本日二回目の更新。
 
ここでは、前回の質問から一つ飛ばしてしまうんですが、アンケート作成時に慎重に順番を考えてなかったのもありわかりやすい質問内容からということで、卒論内容通り質問5からいきたいと思います。


Q5「脇見恐怖になったきっかけ」の回答結果をまとめた。


回答結果

① 男性26歳 わからない

② 男性31歳 自分では見ていないつもりなに、クラスメイトから“こっちを見てる”と言われて、自分の視線が気になり始めたこと。

③ 男性20歳 人からどう思われるかを気にし過ぎたこと

④ 女性19歳 わかりません。

⑤ 女性20歳 人間関係がうまくいかず精神的に不安定だった。席替えをして隣の席の子が視
界に入るようになった。

⑥ 男性41歳 学校の授業中、隣を見てるつもりはないのに、ジロジロ見るなと言われた事

⑦ 男性40歳 不明

⑧ 女性32歳 高校2~3年生の時。両親から実家を継ぐ進路を頑なに強制されて。進学校にも
関わらず、自分の意思に沿う進路の自由、自分個人に、経済力と学力が無かったため。思春期特有の人見知りも関係してたかなと。(きょうだい間の教育に対する厳しさの差もあり。)

⑨ 女性20歳 身体的なコンプレックスがあり、人と会話をするときに相手が自分のどこを見ているか、どういう目で見ているかが気になり人の視線を伺う癖がついてしま
い、いつの間にか脇見恐怖症に発展。

⑩ 女性43歳 友達の視線が怖いと思ったこと

⑪ 女性23歳 何もしていなかったのに当時権力を持ってた女の子に睨まれた時に自分が見て
たのかと不安になったことがきっかけです。

⑫ 男性31歳 分からない

⑬ 男性22歳 クラスの女子に悪口を言われて

⑭ 男性24歳 中学の頃のいじめで人間不信になったのがきっかけだと思います。

⑮ 女性36歳 人間不信。

⑯ 女性34歳 10歳の頃からの強迫観念症やうつや、パニック、対人恐怖と思います。



ここでわかったことは、人によってさまざまなであるが環境として学生時代の学校での人間関係から人目を気にするようになったことがきっかけとなっているケースが多い。

これは、対人恐怖や対人不安の症状があるかどうかのQ6「脇見恐怖の症状以外に対人不安の症状はあるか?」の質問によって判明した。回答結果を図3に示した。






この図をみてわかるように、脇見恐怖以外の対人恐怖の症状が「ある」と回答した人は16人中13人だった。これは脇見恐怖の症状自体が対「人」であるため切っても切り離せない、そして脇見恐怖以外にさまざまな対人恐怖や対人不安の症状を合併してしまうため、複雑な病気で理解されづらいということにもつながる。



そして、対人恐怖や対人不安の症状について質問したQ7「(対人恐怖の症状があると回答した人)具体的にどんな症状ですか?」の結果に私は注目した。回答結果を抜粋した。


回答結果

② 男性31歳 対人恐怖、自意識過剰で人とコミュケ―ションし辛い。

③ 男性20歳 無回答

④ 女性19歳 吃音。相手にとって一番よい印象になる答えを探しすぎて言葉が出なくなる

⑤ 女性20歳 無回答
⑧ 女性32歳 無回答
⑨ 女性20歳 無回答

⑩ 女性43歳 社会不安障害

⑪ 女性23歳 こうあったはいけない、反応してはいけない、自然に振る舞おうとすればするほどできなくなります
⑫ 男性31歳 SAD(社会不安障害)

⑬ 男性22歳 大勢の人間がいる場所において不安を感じる

⑭ 男性24歳 相手を信用できなくて話すたびに緊張してしまいぎこちない話し方になる。

⑮ 女性36歳 あがり症。

⑯ 女性34歳 異性で意識してしゃべりにくい時があります。真正面向かい過ぎたら出るとき
        がたまにあります。




 回答結果からわかるように、その具体的症状がはっきりとした特徴ある対人恐怖症の症状ではなかったり(たとえば赤面恐怖)または、「はい」と回答しているが症状は記入されていないものもあった。

