こんばんわ。毎日寒い日が続いてますが皆様いかがお過ごしですか?

インフルエンザも流行っていますので、くれぐれも風邪など気をつけてくださいね。

 

ではさっそく前回の卒論の続きを更新したいと思います。ちなみに、前回は第二章第二節Q5~Q7をまとめましたので、その続きから更新します。Q5~Q7は、脇見恐怖症に症状・発症のきっかけについて触れていました。

時間が経ってしまいましたので、前回更新分を読みながら思い出していただけたらありがたいですm(_ _ )m

 

 

今回は、「(3)脇見恐怖の症状が表出する場面・脇見恐怖によって生活上困難なことや諦めたこと」について質問しております。

 

 質問の順番がずれるがQ4「脇見恐怖の人たちはどんな場面で症状が現れるか」の回答結果を抜粋する。

 

① 男性26歳 人が視界に入るとき 


② 男性31歳 最初は斜め前や両脇、ひどくなると全ての場面 


③ 男性20歳 学校で黒板を見る時や食事の時、映画を見る時などなど 
 
④ 女性19歳 外食、電車、授業中、行列、ライブ 


⑤ 女性20歳 道を歩いてるとき。隣に人が座っている状況(外食する際や講義を受けてるときなど)。電車やバス。 
 
⑥ 男性41歳 人がいるところでは常に 
 
⑦ 男性40歳 複数の相手に対して話すとき 
 
⑧ 女性32歳 ふとした時。もしくは体調が良くない時。以前こんな事があったな…とフラッシュバックする時。 
 

⑨ 女性20歳 大学での授業の際、黒板を見るときや、円形に座って複数人で会話するとき、オーケストラで  指揮者を注視するとき。ひとつのものを、複数人で見る場面が苦手のように感じる。 
 
⑩ 女性43歳 人とテレビを一緒に見る時など 
 
⑪ 女性23歳 親しくない間柄の歳が近い人達がたくさん集まった場所が1番ひどくなります。 
 
⑫ 男性31歳 デスクワーク 
 
⑬ 男性22歳 授業中 
 
⑭ 男性24歳 基本的に人が周りに多くいる場所です。職場、電車、繁華街など。    
 
 ⑮ 女性36歳 緊張する人が多い場所。 
 
 ⑯ 女性34歳 無回答 

 

上記の結果の通り、人が一人でもいるところは「常に」であると言っても過言ではない。脇見恐怖症の人たちは、普通の日常生活上で「常に」症状を抱えながら辛い思いをして過ごしており、ここが脇見恐怖症の恐ろしいところである。


多くは、学校の講義、一つのものに対して大勢で何かを鑑賞するとき、デスクワークやパソコンを使用する作業を座ってするときなどである。

 

学生や会社員の人たちにとっては過酷な環境である。また、電車やバスでの場面、人と隣合ってテレビを見ているときといった意見もあり、日常で毎日誰もが経験する環境である。脇見恐怖症の人たちは、一歩外を出れば気が休まる場所がないのである。

 

 

この結果から関連するQ8の「脇見恐怖によって生活上困難を感じたり諦めたりしたことはあるか?」の質問についての解答結果を図4に示した。

 

 

 

図4からもはっきりわかるように「はい」と回答した人が16人中15人であった。

 

そして、Q9「(はいの方)どんなことに困難を感じたり諦めたりしますか?」の回答結果を抜粋した。

 

 

① 男性26歳 無回答 

 

 ② 男性31歳 人とコミュニケーションが全くできない、周りに人がいるときに目を開けられない、勉強ができない 
 
③ 男性20歳 大学に通えない、人と話すときに距離を置いてしまう 
 
④ 女性19歳 人間関係。大学をやめました。 
 

⑤ 女性20歳 授業を受けるのが怖くて大学に行けなくなった。道を歩くのも怖くて緊張してしまう。 仕事を選ぶ際に脇見が邪魔をして好きな仕事につけない。 
 
 ⑥ 男性41歳 大学中退、やりたい仕事も選べない。1人で飲食店やお店に行けないなど 
 
 ⑦ 男性40歳 仕事、人間関係 
 

⑨ 女性20歳 大学での授業の際、黒板を見ることができずノートがほぼ取れない。 複数人で会話をするときは常に目を瞑るか俯くかしてしまう。  (それにより多少人間関係が上手くいかないこともある) 
 
