現在の視床痛生活になるまでの記録7(ICUでの体験) | 視床痛熟女の行ったり来たり

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視床痛の痛み・痺れと闘う女のブログです。


昨日の記事、読んでいただけましたでしょうか…。


私の怖がりエピソード。(笑)


その究極な怖がりがですねぇ、、、


治ったのですよ!


ある不思議な体験を境に…全て…きれいサッパリと。


今日は、その原因となるであろう体験第一弾として、

記録の続きを書いていきたいと思います。





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私は、名前を呼ばれたような感じがして意識が戻ったらしい。

苦しい…。

ゆきちゃんの声がする。


意識が戻るたびに苦しい…。

その場のイメージは、やっぱり暗い倉庫…。

空気は重い。


『お願いだよ。呼ばないでくれよ…』

口にかぶされてるもの取りたい…。

体が、手が、動かない。

『これ取ってよ!』


『え?これって…私の意識?じゃあ起きてるの?今…』

ゆきちゃんに、呼ばないでくれと思った時そう思った。

私にとって“意識”の定義は難しい…。



『私に今意識がある!』

そう確信した瞬間、

今度は苦しさからすーっと抜けだせたような感覚があった。


すると今度は夢なの?…私の大好きなおじいちゃんがいた。


ニコニコして、私から少し離れたところで待っていてくれている。

『会いたかったぁ…おじいちゃん…』

私は泣きそうだった。


おじいちゃんの後ろには、知らないおばさんやおじさん達が大勢いた。

見たこともないのに、その人たちは親戚だとわかった。

みんなニコニコして私を見ている。


急いで駆け寄ろうとした。

すると、おじいちゃんはこう言った。

『思い残すことがないようみんなに会っておいで』と。

声は聞こえなかったが、確かに私の心にそう伝わった。


やってみよう。

私は、何故か遠いところにいる友達から会いに行った。

その友達の事を思い浮かべると飛んで行けるのだ。一瞬に。

ワープのようだった。


斜め上あたりから、その友達を目に焼き付けるように見つめた。

そして、次…と。


私は引っ越しが多かったため、気になる友達が色んなところにたくさんいて、

身近な人たちに及ぶまでにはかなりかかるものだった。

でも、ゆっくりと、じっくりと行った。



その作業をしている最中、いきなりゆきちゃんの声!

「お姉ちゃーーん!」てゆう大きな声に呼び戻された感じ。

また苦しくなる。

体は鉛のように重い。


『呼ばないでくれよ…苦しいんだよ…』

そう強く思い、また意識がなくなった。


“なくなった”というのはゆきちゃん達側の表現であって、

私的には意識が“離れた”…という表現がぴったりだ。

まだ意識はあるのだから。


離れると体はとても軽い。

ふわふわした感じ。


呼び戻されても離れても、私にとったら同じ意識なのだ。



何度かそうしているうちに、体から意識が抜ける境目?瞬間?がわかってきた。

そして、コツも。


あるとき、私がいる部屋には、3~4人死にそうな人がいるとわかった。

カーテンで区切られているような感じ。


そうして、自分の体から抜けると楽になり旅をし、呼び戻されると苦しい、

というのを何度か繰り返すうちに、だんだんと苦しい時間が長くなっていった。


それでも頑張って抜けることを続けていた。

そんな時、

私は、カーテンで仕切られた隣のベッドに寝ているおじさんと目があった。

私の左側に寝ていたおじさんだ。

今でも憶えている。その情景も。


頭の方から抜け出す瞬間、横に何かを感じ、見るとおじさんがいた。

こっちを見ていた。

私と同じく浮いていた。

タイミングが同じだったのだ。


でもそのおじさんは、あっというまに私より早いスピードで上にあがっていった。

私は思った。

『あぁ~あのおじさんも同じだぁ~』

『もしかしてもう上に逝けたのかなぁ…いいな』と。



そうこうしているうちに、私はもうおじいちゃんに会えなくなっていた!

『あぁ~もう体から離れることができないじゃないか!』

どんなに頑張ってもできない!!


『なんで呼ぶんだよ!!!』

怒りに近い感情だった。


何故か母や父や弟の声は聞こえない。

聞こえたのはゆきちゃんの呼ぶ声だけ!

そりゃあお母さんはあの状態。

お父さんと弟は低い声だし耳に入ってきにくい。

ゆきちゃんの声が大きすぎたのか??

なんでだろう…。

今でも不思議でならない。


そして、辛くて苦しい状態でずっと居続けなければならなくなった。


それは、意識が完璧に戻った証拠なのだろう。


それからはもう抜けることはなくなった。

何も起こらない、ただ眠るだけ…。

時々目覚めて、何回か瞬きをするがすぐ目を閉じた。

疲れてすぐ眠った。

夢なんて見ない。



ゆきちゃん達にはその私の変化はわからなかったそうだ。

まったく、見た目は同じだったという。

私には明らかに、離れることができる時とできなくなってからの、

確かな違いがあるというのに…。





これが、ICUで私が体験した実話である。


全て夢であると言えるだろうか…。



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次回は、

生還してICUから出てからの、記憶?聞いた話がほとんどですが、

また不思議な体験第二弾として、綴りたいと思います。





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