かれこれ、仕事をしない生活になって2年半ちょっと…
元々、独立準備中だったので、アルバイト兼任と自分のフリーの料理と農園業生活でした。
仮住まいの大阪では、色々な制約があり、料理や接客のスキルのある私でも、なかなか働く事は出来ません、、、
地元に帰れば、コロナの状況にもよるけど、農園業の再開(元々畑仕事は、私以外の家族にお願いしている)や、出張シェフや、フレンチ惣菜の販売、地域活性化イベント、食育イベントなどなど、個人で出来るお仕事はあります。
もどかしい気持ちで日々過ごしていますが、昨年末にフレンチ店のお手伝いに行って来ました

私が月1ディナーで、通っている近所のお店、オルタンシアビストロさんがおせちの販売をするので、フレンチおせちの盛り込みのお手伝い

私の状況もよく理解頂いてるし、おせちの仕事は経験ありますがめちゃめちゃ大変なんです。
「猫の手も借りたい
でしょうから、お手伝いしましょうか?」

という訳で、大晦日の午前中猫の手代表
として。

もちろん、ブランクあるので無理のない程度で。
9時前に、お店に行ったらおせち容器を広げて盛り込みが始まってました











メンバーはシェフ、アルバイトのフレンチ経験の浅いスタッフと私。
飲食店の現場に戻って来て、懐かしい気持ちでいっぱい

もちろん、おせち引き渡しというタイムリミットがあるのでノンビリやってはられません。
ご予約のお客様は、ちょっとリッチなフレンチおせち(値段はお得すぎる安い)でお正月を過ごす訳で楽しみにしている事でしょう

私も予約済み

ローストビーフにトリュフ塩をかけたり、トリュフを削って盛り付けたり、キャビア乗せたり、下積み時代が長い私は(笑)高級食材乗せるこんな大役いいのか…と思いつつ、一生懸命盛り付けましたよ。
いつかお会いしたいと思ってたお店のマダム(シェフの奥様)にもご挨拶。
奥様はなんと、看護師さん🏥
なんかあっても心強いです。
途中で、ちょっと脂汗が出て来て、くらくら~っとしたので、少し休憩させてもらったものの、復活しまた盛り付けへ.…
お手伝いに行ってご迷惑かけられませんから、無理は禁物!
結果、制限時間内に100セット以上のおせちの盛り込み終了

「あやのさんが居なかったら、絶対間に合わなかったです」
と、お世辞でも嬉しいお言葉を頂きました

猫の手と賑やかしキャラ程度で恐縮です。
4時間弱の久しぶりのプチ労働の感想。
ブランクもあるし、色々な要因もありますが、4キロのリュックを背負っての立ち仕事は思っていた以上に疲れました

お昼に帰宅し、くたくた

でも、充実感もいっぱい!
元旦に食べようと思っていたおせちでしたが、現場を知った私としては
【絶対今日食べた方が美味しい】
と思い人生初のフライングおせちを大晦日に頂きました!
マダム手書きの直筆メニュー(全部)
えー!直筆なんてスゴいです!って言ったら
「最初はそんなに予約入ってなかったから…」
おせちは、既製品を取り混ぜたり、冷凍品だったりお店によってはマチマチですが、ここのおせちは全部手作りでとにかくリーズナブルで、買った方は大満足だったはずです



ワインに合うおつまみばかり

人生のお休み期間が長くなると、社会復帰もスローペースじゃないと大変なんだと実感しましたが、とても良い経験をさせて頂きましたね~。
それでは、また。