く、リターンの大きいアクティブファンドは高くなる傾向があります。
⒊信託財産留保額
投資信託を解約・換金するときに発生する手数料です。自動的に差し引かれるので、換金後の金額は手数料を差し引いたものになります。
この手数料は導入していない会社もあるので、ないものを選べばより低コストに繋がりますね。
どうでしょう。なんとなく分かっていただけましたか?
それでは、
この3つの中で一番重要視しなければならないものはどれになるでしょう。
この図を参考にしてみてください。
わざとらしいですね。。
そうです。⒉の信託報酬です。
信託報酬は一度投資信託を手にしてしまうと毎日発生してしまうコストのため、なるべく低く抑えたいのです。
賃貸住宅に置き換えると、
買付手数料→敷金
信託報酬→家賃
信託財産留保額→礼金
みたいなものですかね。
少し違う気もしますが…![]()
ただこの中だったら、みなさんが一番重要視するのはやはり家賃じゃないでしょうか?
ちなみに、
敷金・礼金無料なものがあるように、買付手数料や信託財産留保額は無料なものがあります。
ただし、家賃無料がないように、信託報酬が無料というものはないのでそこは理解しておいて下さい。
では、実際に商品を購入するとして、
信託報酬が安い=商品として微妙なのか?
と、思いませんか?
以前、少しお話ししましたが、投資の世界ではそんなこともないのです。
信託報酬(運用管理費)の値段の差ってどこから生まれるのでしょうか。
謎ですね。
中途半端になってしまうのですが、本日はここまで![]()
前回の記事でインデックスファンドとドルコスト平均法について書くといっていましたが、内容があまりに長くなってしまったので、一度ここでくぎらせて下さい![]()
インデックスファンドについては次の記事で上げたいと思います!
ここまで読んで下さりありがとうございます!
本日もお疲れ様でした。
