府北部はこの冬1番の強い寒気の影響で18日夜から雪が激しくなり、舞鶴市で19日朝、1947年の舞鶴海洋気象台観測開始以降、12月としては史上最高の積雪60センチを観測した。中丹地域の福知山市や綾部市の市街地でも約30センチ、宮津市などの山間部では軒並み1メートルを越えた。中丹広域振興局は雪害対策本部を設置した。
市街地の積雪は午前9時現在、舞鶴市59センチ。京丹後市峰山町52センチ、福知山市30センチ、綾部市29センチなど。舞鶴市は76年の48センチを29年ぶりに更新した。綾部市や舞鶴市など四市町は相次いで対策本部を設置、同振興局は情報収集や除雪作業を行っている。
学校では、福知山市や綾部市、大江、美山町などの小学校で19校、中学校で8校、高校でも私立を含め7校が休校となり、自宅待機も相次いだ。始業を遅らせた学区では、腰近くまで積もった雪の中、わだちを選び、一列になって登校する児童の姿もみられた。
JRは、舞鶴線西舞鶴駅と真倉駅でポイント故障、影響で山陰本線の綾部-京都間でも最大50分遅れた。福知山-新大阪間のタンゴエクスプローラーなど特急4本、北近畿タンゴ鉄道(KTR)の宮津線と宮福線で8本が運休。野田川駅でもポイント故障で、最大1時間遅れた。京都縦貫自動車道は綾部-宮津間で速度などを規制。国道312号では午前4時ごろ、水戸谷峠でトラックが立ち往生、数時間、片側通行となった。
気象台によると降雪のピークは19日午前。午後からは弱まるという。
(京都新聞) - 12月19日15時39分更新
12月では史上最高を観測 舞鶴で積雪60センチ
降り積もった雪の中を登校する小学生(午前7時半、舞鶴市京田)((c)京都新聞)15時39分更新
大雪で交通網乱れる…空の欠航40便、新幹線も徐行
この冬一番の強い寒波に襲われ、12月としては記録的な大雪となった日本列島は、18日に引き続いて19日午前中も、交通機関の混乱などが続いた。
寒気は一時緩む見込みだが、21日に再び強い寒気が列島を襲うと予想され、気象庁では厳重な警戒を呼びかけている。
空の便では、北海道や日本海側の空港を発着する便を中心に欠航が相次ぎ、全日空では羽田―富山など計18便が欠航。日本航空も22便が欠航した。合計で約3300人に影響が出た。
高速道路でも、東名高速岡崎インターチェンジ(IC)―名神高速栗東IC間など15路線が、雪のため通行止めになった。
また、東海道新幹線は、積雪量の多い豊橋―新大阪間で速度を70―230キロに落として運転したため、この区間を通過する列車に最大約80分の遅れが出て、約2万8000人に影響があった。
19日午前10時15分ごろ、福島県西郷村のJR東北新幹線新白河駅構内のポイントに雪が詰まって切り替わらなくなったため、仙台発東京行きやまびこ212号が同駅の手前で停車。同駅員が雪を取り除き、約25分後に運転を再開した。
午前6時半ごろ、新潟県南魚沼市のJR上越線石打駅構内の電線設備で雪による故障が見つかり、越後中里―六日町間で普通電車14本の運転を見合わせた。山形県内のJR羽越線では、強風のために一部区間で速度を落として運転した
ため、最大30分の遅れが出た。
新潟県では、大雪で同県立塩沢商工高(塩沢町)など3高校で臨時休校。石川県津幡町で18日、自宅の雪下ろし中に屋根から転落して重体となっていた会社員、中山正宏さん(60)は19日未明、搬送先の病院で死亡した。
気象庁によると、日本列島が強い寒波に襲われたのは12月に入ってから3回目。大雪をもたらしたのは、列島の上空約5000メートルに流れ込んだ氷点下37度の寒気だ。北極付近にあった寒波が偏西風の蛇行によって、列島に南下していることが影響している。
今回の寒波は19日にいったん東に抜け、寒さは一時緩む見込みだ。しかし、21日には今回と同じような強い寒気が入ると見られ、再度、日本海側を中心に大雪になる恐れがある。
(読売新聞) - 12月19日12時28分更新
雪落とし作業員が待機する中、到着した新幹線(午前8時24分、JR名古屋駅で)
<大寒波>空・陸で交通の乱れ さらに大雪のおそれ
日本列島の上空に18日、この冬一番の強い寒気が流れ込み、気象庁は雪崩や暴風雪、高波に注意を呼び掛けている。
冬型の気圧配置は19日も続き、本州の日本海側や北海道で大雪となる見込み。雪などの影響で、日本航空は44便(18日午前10時現在)、全日空も36便(同45分現在)の欠航を決めた。東海道新幹線の京都―名古屋間(上り)と、名古屋―新大阪間(下り)、山陽新幹線の広島―新下関間(上下とも)で徐行運転をしている。
気象庁によると、上空約5000メートルにある氷点下42度の寒気が、東日本や東北地方に流れ込み、西日本でも氷点下36度の寒気が覆うなど、西高東低の気圧配置が強まっている。18日午前9時までの24時間の降雪量は▽岐阜県白川村69センチ▽新潟県糸魚川市57センチ▽同上越市52センチ▽山形県西川町・岐阜県飛騨市50センチ――など。
19日午前6時までの24時間の予想降雪量は、いずれも多いところで▽北陸地方90~100センチ▽北海道、東北地方日本海側、関東地方北部、長野、岐阜、近畿北部70~80センチ▽中国地方日本海側、近畿中部50センチ。【冨所卓也】
(毎日新聞) - 12月18日12時3分更新
名古屋23センチ、58年ぶりの大雪