⑩ 女性43歳 人間関係がうまくいかない 
 
⑪ 女性23歳 勉強 人間関係 バイト 
 
⑬ 男性22歳 高校を中退した 
 
⑭ 男性24歳 人とすれ違うときは下を向くようになりました。人間関係も対人恐怖とかもあってうまくいかないです。 
 

 ⑮ 女性36歳 同性&異性の性的な部分にチラ見だけど目が行く。視界に入ると意識が集中してしまったり。 自分のしてる事が気持ち悪くて、前向きになれませんでした。 
 
 ⑯ 女性34歳 仕事や人間関係に支障をきたします。 

 


 上記のような意見がまとまったが、学校を中退してしまった人や人間関係がうまくいかなくなったなど深刻な問題である。


これはQ2の「脇見恐怖の重症年齢」でも述べたが脇見恐怖症は青年期に一番重症化するケースが多く、ほとんどの人は中学校から大学へ通っている。そして、同時に脇見恐怖の症状が学校の授業や講義での場面で起こりやすいということもあり不登校に陥りやすい。

 

今回の質問結果で、脇見恐怖症が発症することによって生活に支障をきたしてしまう人が多いことに驚かされ、また脇見恐怖症がいかに辛くて大変な病気であることがわかる結果となったのは貴重である。

 

以上、長いこと更新できず申し訳ありませんでした。次回は (4)脇見恐怖を知ったきっかけ・知るまでの年数についてまとめていきます。

お楽しみにv(^-^)v


 追記:以前から卒論資料を投稿しておりますが、外部へのリンク貼り付け、投稿は無許可なしに行うのは禁止させていただきますことをご了承くださいませ。

 

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卒論の方はまた近々更新いたします!見てくださる方なかなか更新できずすみませんあせるあせる

本日二回目の更新。
 
ここでは、前回の質問から一つ飛ばしてしまうんですが、アンケート作成時に慎重に順番を考えてなかったのもありわかりやすい質問内容からということで、卒論内容通り質問5からいきたいと思います。


Q5「脇見恐怖になったきっかけ」の回答結果をまとめた。


回答結果

① 男性26歳 わからない

② 男性31歳 自分では見ていないつもりなに、クラスメイトから“こっちを見てる”と言われて、自分の視線が気になり始めたこと。

③ 男性20歳 人からどう思われるかを気にし過ぎたこと

④ 女性19歳 わかりません。

⑤ 女性20歳 人間関係がうまくいかず精神的に不安定だった。席替えをして隣の席の子が視
界に入るようになった。

⑥ 男性41歳 学校の授業中、隣を見てるつもりはないのに、ジロジロ見るなと言われた事

⑦ 男性40歳 不明

⑧ 女性32歳 高校2~3年生の時。両親から実家を継ぐ進路を頑なに強制されて。進学校にも
関わらず、自分の意思に沿う進路の自由、自分個人に、経済力と学力が無かったため。思春期特有の人見知りも関係してたかなと。(きょうだい間の教育に対する厳しさの差もあり。)

⑨ 女性20歳 身体的なコンプレックスがあり、人と会話をするときに相手が自分のどこを見ているか、どういう目で見ているかが気になり人の視線を伺う癖がついてしま
い、いつの間にか脇見恐怖症に発展。

