トレイルがなぜロードのタイムに結び付きにくいと言われているのか? | 一期一会*名古屋のランニングクラブ☆鈴木ランニングクラブのブログ

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元プロトライアスリート鈴木照幸の主宰する名古屋のランニングクラブ。現役時代はITUロングトライアスロン世界選手権年代別優勝。珠洲大会4連覇を含む5度の優勝。佐渡大会優勝、徳之島大会優勝、伊良湖大会2連覇、など国内外のトライアスロン大会で優勝入賞多数。

こんにちはニコニコ

あまりこのブログではHOW  TO的な事は最近は書いていませんでしたが

たまには書いていきますねビックリマーク

今日のお題はたまに聞かれる

「ロードでタイムを狙いたいならトレイルはやらない方がいいビックリマーク

という意見に同調するようなものになりますがその理由の説明ですビックリマーク

ただ走り方次第ではプラスにも出来るので

理論、理屈の引き出しとして頭に入れておいてもらえたらと思いますニコニコ

まずこちらの写真を見てくださいビックリマーク

トレイルの道よりも手軽に体感出来るので歩道橋ですニコニコ

この真ん中の緑の所を走るイメージをしてくださいDASH!

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ここを走る時に踵を着地しますか?

それともつま先のみで踵を着かずに走りますか?

この踵を着くか着かないかでトレイルがロードに

生きるか生きないかが分かれてくるわけですDASH!

例えば踵を着くとしますビックリマーク

そうなると骨盤がどうしても後傾する姿勢になってしまいますビックリマーク

そして逆につま先のみの着地で踵を着かないで走るとします音譜

そうすると骨盤が平地で走る時に前傾出来ている人であれば

坂道でも骨盤が後傾しないで前傾したままで走れるわけですアップ

トレイルのトップ選手が踵を着かずに坂道を走るのは有名な話しではありますが

それをトップ選手は頭で理解して走っているのかはわかりませんが

身体が自然と欲するというか骨盤が前傾していた方が

速く走れる事が体感的にわかっているからそうしているわけですアップ

もちろん色んな意見もあるでしょうが坂道を

踵を着いて走ると骨盤が後傾しやすくなるから

ロードに生きてこないビックリマーク

というのがひとつの理由ですDASH!

もちろん下り坂で足を痛めやすく狙ったレースで力を発揮出来ない汗

とか他にも意見はあると思いますDASH!

ただここで言えることは骨盤の前傾を意識して踵を着かずに

走れば骨盤後傾の腰の落ちたフォームにはならないということです音譜

なのでトレイルをロードに生かすも殺すも自分次第なわけですアップ

ちなみに自分はアキレス腱を痛めているので

歩道橋は踵を着いて安全に走っています(笑)

踵を着かないで走るのはそれなりのリスクもあるということですニコニコ