58年ぶりの大雪に見舞われた名古屋市。日本列島に大雪を降らせている今冬一番の寒気は弱まる見込みだが、気象庁は北陸や北日本では19日昼すぎまで雪が降り続くと、警戒を呼び掛けた
(19日午前、名古屋市中区)(時事通信社)12時52分更新
西日本各地で記録的積雪、福井では電車が脱線
日本上空にこの冬一番の寒気が入り込んだ18日、各地で12月としては記録的な積雪となった。
広島市中区では広島地方気象台が統計を取り始めた1883年以降で最高の積雪17センチ(午前4時現在)、高知市でも高知地方気象台に観測記録が残っている1912年以来で最高の積雪9センチ(同6時現在)をそれぞれ観測、両市とも12月の最深積雪記録を更新した。
福井市では午前8時ごろ、同市花堂北の福井鉄道福武線花堂北踏切で、武生新発田原町行き普通電車(2両)の先頭車両が圧雪に乗り上げて脱線。乗客35人にけがはなく、バスに乗り換えた。
同市内では17日夕から18日朝にかけて断続的に雪が降り、事故当時の積雪は62センチ。同鉄道によると、脱線した電車は始発で、除雪作業員3人を乗務させ、雪を取り除きながら徐行運転。踏切を通過する車が踏み固めた雪に電車が乗り上げ、脱線したとみている。
(読売新聞) - 12月18日14時3分更新
圧雪に乗り上げて脱線した電車(福井市花堂北で)
雪の重みズシリ、仮設住宅の屋根にも…新潟・小千谷
新潟県中越地震の発生から2度目の冬を迎えた被災地も、19年ぶりの大雪が直撃した昨冬に続き、大雪に見舞われている。同県小千谷市の元中子仮設住宅では、住民が17日から屋根の雪下ろしを始めた。
同仮設住宅は204戸。連日の大雪で、屋根の積雪は約60センチに達している。27戸がすでに仮設を出て無人になっており、同仮設住宅に住む65歳以上の男女14人が除雪を買って出て、この27戸や、一人暮らしの住宅を中心に雪下ろしをすることになった。メンバーははしごを使って屋根に上り、ずっしりと重い雪を根気強く落としていった。
例年だと、雪下ろしをするのは1月になってからだという。年末を仮設住宅で過ごすという平沢昇さん(74)は「この時期に雪掘りをするなんて十数年ぶり。もう降らないでほしい」と汗をぬぐっていた。
(読売新聞) - 12月17日12時42分更新
雪の晴れ間に、仮設住宅の屋根に積もった雪を下ろす住民たち(新潟県小千谷市で)
記録的大雪続く、晴れ間つき雪下ろし…滋賀・余呉町
12月としては非常に強い寒波の影響で、日本列島は日本海側を中心に大雪が続いている。
16日朝までに、新潟県魚沼市で262センチ、群馬県みなかみ町でも108センチの積雪を記録した。
157センチとなった滋賀県余呉町の中河内地区では14日夜に雪崩が発生して住民らが一時孤立。16日は朝から雪かき作業に追われた。
一方、180センチを記録した新潟県津南町では、この日久しぶりの晴天に恵まれ、雪が柔らかくなるころを見計らって、雪下ろしをする人の姿も見られた。町役場によると「住民たちの間でも、12月にこれほど雪が降るのはめったにない」と話題になっているという。
気象庁によると、17日から18日にかけて、日本上空にはこれまでより強い寒気が流れ込むとみられ、積雪や冷え込みはさらに厳しくなる。山沿いを中心に雪崩の危険もあり、一層の警戒が必要だ。
(読売新聞) - 12月16日12時59分更新
屋根に積もった雪を下ろす住民=滋賀・余呉町で、読売ヘリから
週末、この冬一番の寒気 これまで以上の大雪の恐れ
日本列島は17日から19日にかけて、この冬一番の寒気が流れ込み、北日本から西日本の日本海側と東海、関東甲信の山沿いで大雪になる恐れがあるとして、気象庁は16日、「既に記録的大雪となっている所があり、いっそうの警戒が必要
」と呼び掛けた。
同庁によると、17日に低気圧が発達しながら日本海から北日本に進み、18日には上空に氷点下42度以下の寒気が流れ込む見通し。日本付近は18日から19日にかけて冬型の気圧配置が強まり、ここ数日の大雪を上回る降雪となる恐れが
ある。北日本を中心に風も強く、海上は大しけになるという。
既に16日午前9時までの24時間に、新潟県阿賀町で20センチ、福井県越前市の武生で21センチ、広島県庄原市で19センチの雪が降った。
(共同通信) - 12月16日11時59分更新
週末、さらに強い寒気 各地で記録的積雪
日本列島は15日も冬型の気圧配置が続き、真冬並みの寒さとなった。北陸を中心とする大雪は弱まったが、週末の17日ごろからはさらに強い寒気が流れ込み、大雪になる恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。
同庁によると、15日夕までの最深積雪は、新潟県津南町津南で231センチ、滋賀県余呉町柳ケ瀬157センチ、岐阜県郡上市長滝で144センチに上り、15地点以上で12月としての積雪の記録を更新。柳ケ瀬は平年の約4・5倍となった。
最高気温は、東京8・0度、名古屋6・7度、大阪8・3度、福岡4・4度など各地で真冬並みとなった。
16日にかけても雪の強まる恐れがあり、同日午後6時までの24時間の予想降雪量は、北海道、北陸、岐阜県、近畿北部で30-40センチ。
(共同通信) - 12月15日20時13分更新
大雪で折れた木々(右奥)のそばを徐行運転するJR北陸線の電車=15日午後、福井県南越前町

















