今日から「冬土用」(1/18~2/3)に入り、節分(2/3)を経て立春(2/4)へと暦(こよみ)の上では季節の変わりめとされる時季です。

 「土用」とは、すべての物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つとする古代中国の「陰陽五行思想」に由来し、春は「木(もく)」、夏は「火(か)」、秋は「金(ごん)」、冬は「水(すい)」に割りあてられ、季節の変わり目にあたる立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間は「土(ど)」の気が強くなる「土旺用事(どおうようじ)」にあたるとされ、年4回の季節ごとにあります。

 寒さの最もきびしい季節ですが、鳥撮りの道すがら、はやくも野辺にタンポポンの花が咲いていたり、しばらく聞くことがなかったウグイスの「地鳴き」もところどころで聞くようになり、ほんのすこしばかり春が近づいている気配が感じられます。

 

ウグイス