ー撮影後記ー

 

 仕事帰りに、海に程近いいつもの河口干潟に立ち寄ってみました。いつものオナガガモやコガモなどの水鳥やハマシギ、セイタカシギ、ケリなどに混じって、いままでここで出会ったことがなかったタシギの姿がありました。

 従来、淡水の湿地や休耕田の泥田などで出会う機会が多いせいか、海水が多く流入する満潮時の中州で採餌している姿に「へぇ~こんなとこにもいるんだぁー」と、ちょっと意外な感じを受けました。(私だけかもしれませんが・・・)

 

タシギ

 

 満潮を迎えた河口干潟の上流で3羽仲良く採餌していました。中州後方に広がる葦原が川面に写り込んでいます。

 

 

 

 

 河口干潟に陽が傾き始めた頃、中洲の上でジッとして動かなくなりました。よく見ると目を閉じておねむのようです。

 

ー撮影後記ー

 

 吹雪舞う日本海側の実家から帰省した翌日、真冬とは思えない太平洋側の風もないうららかな冬の陽気に誘われ、県外の海に面した河口干潟へふらりとプチ遠征しました。

 大潮の干潮時間帯と重なり海上や沖合の中州には、多くの海鳥や渡り鳥が羽を休めていました。ひときわ目を引いたのは、賑やかに鳴き合うユリカモメやセグロカモメの群れでした。さらにその近くには、数十羽は下らないであろうミヤコドリの群れもありました。

 

ユリカモメ

 

 学名の「Larus ridibundus(笑うカモメ)」の通り、カモメ類のゆるキャラ的存在です。名前の由来には、入江(いりえ)のカモメ(イリエカモメ)がユリカモメに転じたものとか、背中部分は薄いグレーで、赤いくちばしと脚が目立つ白色が鮮やかなカモメで、鳴き声とは裏腹に青い海に漂う姿が清楚な印象を受ける百合を当て字にしたものなど、諸説あります。

 泳いでいる姿や飛んでいる姿を砂浜でぼんやり眺めていると気持ちがゆったりして心地よく、なんとなく馬が合います。(午年だけに)

 

 

 

 

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

 冬の日本海側特有のどんよりと垂れ込めた灰色の雲とみぞれ交じりの前日(31日)とは打って変わって一面雪に覆われた広大な田園地帯へ新年早々でかけました。

 そこで目にしたのは、刈り取った稲株が雪原からわずかにむき出しになっている田んぼで、幼鳥も含め100羽近くのコハクチョウの群れが吹きさらしの吹雪の中、肩を寄せ合うように採餌している光景でした。吹雪の中、数羽づつ次々と飛び立つ姿は、まわりの風景に溶け込み幻想的な世界を醸し出していました。

 

コハクチョウ

 

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 今年も残すところ3日となりました。

 今年もルリビタキに明け(2025年1月)、ルリビタキに暮れ(2025年12月)ました。

 

ルリビタキ

 

 

 

●松尾芭蕉 「奥の細道」 序文より

 

「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。」

以下略

 

現代語訳:月日は永遠の旅人であり、過ぎては訪れる年もまた旅人のようなものである。

 

 

●方丈記「行く川の流れ」より

 

「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」以下略

 

現代語訳:流れていく川の流れは絶えることがなくて、それでいて、(その水は刻々移り)もとの水ではない。流れの淀んでいるところに浮かぶ水の泡は、一方で消えたかと思うと、一方ではまたできて、いつまでもそのままの状態で存在していることはない。

 

 

 今年も多くの野鳥と人との出会いがありました。来年も幸(さち)多き年でありますよう、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。よいお年をお迎えください。

 

*2025年12月30日~2026年1月2日(予定)は、遠征(実家へ帰省)の為、投稿はお休みします。

ー撮影後記ー

 

 昨日に比べると幾分寒さは和らいだものの、吹きさらしの河辺での撮影は寒さとの戦いです。

 現地に着いて、しばらくすると遥か上空に獲物を抱えたミサゴの姿がありました。

 

ミサゴ

 

 先日撮影した時よりもさらに大きな魚を捕らえてのご帰還です。いつも決まった電柱の上でランチタイムのようです。

 

 

 

 大きな両翼をばたつかせ、獲物を捕らえたうれしさと食事にありつける喜びを体全体で表しているかのようでした。ほぼ1時間をかけてゆっくりと鋭いくちばしで魚肉をむしりとるようにして食べていました。

 

 

 

 

 

 

 食事の終盤になって、残り物をかすめとろうと目論むカラスが近づいてきました。すでに、十分すぎるほどお腹を満たしたのでしょう、カラスとあまり争うことなくその場をすんなり飛び去っていきました。

 

 

 証拠写真程度でご容赦ください。残念ながら手持ちカメラの機能上これが限界です。