モズ(オス)

 

 里山の田園地帯を吹きぬける暖かな心地よい風に乗って、どこからともなくきれいな小鳥の鳴き声がきこえてきました。周囲を見渡すと、鳴き声の主はモズでした。モズは、漢字で「百舌鳥」と書き、字のごとくホオジロ、シジュウカラ、ヒバリ、メジロなど、この時季の他にもさまざまな鳥の鳴き声を真似して鳴きます。多くの鳥の鳴き声を真似することができるオスがメスにモテるのだそうです。今が、恋の季節のピークです。

 

見渡しの良い樹の枝にとまり自作の恋のメロディーを囀っています。

 

 

 

 

 

道沿いに咲いていた可憐なユキノシタの白い花。これからが見ごろです。

 

 

田んぼの畦には、野生化した鮮やかな黄色の水仙と澄んだブルーのオオイヌノフグリが健気に咲きそろっていました。