ー撮影後記ー

 

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

 冬の日本海側特有のどんよりと垂れ込めた灰色の雲とみぞれ交じりの前日(31日)とは打って変わって一面雪に覆われた広大な田園地帯へ新年早々でかけました。

 そこで目にしたのは、刈り取った稲株が雪原からわずかにむき出しになっている田んぼで、幼鳥も含め100羽近くのコハクチョウの群れが吹きさらしの吹雪の中、肩を寄せ合うように採餌している光景でした。吹雪の中、数羽づつ次々と飛び立つ姿は、まわりの風景に溶け込み幻想的な世界を醸し出していました。

 

コハクチョウ

 

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 今年も残すところ3日となりました。

 今年もルリビタキに明け(2025年1月)、ルリビタキに暮れ(2025年12月)ました。

 

ルリビタキ

 

 

 

●松尾芭蕉 「奥の細道」 序文より

 

「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。」

以下略

 

現代語訳:月日は永遠の旅人であり、過ぎては訪れる年もまた旅人のようなものである。

 

 

●方丈記「行く川の流れ」より

 

「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」以下略

 

現代語訳:流れていく川の流れは絶えることがなくて、それでいて、(その水は刻々移り)もとの水ではない。流れの淀んでいるところに浮かぶ水の泡は、一方で消えたかと思うと、一方ではまたできて、いつまでもそのままの状態で存在していることはない。

 

 

 今年も多くの野鳥と人との出会いがありました。来年も幸(さち)多き年でありますよう、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。よいお年をお迎えください。

 

*2025年12月30日~2026年1月2日(予定)は、遠征(実家へ帰省)の為、投稿はお休みします。

ー撮影後記ー

 

 昨日に比べると幾分寒さは和らいだものの、吹きさらしの河辺での撮影は寒さとの戦いです。

 現地に着いて、しばらくすると遥か上空に獲物を抱えたミサゴの姿がありました。

 

ミサゴ

 

 先日撮影した時よりもさらに大きな魚を捕らえてのご帰還です。いつも決まった電柱の上でランチタイムのようです。

 

 

 

 大きな両翼をばたつかせ、獲物を捕らえたうれしさと食事にありつける喜びを体全体で表しているかのようでした。ほぼ1時間をかけてゆっくりと鋭いくちばしで魚肉をむしりとるようにして食べていました。

 

 

 

 

 

 

 食事の終盤になって、残り物をかすめとろうと目論むカラスが近づいてきました。すでに、十分すぎるほどお腹を満たしたのでしょう、カラスとあまり争うことなくその場をすんなり飛び去っていきました。

 

 

 証拠写真程度でご容赦ください。残念ながら手持ちカメラの機能上これが限界です。

 

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 今季一番の強い寒気の影響で、凩(こがらし)が吹き荒(すさ)び体の芯まで冷え込む凍てついた日となりました。そんな潮が満ちてきた河口に、傾きかけた冬空の陽を背にして、研ぎ澄まされた剣が宙を舞うがごとく縦横無尽に一団となって群れ飛ぶハマシギの姿がありました。

 

ハマシギ

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 灰色の雲に覆われ、シトシトと降る「冬の雨」の束の間の晴れ間。

 ジョウビタキの鳴き声が止むと、しばらくして”しあわせ”を届けにひょっこりと、いつもの場所にいつもの様に姿をみせました。

 おりしもXmas。「冬の雨」が雪に変わってくれたなら、なおよかったのに・・・・。

 

「面白し 雪にやならん 冬の雨」 松尾芭蕉

 

ルリビタキ