結晶なる  piccola scatola di cristalli 制作黙想記し | 美術作家鈴蘭のブログ

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描いたり、書いたり、作ったり。

Piccola scatola di cristalli


とても冷たいか とても熱いか

驚くような状況に置かれた時

『果たして 私は結晶しているのではないか』と思う。

花であり、実であり、何にせよ 新しい 大切なものになる。

『大切にしたい』と思う その想いは、

【箱に入れる】という行為になった。

と同時に行為そのものが、結晶を生むことになり、その時箱は《結晶の箱》となれるのだ。

 はたまた、その方(貴方)が、箱を開けることで作品は完成する。

 そうなれば、後は 開けるも閉めるも同じ事。

永遠に結晶する箱であれと希う。


“大切にする”事で“大切なものになる”

それはどんな時も。

受け入れ難い時なら尚更に。