あの凱旋帰国の日の 怒涛の会見の感動から

もう2週間以上が経ち

相変わらず タイミングのずれた記事ですが

 

日本記者クラブの記者会見で

最後の質問者の個人参加の記者(お声から 多分年配の男性)が

「リンクに投げ入れられた花束やプーちゃんw がお金であったら‥」と

ちょっとインパクトのある質問をしました

 

そのことを 「なんて下衆い質問をするんだ!」とか

「質問者の人格を疑う」などの批判ツイートを見かけました

 

ただ 私はすごく上手い質問の仕方だと思いました

思いがけない質問をすることにより 「素」を引き出す

ベテラン記者の 高度なテクニックかもと

 

 

あの日のすべての質問に対する 羽生選手の受け答えは

もう びっくりするくらい素晴らしいものでしたが

 

中でも 最後のこの質問に対する答えが 秀逸で

彼の賢さや 人格の奥深さが 一番現れていたように思います

 

フィギュア観戦などが高額であることを述べた上で

「経済が回っていたらそれでいいです」

なんて

こんな場所で 誰が言うことが出来るでしょう

しかも23歳の若者です

 

政治の世界や 経済界や 学者やその他一流と言われる人たちに

インタビューし慣れている記者たちでさえ

『なんて見事な人物だろう!』

と 思われたに違いないんですもの