 これまで、文献による調査の症例では、はじめに対人恐怖症である赤面症が発症しその後、視線恐怖症や脇見恐怖症に発展しているケースが多かったが、アンケートでは「赤面症」と回答した人はいなかった。

 つまり、本アンケートの回答者の多くは「相手の視線(相手の言動)」から始まり「自分の視線」、つまり「脇見恐怖」に移行し、その後、脇見恐怖によって対人恐怖の症状が現れているように見受けられる。


また、Q5「脇見恐怖になったきっかけ」の回答に戻るが、結果の約半数ほどの人は「相手の視線」がきっかけで脇見恐怖を発症しており、“赤面症”などの具体的な対人恐怖の症状を回答した人が少ないことからもわかる。
 こうしたことから、現在は脇見恐怖から対人恐怖に発展していくケースが多いことが推測され、この結果は私自身も驚きであった。


 しかし、本アンケートは回答者自身が脇見恐怖症であることを「自覚している」人のみであり、回答人数も大多数ではない。
 そのため、人によって症状やきっかけは違いがあり一概にこうであるとは言えない。

Q5の回答のなかには、いじめ、身体的なコンプレックス、家庭環境からの抑圧、そして対人恐怖やパニック障害といった回答があることを見逃してはならず、ここにやはり脇見恐怖が複雑な病気であり、さまざまなきっかけから脇見恐怖に発展していくということも示される。



 まとめると、本アンケートの結果として「相手の視線から」脇見恐怖に発展する回答者が多いという背景には、「現代人らしい」特性がよく出ている。
y人との関係が希薄になっている時代であり、相手の視線や行動、言動に敏感な人たちが多いのではないだろうか。こうした現代社会ならではの「脇見恐怖症」の実態が垣間見れた回答結果であった。



以上、Q5~Q7の質問内容のまとめでした。こうやって改めて卒論を思い返してみると当時者のアンケートは本当に貴重な意見であるとな感じました(・ω・)/
こんばんは。そしてお久しぶりです。

毎日寒い日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか??

去年末に更新してからなかなか時間がなくて更新ができずごめんなさい。

年も明け、早くも二月に突入ですね。昨年からブログを始めて、以外にもいろいろな方に読んでいただきとてもうれしく思います。今年も卒論や日々思うことについて綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

そして、最後に更新したときの図表がとても見づらくて申し訳なかったです(´・ω・`)

そこで、去年まで大学に通っていた友人に図表の保存の仕方を教わることができ、おかげさまで前回よりは見やすくなったと思います。よかったです~!!

ということで、今回は、前回のせた第二章第二節からもう一度のせてみようと思います。前回の画像は見づらかったと思うので。。。


第二節 アンケート調査結果の分析―   
       脇見恐怖について―  



 アンケートの質問順に①脇見恐怖について②脇見恐怖の治療と対策③周囲との関係の三つに分け、そこからさらに関連する質問項目をまとめて分析する。
 ここでは「①脇見恐怖について」のなかで(1)脇見恐怖の発症年齢・重症年齢(2)脇見恐怖の症状・発症のきっかけ(3)脇見恐怖の症状が表出する場面・脇見恐怖によって生活上困難なことや諦めたこと(4)脇見恐怖を知ったきっかけ・知るまでの年数に分けて述べていく。アンケート実施後、分析のため上記の内容ごとに質問項目をまとめたため、多少質問番号が前後し見づらいところもあるがご了承いただきたい。


①脇見恐怖について

 (1)脇見恐怖の発症年齢・重症年齢


Q1「脇見恐怖の発症年齢」の回答結果を図1に、発症の平均年齢は17.94歳だった。


回答結果

① 男性26歳 13

② 男性31歳 12~13歳

③ 男性20歳 18

④ 女性19歳 17

⑤ 女性20歳 16

⑥ 男性41歳 18

⑦ 男性40歳 33?

