綿しごとからアントニオ猪木へ | 住まいと暮らしとお陽さまと

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日々の暮らしに朝陽のようなすがすがしさ、夕日のような温かさを感じる住まいを作りたい。
建築士として日々思い、感じることを綴ります。

 

おうちに関するモヤモヤを

暮らす人の目線で

整理して可能性を一緒に探します。

住まいのよろず相談承ります。

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32年間勤めたハウスメーカーを辞めて、

関西から長野県伊那市の茅葺き古民家に

移住(予定)

建築士事務所開設と宿泊できる

場所づくりに向けて邁進中です。

 

昨日は晴天でぽかぽか陽気。

風もほぼ吹いてないなぁって感じ。

 

絶好の綿しごと日和 ルンルン

篠綿つ~くろっと庭に出た。

 

篠綿(しのわた)は

糸を紡ぎやすい形に整えた物。

 


弓で打ってフワッとさせた綿


こういうシート状にして……



篠綿完成~


篠綿づくりではこまかい繊維がふわふわと

飛ぶので庭に出てすることにしている。

 


このモヤモヤが綿の繊維


綿って白いんじゃなかったっけ?

って聞かれることがあるんやけど、

 

綿にはいろいろ種類があって、

白、茶、緑などがあるのです。


色以外に和、洋と種類があって、

ワタシの茶綿は「和綿」

繊維が短めのアジア種。

 

鳥取県で弓浜絣(ゆみはまかすり)を

織っている友人が送ってくれた種。


育て始めてかれこれ8年、

ワタシの暮らしの一つになってる。

 

種を蒔いて実を収穫し、

糸にするのは毎年ささやかな量。

 

なので、種を含んだ実綿(みわた)が

貯まっていくばかり。

 

貯まっている実綿を、ぜーんぶ糸にしてから

種を蒔けば綿の保管に困ることはないんやけど、

 

種は芽を出したいやろなぁと思って、

毎年種蒔きをしてしまう。

 

過去に2年ほど親せきの畑を借りて、

綿の苗を4,50本植えたこともある。

 

最近は庭の片隅で大きめの植木鉢や

プランダーで4,5本植える程度。

 

5本ぽっちから取れる実綿でさえも、

翌年にすべて糸にすることができない。

 

会社勤めをしていたので月に一度作業すれば

上出来という環境だったこともある。

 

それだけじゃなくて、

実綿から糸にするって時間がかかる。

 

そんな手間のかかる作業なんやけど、

それがくつろぐというか、

幸せというか…グリーンハート

 

で、

庭で篠綿を作りながら妄想が始まる。

 

伊那のあのおうちの広い前庭に

四阿(あずまや)を建てて、

外の作業場にしよう…

 

道行く人とちょっとおしゃべりできるよう、

道に近いところにしようかなぁ。

 

いやいや、車4台ぐらいの駐車スペースも

確保したいし道に面するのは無理かな……

 

倉の横にも車は停められるなぁ。

あ…蔵を改造してコーヒースタンドに

したらいいかもラブラブ

 

そこには大きいテーブル置いて、

チクチクと針仕事とか編み物とか

できるといいなぁ。

 

あれもしたい……乙女のトキメキ

これもしたい……乙女のトキメキ

ニマニマしながら篠綿をつくるワタシ。

 

さて、どうやって実現するか……

現実的な問題……札束

あるんよねぇ……

……

一歩一歩やなぁ。

またしても、

アントニオ猪木さんを

思い出すワタシであった。


元気があればなんでもできる!!

元気ですよー爆笑


 

 

一級建築士 池田 祐実英

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