前回の記事で僕が求職者ということを書きました。
一応在宅ライターをしながら転職活動中です。

ただなかなか関西には正社員でのライター職というのはないんですよね。
あっても契約社員とか派遣社員もしくはアルバイト・パートばかり。

ライター職に限らず、いろんな転職サイトを見ていると契約社員が多い気がします。
最近では紹介予定派遣という制度もあって、正社員前提で派遣社員として働くみたいな求人も見かけます。


世の中にはたくさん求職者がいて、求人を出している会社もたくさんあります。
それなのになぜこうも求職者が減らないのでしょうか。

【雇用形態の違いについて】
現在雇用形態にはたくさんあります。
・正社員
・契約社員
・派遣社員
・アルバイト/パートタイマー
・業務委託
・在宅ワーカー


などなど。
中でも転職・就職活動している人は正社員・契約社員・派遣社員という言葉をよく目にするのではないでしょうか。

基本的に転職・就職活動をしている人は正社員募集の求人を探すことでしょう。
その中で給与や年間休日など条件がマッチしていると思ったら契約社員だったなんて経験もあるのではないでしょうか。

これら雇用形態の違いとは一体何なのでしょうか。

・正社員
一般的に会社員といえば正社員を指します。
無期の雇用契約で「午前10時~午後7時」など勤務時間が決まっています。
基本的に長期間にわたって働くスタイルです。
勤務した年数によって給料が上がっていくことがほとんどで、昇格することで役職がついていくこともあります。

・契約社員
働く期間、給料などの条件が契約によって定められている社員のことを契約社員と言います。
契約によって定められた期間が終われば契約は終了となります。
そのまま契約満了になるケースもありますが再度契約を結ぶこともあります。
評価によっては正社員になることもできます。

・派遣社員
派遣会社に希望職種や自分が持っているスキルなどを登録しておきます。
条件が合う企業があれば紹介してもらい面接を受け派遣されるのが派遣社員です。
派遣会社には特定派遣と一般派遣の2タイプがあります。
特定派遣は正社員もしくは契約社員として雇われます。
一般派遣は登録しておき派遣先が見つかった場合に雇用契約を結びます。

【メリットがデメリットになりつつある】
最近、契約社員や派遣社員を雇う企業が増えています。
一方求職者が求めているのは正社員での登用。
そして国も正社員を増やしたいと考えています。

ですが現実問題増えているのは契約社員や派遣社員での雇用ばかり。
契約社員は有期で企業側は少ない負担で契約することができます。

契約社員のメリットとして
・正社員より給与が良い
・契約更新時に昇給・賞与が設定される

などがよく挙げられますが、実際はそんなことはありません。
給与は正社員より低いですし、昇給・賞与が設定されることはほとんどありません。
そのくせ業務内容は正社員と大差なくこなさなくてはなりません。

もちろん企業によるとは思いますが、基本的に契約社員は企業にとって都合の良い雇用形態なのです。
いざとなれば契約満了時に更新しなければ良いわけですから。
働く側も実力があれば良いですが、いつ契約を切られるかわからないプレッシャーを感じながら働かなくてはなりません。

派遣社員のメリットとして
・希望に沿った仕事が見つかりやすい
・派遣会社の正社員もしくは契約社員なので雇用が安定している

などがよく挙げられますが派遣会社も結局人材を選びます。
未経験者歓迎の求人も多いですが、大体は経験者・有資格者から決まります。
最近では正社員前提で働ける紹介予定派遣もありますがこれも同じです。
待遇の良い求人広告で登録者を集めるだけ集めて、求人広告に記載してあった内容のお仕事を紹介してくれることは少ないです。
条件の良い派遣先ほど応募者が多く上に書いたように経験者・有資格者が優先されるからです。
早く働きたいという人にとっては、一度派遣会社に登録するという手間がかかってしまいます。

【国が行う正社員雇用を増やす政策】
厚生労働省は「若者キャリア応援制度」というものを派遣会社と協力して実施しています。

・大学等を卒業後、正社員経験が2年未満である第二新卒またはフリーターであること
・各種学校を卒業後、正社員就職できなかった


など条件はありますが正社員として働きたいと思っている人にとってはうってつけの制度です。
いわゆる紹介予定派遣というもので、最長で半年間の派遣期間終了後、企業と派遣社員が同意の上で正社員になることができます。

派遣社員のメリットである「希望に沿った仕事が見つかりやすい」から考えれば、正社員として自分にマッチした仕事ができると思えます。
ですが実際にマッチした仕事があるという保証はありません。
デスクワークをしたいのに営業や接客業ばかり紹介されるということもあります。

中には対応の悪い派遣会社もあるようです。
登録させるだけさせておいてまったく紹介の連絡をしてこないことも珍しくありません。

【正社員雇用を増やすためには】
国は正社員雇用を増やしたいなら、雇用形態を「正社員」のみにすれば良いと思います。
契約社員や派遣社員など変に分けるから良くないのではないでしょうか。
多くの企業は自社の利益ばかり考えていますから都合の良い雇用形態でばかり採用します。

ですが大企業の多くは人材派遣業なども行っており、簡単になくすことは難しいでしょう。
国はもっと考えるべきことや国民の声に耳を傾けるべきです。

若者の投票率を上げたいならなおさら若者の声を聞くことが大切です。
今後高齢化社会が進むにつれて、どんどん今の若者は肩身の狭い思いをしていくことでしょう。
日本の未来を担う若者が過ごしやすい社会になってほしいものです。