今日から二十四節気「白露」の末候「玄鳥去(つばめさる)」(四十五候/七十二候)(9/17~9/21)となります。暦の上では「夏鳥」のツバメが子育てを終えて南へ帰っていく頃です。渡りの途中のツバメたちが夕方ねぐら近くの空を乱舞してる光景に遭遇するかもしれません。秋風が吹き始める頃になると、子ツバメを含む数千から数万羽の大集団となって旅立ちます。

 今週は9月17日(火)の十五夜と9月19日(木)の秋彼岸入りと季節は幾分秋めいてくるようです。  

 秋の「渡り」(途中)の南へ旅立つ「夏鳥」や「旅鳥」のピークがすぎると、かわって北から「冬鳥」が渡って来るのもそう遠くはありません。”来るものあらば去るものあり”で渡りも周期的な波があるようです。厳しい蒸し暑さもあってか連休を挟んでここ数日は「夏鳥」や「旅鳥」の渡り途中の鳥影が薄いように感じます。

 

 

エゾビタキ「旅鳥」

 

 渡りの途中に当地に立ち寄ってみたもののあまりの蒸し暑さにお口あんぐり状態です。