セッカ

 

 澄んだ青空に「ヒッヒヒッヒ」と鳴きながら弧を描くように飛んでいたかと思うと、「ジャッジャッジャッジャッ」と一気に下降するという、セッカらしいせっかちな飛翔姿を目で追っていました。上空の眩しい光で見失ったと思ったまさにその時、突然目の前の用水路わきの枯れ枝にとまりました。