⑧ 女性32歳 17~8才

⑨ 女性20歳 15

⑩ 女性43歳 23

⑪ 女性23歳 13くらいからその
    兆候が見られ
    はっきり自覚で
    きるほどに悪化
    したのは17の時
    です。

⑫ 男性31歳 22歳

⑬ 男性22歳 14歳

⑭ 男性24歳 13

⑮ 女性36歳 16

⑯ 女性34歳 27歳








発症年齢の平均は17.94歳で20歳より前に発症している人が多く、その後21歳以降急激に減少していることがわかる。これは、対人恐怖症は比較的青年期にピークを迎え、30歳を過ぎたころから減少していくことに関係しているのではと考える。




次に、Q2の「脇見恐怖の症状が重症だったときの年齢」の回答結果を図2に示したが、やはり15歳~19歳、特に18~19歳に集中している。







(2)脇見恐怖の症状・発症のきっかけ


Q3、脇見恐怖の症状はどんなものがありますか? の回答結果を抜粋する。



①男性26歳  視線が相手に伝わる

②男性31歳  周辺視野に意識が集中してしまう、見たくないのに見てしまう。周辺視野の中でも両脇が特に気になり、両脇に居る人やモノから意識が逸らせない。両脇にいる人に見ていること、意識していることが気付かれないか気になる。バレないように頬杖をついたり、眠ったフリをしたりするが、なおさら意識が集中してしまう。両脇に人が居るところでは、満足に目を開けたり本を読んだり、正面を見たりす
ることができない。

③男性20歳  視界に入った人をずっと見続けてしまう

④女性19歳  電車が指定席以外乗れない、授業中にノートが取れない。仕切りがあるところでないと外食ができない

⑤女性20歳  隣に座ってる人のことが気になって見てしまう。すれ違う人のことも見てしまう。

⑥男性41歳  自分の目が人に不快感を与えていないか常に気になる

⑦男性40歳  顔の表情の緊張、こわばりなど

⑧女性32歳  近く(自分が相手の視界に入り、相手も自分の視界に入る場所)に人が居ると授業よりそちらが気になり集中できない。なるべく最前列、端っこの席を選んでました。映画館もPC作業も同じ。


⑨女性20歳  人が視界に入っているときや、近くに人の存在を感じるときに、過度な緊張が生まれて症状が出る。警戒心が強くなる。「見てはいけない」という心理が強く生まれるが、それがかえって病状を意識する形になってしまっている気がする。(自律神経の問題?)

⑩女性43歳  周辺視野で見てしまう

⑪女性23歳  一度視界に入りその後意識してしまうとコントロールができなくなる。

⑫男性31歳  無回答

⑬男性22歳  体が震える

⑭男性24歳  自分の視界に入った人を見たくなくても見てしまう。特に斜め前の人に対して脇見の症状が出やすい。 

⑮女性36歳  異性&同性の性的な部分に目が行く。視界に入っても入らなくても、意識が向く。

⑯女性34歳  無回答




回答結果からもわかるように、ほとんどの人が「自分の視界に入った人を“見てしまう”、意識してしまう」ということが明確となった。
 特に、脇見恐怖の特徴的症状である「前方のみではなく、周辺視野で人や物が見えてしまう」といった状態を回答する人が多く、実際にこういった症状で悩み苦しんでいる人たちがいることを証明することができた。

こんばんわ。本日二回目の更新です。せっかく第二節作成していたのに突然画面がおかしくなり全て消えました。はああああ。ショックです( ̄□ ̄;)
 ということで、気を取り直して今日はアンケート回答を三つに分けたんですがそのうちの①脇見恐怖についてのQ1~Q3までをまとめてみました。
画像はやはり小さめでしょうか(´・ω・`)見づらかったら画面をアップしてご覧になってみてください。申し訳ありません。



