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普段纏っている赤い衣と袴は、火鼠の毛を織ったもので、火や毒を防ぐ強力な鎧となる。また犬夜叉自身が頑健な肉体のため普通の人間なら首が吹っ飛ぶほどの圧力にも耐える。更に生命力も相当なもので腹に穴が空いても何とか戦える。腹の穴程度の傷は3日もあれば治る。父親の血故か、馬力においても並みの妖怪を遥かに凌いでいる。父が遺した妖刀鉄砕牙(てっさいが)を主な武器とするほか、犬型の半妖ならではの武器である爪を用いた技を使う。 妖怪化した場合、全ての能力において飛躍的に強くなり、変化前に受けた重傷も瞬時に治癒する。爪での攻撃力は風の傷が効かない竜骨精が傷つく程の威力になる。

 当初の使用技は主に爪を使う散魂鉄爪と飛刃血爪のみだったが、鉄砕牙を手にしてからは多くの技を習得していく。

散魂鉄爪(さんこんてっそう)

敵陣に突進しながら爪で攻撃する。鉄骨を突き破るほどの威力はある。攻撃範囲は広く、敵の大きさにかかわらず一蹴する。アニメでは衝撃波が発生する時もあり、最初かごめを襲った際には数十mに亘り地面をえぐったこともあった。

飛刃血爪(ひじんけっそう)

爪についた血に妖力を込め硬化させ刃として飛ばす。犬夜叉の流血に油断した敵の隙を付く奇襲技である。動きの速い敵や遠距離攻撃を得意とする敵に効果を発揮する。

風の傷(かぜのきず)

本来は妖気と妖気がぶつかる事で生まれる風の裂け目の名称。

鉄砕牙で風の傷を切り裂くことで、強烈かつ広範囲の衝撃波を放つ。竜骨精との闘いで常に鉄砕牙に風の傷が纏うようになり、いつでも自在に風の傷を放つことができる。射程距離は約80m。

爆流破(ばくりゅうは)

敵の妖気に対するカウンター技である鉄砕牙の奥義。敵の妖気を風の傷で逆流させ、無数の渦を発生させ敵に返す必殺剣。威力は{敵の妖気+犬夜叉の風の傷}となる為、結界などで阻まれたり回避されない限り敵は一撃で倒れる事になる。使用には敵が行う強力な妖気の放射と、敵の妖気を圧倒する犬夜叉の気が必要となる。

性質上、妖気の通わない攻撃は一切返す事ができない。

アニメで殺生丸が鉄砕牙の力を写し取った天生牙を使った時には爆流破そのものを爆流破で返されている。

金剛爆流破(こんごうばくりゅうは)

映画「紅蓮の蓬莱島」で使用した爆流破の派生技。本来敵の放った妖気に対し、風の傷で敵の攻撃を巻き込み返すが、風の傷の代わりに、威力と貫通能力の高い金剛槍破で敵の妖気を返す事で、更に強力な返し技へと昇華させた。

結界を破る赤い鉄砕牙

刀身が赤く光り、結界を破る能力がついた。紫織の持つ血玉珊瑚を斬ったことで変化した。大抵の結界は簡単に斬り裂けるが、白童子や新生奈落などの強靭な結界には効かない。

金剛槍破(こんごうそうは)

金剛石の槍を飛ばし貫通力に秀でた技。宝仙鬼を斬ったことにより手に入れた。習得当初は奈落の結界を容易く貫く威力を見せた。奈落に四魂の玉で復活させられた鬼の腹を貫くことは出来なかったが、四魂のかけらで強化された鉄砕牙の金剛槍破で貫くことが出来た。後に魍魎丸の罠にはめられ妖力を奪われたため、魍魎丸も使用する事ができる。

竜鱗の鉄砕牙(りゅうりんのてっさいが)

アニメでは第二期・完結編に登場。相手の妖気を吸収、もしくは妖穴を斬って決壊させる。妖気の源である妖穴を斬ることで通常の妖怪は即死する。一方で複数の妖怪で成り立っている奈落や魍魎丸には即死効果はない。刀秋との闘いで、彼が鍛えた刀、奪鬼を鉄砕牙で折りこの形態を得た。最初は妖気の逆流により犬夜叉には扱えなかったが、二枯仙を斬ったことにより妖気の逆流を抑えることが出来るようになった。妖穴斬りは妖霊大聖の修行で習得した。殺生丸と曲霊との戦いでは犬夜叉自身の妖穴を使った技が使われた。

仙気をまとった鉄砕牙

奈落の思惑でつけられた能力。強力な浄化作用がある。二枯仙の仙気を吸収して竜鱗の鉄砕牙の妖気の逆流を抑えることができるが、二枯仙の仙気は微弱なため力を増した魍魎丸には効かなかった。アニメでは登場しない。

鉄砕牙の炎

金禍と同化した鉄砕牙の力。刀身に炎を纏う。銀禍が魍魎丸に取り込まれ金禍が魍魎丸を斬ってくれと言う願いを込めて鉄砕牙と同化した。そして魍魎丸に吸収された銀禍と共鳴して魍魎丸を追い詰めた。魍魎丸が取り込んだ銀禍を捨てた為、共鳴の力はなくなった。アニメでは登場しない。

冥道残月破(波)(めいどうざんげつは)

冥道を開き、敵をそのまま冥界へと送る技。殺生丸との戦いで天生牙から吸収した。

使用者の資質により、威力や特性が異なる。犬夜叉の場合、「斬る刀」である鉄砕牙の性質を反映して、三日月型の斬撃として冥道を放つ。

当初はオリジナルである死神鬼や天生牙の場合と同じく真円の冥道を開いていたが、奈落との最終決戦時に犬夜叉の技として完成された。

持ち物

鉄砕牙(てっさいが)

省略。

火鼠の衣(ひねずみのころも)

犬夜叉が普段身に纏っている赤い衣。普通の鎧よりも遥かに頑丈で、普通の人間なら致命傷になり兼ねない物理攻撃を防いだり、奈落の瘴気もある程度なら防ぐ事が出来る。衣自体にも妖力が備わり、破られても自己再生する。

劇場版「鏡の中の夢幻城」では神久夜にまつわる物の一つとして、衣の一部を神楽に奪い取られた。また劇場版「天下覇道の剣」では元々は犬夜叉の父の持ち物で、十六夜と赤ん坊の犬夜叉を炎から守る為に渡していた。

言霊の念珠(ことだまのねんじゅ)

復活した犬夜叉を鎮める為に、楓が犬夜叉の首につけた数珠。かごめが鎮めの言霊である「おすわり」を言うと、数珠に込められた霊力が発動し、装備者を下に引っ張り地面に思いっきり叩きつける。特別な霊力を持っているらしく、犬夜叉自身では外せない。かごめ以外が「おすわり」と言っても数珠は反応しない。劇場版「天下覇道の剣」では犬夜叉が叢雲牙に取り付かれて妖怪化した時は、かごめが「おすわり」と言った事で言霊の念珠の霊力が発動し、叢雲牙を犬夜叉から追い出した。


んな感じよ!

如月右京(つきりん)