【中国】先物綿花:今年最高の値上げ幅に、生産量の大幅減で
綿花の先物取引市場である鄭州商品交易所では、9月21日以来、綿花の先物価格の上昇が続いている
。10月10日の引け値は、前取引日と比べて2.6パーセント上昇し、2005年に入って最高の上げ幅を記
録した。13日付で北京青年報が伝えた。
鄭州商品交易所では、全国の綿花の作付面積が前年比で11.7%減少していることや、天候不良の
影響で、05年通年での総生産量は15%以上、約530万トン減少すると予測している。当初、農業部に
よる「570万トン減少」という予想よりは減収幅が縮小するもよう。
写真は、新疆生産建設兵団農八師石河子墾区で進められている綿花の収穫風景。(編集担当:菅原
大輔・如月隼人)
・豊作が狂わせた綿花市場の需給関係(2004/10/11)
(サーチナ・中国情報局) - 10月15日12時57分更新
【中国】先物綿花:今年最高の値上げ幅に、生産量の大幅減で
綿花の先物取引市場である鄭州商品交易所では、9月21日以来、綿花の先物価格の上昇が続いている
。10月10日の引け値は、前取引日と比べて2.6パーセント上昇し、2005年に入って最高の上げ幅を記
録した。(サーチナ&CNSPHOTO)12時57分更新
TBS上場廃止も 究極の防衛策 自社買収を検討
TBSは十四日、旧通産省OBの村上世彰氏率いる投資ファンド(村上ファンド)から提案されている経営陣による自社買収(MBO)を通じた株式非公開化の検討を本格化させていることを明らかにした。また、村上ファンドが、九月三十日時点でTBSの発行済み株式の7・45%を保有していたことが、関東財務局に同日提出された大量保有報告書で判明した。楽天と村上ファンドに株式を大量取得されたことで、TBSは経営の独立性を守るために「究極の企業防衛策」といわれる自発的な上場廃止を選択肢として浮上させたもようだ。
株式の非公開化を前提とするMBOは、市場でTBS株式を買い集めていた村上ファンドが八月初旬、TBSの経営陣に提案した。村上氏は保有するTBS株の高値買い取りと必要資金の提供による利益などを狙ったが、MBOに消極的だったTBSは明確な回答を行わなかった。
しかし、楽天に発行済み株式の15・46%を一気に取得され、十三日には共同持ち株会社の設立を迫られたことから、TBSの経営環境は一変した。
楽天の構想は、TBSグループと楽天グループを共同持ち株会社の傘下に置くもので、一見すると、TBSが経営の独立性を維持できそうだ。ただ、時価総額から計算すると、持ち株会社の出資比率は楽天六に対してTBSは四。このため、楽天が共同持ち株会社の主導権を握り、傘下のTBSグループに影響力を発揮する公算が大きい。
十四日には村上ファンドが九月末時点でTBS株の7・45%を保有していたことも判明。現時点での保有の有無はみえないものの、村上氏が「(株価が)安ければ買い増すし、高ければ売る」と述べ、楽天への譲渡に含みを残す揺さぶりをかけたことで、TBSの危機意識は一気に高まった。
TBSは企業防衛策をいくつか用意しているが、注目は日興プリンシパル・インベストメンツに対して発行した新株予約権の行使だ。ライブドアの買収攻勢にあったニッポン放送に対して裁判所が発行差し止めを命じた前例もある。村上氏が十四日、新株予約権を行使した場合は株主代表訴訟が有効との考えを明らかにするなど、確実な防衛策とは言い切れない状況だ。
このため、TBSは、企業防衛の確実性が高いMBOによる自発的な上場廃止も視野に入れ始めた。上場廃止に持ち込めば、敵対的買収の脅威にさらされることはなくなる。最近ではアパレル大手のワールドなど上場企業がMBOを通じて自ら上場廃止を選択するケースも出ている。
しかし、TBS内には上場廃止に慎重論も根強い。現在の株価水準ではMBOには六千億円近い資金が必要とみられ、都心の不動産をはじめ優良な資産を多く保有するTBSにとってもMBO資金の負担は大きい。
【MBO】M&A(企業の合併・買収)手法の一つで、英語の「マネジメント・バイ・アウト」の略。その企業の経営陣が中心となって自社株を買い取って経営権を取得するもので「経営陣による自社買収」と訳される。一般的に自社株の市場価格に上乗せ分(プレミアム)を加えた価格で買い取る。株式の非公開化や事業再編、リストラの手法として採用する企業が増えており、最近では、アパレル大手のワールドなどが実施して株式を非公開とした。(産経新聞) - 10月15日2時40分更新
楽天 うまくいくとは思えない 吉岡忍さん
楽天がTBSに経営統合を提案し、14日には村上ファンドがTBS株の大量保有報告書を提出した。一連の事態を識者はどう見るか。作家で放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構」放送番組委員会委員、吉岡忍さんに聞いた。
IT業界はここ10年来、テレビに負けないコンテンツ作りを目指してきたが失敗に終わった。ネットは便利だが集客力が弱く、信用力もまだまだ。一方、テレビの強みは、膨大な視聴者の感受性と共鳴するコンテンツ作りにおいて、長年の経験があること。楽天はこれを欲しがっているのだろう。村上ファンドの動きは不気味だが、当面は「商売」として顔を出しているように見える。
楽天が目指す「放送とネットの融合」がすぐにうまくいくとは思えない。持ち株会社方式は、持ち株会社の意向が重くのしかかり、放送の中立性が保てない恐れもある。
今回の交渉が決裂すれば、株の買い増しによる買収に発展するだろう。株の力による強引な参入を排除するためには、テレビ業界がジャーナリズムとしてだけでなく、娯楽やスポーツなどの関心を育て、この社会の安定感を育ててきたという自負を忘れてはならない。残念ながらその認識が乏しい。今のうちに「テレビの公共性」とは何かをきちんとしておかないと、公共性と商業性の境界がなくなってしまう。今こそ、番組の中で「公共的役割」の重要性を訴え、視聴者との議論の場を作る時だ。
(毎日新聞) - 10月15日10時14分更新