『もしも建物が話せたら』の話 | CIGARETTE AND RAMENSOUP

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『もしも建物が話せたら』

諸事情によりスマホからの更新、画像無し。追って載せます。
元町シネマ二回目。あっこで観ると何でも良く見える。全く期待せずに観たしこんな感じだろうなと思ってたら本当にそれくらいの感じだった。芸大の授業で見せられそう系。でも俺は昔も今も真面目だから、こーゆーの寝ないでむしろ自主的に観るタイプなのね。

予告で見る限りそんな渋い建物は一つも無いってか、何でこんな微妙なチョイスなんだ?お前の趣味か?という6つのラインナップ。芸大生なら誰もが一度は聞いたことがあるだろうかの有名なポンピドゥーセンターは大トリ。
実に淡々とさらりとヨーロッパの映像が流れて終わる。
唯一味があったかなあと言えば、図書館かなあ。図書館行きたくなった。本当にいつか暇があれば本を読みたいと思う。あの図書館の中の映像はじわじわ来る。
スタイリッシュ牢屋と研究センターに関しては異世界感が凄い。凄いってのは褒めてるんじゃなくて、スタイリッシュなんだけど美的な趣は無くて落ち着かなくて、何かすげーそこに居たくない的な不快感を覚えた。
演奏ホールとモダンバレエとポンピドゥーは芸術系だけど、いずれも自らは首を突っ込まない領域。だからとても新鮮で新しい扉感ありつつ、正直あんま好きじゃねえよなあという気持ちが半分。

でも、芸術ってやっぱ良いっすね。社会人になってますます思いませんか、俗世間から離れたさめっちゃあるでしょ。そういうとき、おもろさはまあ求めずに、こういう映画もアリです。