第二節 アンケート調査結果の分析―   
       脇見恐怖について―  

     
 アンケートの質問順に①脇見恐怖について②脇見恐怖の治療と対策③周囲との関係の三つに分け、そこからさらに関連する質問項目をまとめて分析する。
 ここでは「①脇見恐怖について」のなかで(1)脇見恐怖の発症年齢・重症年齢(2)脇見恐怖の症状・発症のきっかけ(3)脇見恐怖の症状が表出する場面・脇見恐怖によって生活上困難なことや諦めたこと(4)脇見恐怖を知ったきっかけ・知るまでの年数に分けて述べていく。アンケート実施後、分析のため上記の内容ごとに質問項目をまとめたため、多少質問番号が前後し見づらいところもあるがご了承いただきたい。

①脇見恐怖について

 (1)脇見恐怖の発症年齢・重症年齢


 Q1「脇見恐怖の発症年齢」の回答結果を表1と図1に、発症の平均年齢を表2に示した。


発症年齢と平均 表1,2




発症年齢 図1


 発症年齢の平均は17.94歳で20歳より前に発症している人が多く、その後21歳以降急激に減少していることがわかる。これは、対人恐怖症は比較的青年期にピークを迎え、30歳を過ぎたころから減少していくことに関係しているのではと考える。



次に、Q2の「脇見恐怖の症状が重症だったときの年齢」の回答結果を図2に示したが、やはり15歳~19歳、特に18~19歳に集中している。




 



(2)脇見恐怖の症状・発症のきっかけ


 Q3「脇見恐怖の症状」の回答結果を表4にまとめたものを抜粋する。


Q3、脇見恐怖の症状はどんなものがありますか?
 
①男性26歳  視線が相手に伝わる

②男性31歳  周辺視野に意識が集中してしまう、見たくないのに見てしまう。周辺視野の中でも両脇が特に気になり、両脇に居る人やモノから意識が逸らせない。両脇にいる人に見ていること、意識していることが気付かれないか気になる。バレないように頬杖をついたり、眠ったフリをしたりするが、なおさら意識が集中してしまう。両脇に人が居るところでは、満足に目を開けたり本を読んだり、正面を見たりす
ることができない。

③男性20歳  視界に入った人をずっと見続けてしまう

④女性19歳  電車が指定席以外乗れない、授業中にノートが取れない。仕切りがあるところでないと外食ができない

⑤女性20歳  隣に座ってる人のことが気になって見てしまう。すれ違う人のことも見てしまう。

⑥男性41歳  自分の目が人に不快感を与えていないか常に気になる

⑦男性40歳  顔の表情の緊張、こわばりなど

⑧女性32歳  近く(自分が相手の視界に入り、相手も自分の視界に入る場所)に人が居ると授業よりそちらが気になり集中できない。なるべく最前列、端っこの席を選んでました。映画館もPC作業も同じ。


⑨女性20歳  人が視界に入っているときや、近くに人の存在を感じるときに、過度な緊張が生まれて症状が出る。警戒心が強くなる。「見てはいけない」という心理が強く生まれるが、それがかえって病状を意識する形になってしまっている気がする。(自律神経の問題?)

⑩女性43歳  周辺視野で見てしまう

⑪女性23歳  一度視界に入りその後意識してしまうとコントロールができなくなる。

⑫男性31歳  無回答

⑬男性22歳  体が震える

⑭男性24歳  自分の視界に入った人を見たくなくても見てしまう。特に斜め前の人に対して脇見の症状が出やすい。 

⑮女性36歳  異性&同性の性的な部分に目が行く。視界に入っても入らなくても、意識が向く。

⑯女性34歳  無回答


 回答結果からもわかるように、ほとんどの人が「自分の視界に入った人を“見てしまう”、意識してしまう」ということが明確となった。
 特に、脇見恐怖の特徴的症状である「前方のみではなく、周辺視野で人や物が見えてしまう」といった状態を回答する人が多く、実際にこういった症状で悩み苦しんでいる人たちがいることを証明することができた。

以上、本日はここまでにします。ご精読ありがとうございました。次回は、「脇見恐怖症になったきっかけ」の回答結果から続けていきたいと思います。またよろしくお願いいたします。