現在の視床痛生活になるまでの記録14(食事・好み・習慣) | 視床痛熟女の行ったり来たり

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視床痛の痛み・痺れと闘う女のブログです。


それでは、


数少ない試飲でしたが、厳選に厳選を重ねた、

“私の毎日豆乳”の結果を発表したいと思います。


1位…麦芽のコーヒー味

2位…アールグレイ風味の紅茶味


これらを飽きないよう交互に飲みたいと思います。


皆様、色々な情報ありがとうございました。

m(_ _ )m



さて今日は、初めての食事、好みの変化、そして謎の習慣と…

食についての話題を中心に、色々記録していきたいと思います。




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いつものように、間仕切りカーテンを背にし、車椅子に座っていた。

すぐ左には離れないようピタリとベッド。

前にはテレビがあり、その左には私の枕があった。


その枕の上には妙な文字が縦に並んでいる。

【左、上、右、上、…】

なんとなく不思議に思い、なんとなくお母さんに尋ねた。


「床ずれしないように寝返りさせていたのよ。看護師さんが。」

「ふ~ん」と、私はそんなに気にはならなかった。


それよりも気になっていたことがあったのだ。

これから始まるランチタイムである。

口からの栄養補給が始まるのだ。


妙な文字列のことを尋ねているとき、お母さんはセッティングをしていた。


「これから食べるんだってー。なんだろねぇ~」

と言いながらお母さんは、私の胸の前あたりまで、

ゴロゴロと、飾り気のないテーブルを移動させた。


しばらく待っていると、高級レストランのウエイトレスのように、

面白おかしく看護師さんはやって来て、テーブルに“それ”を置いた。

場を和ませようとしたのであろう…


わざとらしく丁寧に置かれた“それ”だが…


“食べ物”ではなかった。

“飲み物”だった…


がっかりした…


お母さんに注意点を述べた看護師さんは、おずおずと下がった。

そして私は、耐え難い食事を、おずおずと始めるのであった。



お母さんはスプーンですくい、私の口へ。


『何だこれは…強烈に不味い!味がない!』

まるで、工作の時間に使っていたあの“のり”を、

お湯でゆるゆるに溶いたような代物であった。


聞いたことはあるが、食したことのない“重湯”である。


お母さんは続けて食べさせようとする。

「もういらない」…と私。



お母さんは考えたのだろう…

次の日、“秘密のアイテム”を持ってきたのである。

それは、私の大好きな、



“ごはんですよ!”



そして、酷く不味い工作の“のり”は、美味しい佃煮の“のり”によって、

この上ないご馳走に変化したのだった。


当たり前だが言わせてもらう。


味というのはとても大事だ。




もちろん看護師さんには内緒である。

出されるもの以外は食べさせないよう、言われていた。

でも、少しなら?食べないよりは?とお母さんは考えたのだろう。



私は我儘である。

段々固形の粒が増えていくたびに、そのアイテムの種類も増えていった。

そして普通のお粥になる頃には、細かく刻んだお新香まで登場するのであった。



調子に乗った私は、お母さんに駄々をこね、飴が欲しいとしきりに頼んだ。

その時の私は、お母さんに言えば何でも通ると思っていたのだ。

救いようのない我儘姫である。


何故だか、異様に甘いものが欲しかったのだ。

しつこく「飴、飴、飴、飴」と言っていたそうだ。

お母さんが帰るときは必ず、3つぐらいの飴をもらい、

枕の下に隠していたのを鮮明に憶えている。



その行為だが、それは安心を意味していたのだろうか…

その後に移ったリハビリ病院でもやっていた行為なのだ。


リハビリ病院では、枕の下に飴を隠す以外にも、

枕の横にも好きな食べ物を隠していた。

大事なものが入っているから開けないで、と言わんばかりのポーチに、

倒れる前から好きだった“柿ピー”の小袋をたんまりと…


その“柿ピー”だが、

倒れる前は、“ピー”よりも“柿”が好きで、

“ピー”はほとんど捨てていたのだ。

それが、リハビリ病院に来て食べてみると、

これまた何故だか異様にピーナッツの方が美味しく感じたのだ。


好みの変化である。


それから甘いものだが、飴だけではおさまらず、サイドテーブルの引き出しに、

アーモンドチョコやクッキーなどを、たくさん隠し持っていたのだ。

甘いものなど、倒れる前はまったく見向きもしなかったのに…


好みの変化である。


これらおやつを、看護師さんの目を盗み、食べまくっていたのだ。

さぞかし手に負えない、問題児患者だったことであろう。


何故なら私は、食事制限を受けていたからなのである。



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驚くことにその隠す行為ですが、いまだに止められないのです。

さすがに今は食べ物ではありませんが、枕の下や横に、

色々と必要なものをたくさん置いているのです。

隠しているというわけではないですが、自分の中では近いかもしれませんね…


実に不思議です。


倒れる前には全くなかった習慣なのです。


退院した後の家の中でも、寝たきりになったこともあり、

一人で寝ていることが多かった為、自分の中では必要行為であると認識し、

続けているのかもしれません。


そして、この“隠す行為”を経験し、思うことなのですが、

安心する物に囲まれた自分のベッドの上が、

一番安心で一番安らげる場所であると、

潜在意識として刷り込まれたのではないでしょうか。


今でも、寝たきりではありませんが、やはりベッドで寝ころんでいる時が、

一番ホッとする、私のくつろぎタイムであることには、間違いありません。





初めて車椅子に座らされ、

初めてベッドから離れたときに感じた、

とてつもない恐怖を想い出します。





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