「ここにきて米中貿易摩擦を受けてドイツ経済に陰りがでて、2019年のユーロ圏の経済成長率の予想が下振れしたことや、FRB(米連邦準備理事会)が金融引き締めに慎重になりだしたことを受けて、欧州では債券買いが勢いづきドイツの10年国債が0.07%まで下がりマイナス金利へ転換しようとしている。ECB(欧州中央銀行)は2018年末に量的緩和策を打ち切ったものの、利上げは難しくなった」(2019年2月14日日経朝刊・「独長期金利マイナス視野」)
「日銀のマイナス金利政策で地銀の収益は加速度的に低下しており、上場する79の地銀のうち、2018年4~12月の決算でスルガ銀行・栃木銀行・武蔵野銀行の3行が最終赤字に転落した」(2019年2月15日日経朝刊・「地銀3行赤字転落」)
このままでは金融機関の破綻が相次いで起こる可能性もあるのに、景気回復と経済成長アップを優先し低金利を止められない先進国の金融政策。
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