⑩ 女性43歳 友達の視線が怖いと思ったこと

⑪ 女性23歳 何もしていなかったのに当時権力を持ってた女の子に睨まれた時に自分が見て
たのかと不安になったことがきっかけです。

⑫ 男性31歳 分からない

⑬ 男性22歳 クラスの女子に悪口を言われて

⑭ 男性24歳 中学の頃のいじめで人間不信になったのがきっかけだと思います。

⑮ 女性36歳 人間不信。

⑯ 女性34歳 10歳の頃からの強迫観念症やうつや、パニック、対人恐怖と思います。



ここでわかったことは、人によってさまざまなであるが環境として学生時代の学校での人間関係から人目を気にするようになったことがきっかけとなっているケースが多い。

これは、対人恐怖や対人不安の症状があるかどうかのQ6「脇見恐怖の症状以外に対人不安の症状はあるか?」の質問によって判明した。回答結果を図3に示した。






この図をみてわかるように、脇見恐怖以外の対人恐怖の症状が「ある」と回答した人は16人中13人だった。これは脇見恐怖の症状自体が対「人」であるため切っても切り離せない、そして脇見恐怖以外にさまざまな対人恐怖や対人不安の症状を合併してしまうため、複雑な病気で理解されづらいということにもつながる。



そして、対人恐怖や対人不安の症状について質問したQ7「(対人恐怖の症状があると回答した人)具体的にどんな症状ですか?」の結果に私は注目した。回答結果を抜粋した。


回答結果

② 男性31歳 対人恐怖、自意識過剰で人とコミュケ―ションし辛い。

③ 男性20歳 無回答

④ 女性19歳 吃音。相手にとって一番よい印象になる答えを探しすぎて言葉が出なくなる

⑤ 女性20歳 無回答
⑧ 女性32歳 無回答
⑨ 女性20歳 無回答

⑩ 女性43歳 社会不安障害

⑪ 女性23歳 こうあったはいけない、反応してはいけない、自然に振る舞おうとすればするほどできなくなります
⑫ 男性31歳 SAD(社会不安障害)

⑬ 男性22歳 大勢の人間がいる場所において不安を感じる

⑭ 男性24歳 相手を信用できなくて話すたびに緊張してしまいぎこちない話し方になる。

⑮ 女性36歳 あがり症。

⑯ 女性34歳 異性で意識してしゃべりにくい時があります。真正面向かい過ぎたら出るとき
        がたまにあります。




 回答結果からわかるように、その具体的症状がはっきりとした特徴ある対人恐怖症の症状ではなかったり(たとえば赤面恐怖)または、「はい」と回答しているが症状は記入されていないものもあった。

 これまで、文献による調査の症例では、はじめに対人恐怖症である赤面症が発症しその後、視線恐怖症や脇見恐怖症に発展しているケースが多かったが、アンケートでは「赤面症」と回答した人はいなかった。

 つまり、本アンケートの回答者の多くは「相手の視線(相手の言動)」から始まり「自分の視線」、つまり「脇見恐怖」に移行し、その後、脇見恐怖によって対人恐怖の症状が現れているように見受けられる。


また、Q5「脇見恐怖になったきっかけ」の回答に戻るが、結果の約半数ほどの人は「相手の視線」がきっかけで脇見恐怖を発症しており、“赤面症”などの具体的な対人恐怖の症状を回答した人が少ないことからもわかる。
 こうしたことから、現在は脇見恐怖から対人恐怖に発展していくケースが多いことが推測され、この結果は私自身も驚きであった。


 しかし、本アンケートは回答者自身が脇見恐怖症であることを「自覚している」人のみであり、回答人数も大多数ではない。
 そのため、人によって症状やきっかけは違いがあり一概にこうであるとは言えない。

Q5の回答のなかには、いじめ、身体的なコンプレックス、家庭環境からの抑圧、そして対人恐怖やパニック障害といった回答があることを見逃してはならず、ここにやはり脇見恐怖が複雑な病気であり、さまざまなきっかけから脇見恐怖に発展していくということも示される。



 まとめると、本アンケートの結果として「相手の視線から」脇見恐怖に発展する回答者が多いという背景には、「現代人らしい」特性がよく出ている。
y人との関係が希薄になっている時代であり、相手の視線や行動、言動に敏感な人たちが多いのではないだろうか。こうした現代社会ならではの「脇見恐怖症」の実態が垣間見れた回答結果であった。



以上、Q5~Q7の質問内容のまとめでした。こうやって改めて卒論を思い返してみると当時者のアンケートは本当に貴重な意見であるとな感じました(・ω・)/