メランコリーな女王様 -5ページ目

リファンピシン

最近、女王様の仕事は忙しくなりつつある。


・・・ヘビーA女王様中毒の、セーラー服を着た、医者の咲子。
・・・A女王様マニアな一流企業のサラリーマンM男。

と、この二人で、ほぼアタシの仕事の七割を占めている。


週に2、3回出勤するアタシは、その時間は、浮世離れした世界を見る。


ヘテロで、奇妙で、人間のグロさを感じ、見世物○屋の住人と化す。


「さぁさぁ、お立会い。」

「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。」

箱の上に首だけ乗っているように見せかけている犬であるとか、小さな蛇を食いちぎってしまう女だとか、人が目を背けたがる行為なのに、何故か?人が寄って見たがる世界。


何が普通で?何が異常?なのかも、その環境に漬かってしまえば、感覚も麻痺する。
そもそも、普通というのは、どういうことであって、誰が決めているのか?・・・よく分からないが。


S○Playなんて、行為自体は、誰が行おうと関係ない。
要は、誰がしても、ちょっとした技術があれば同じである。

何が違うのか?

アタシであれば、アタシしかもっていないグロテスクな感性と、アタシしか投げ掛けれない視線だとか、そういうものが、Playには必要不可欠となってくる。


アタシは、精神を崩壊させるのが好物である。




そんなアタシも日常では、まとも?!な社会生活を営んでおり、余りに繊細すぎる(笑)ハートのBalanceが、極端に悪くなりそうな時も、しばしばである。


そんな訳で、

本日は、娘&3わんこを連れて、いつもアタシの平日行事としているドックランへ。...あ、二足歩行大型チョー可愛くないオスも(旦那)も共に。


昨夜も仕事の帰りが遅く、月に一度の血が噴き出すという雌の日ということもあり、旦那と一緒には、いつも以上に気乗りしないアタシ。


そんな気分の中、着いたドックランには、アタシが今一番気にしている、愛おしい彼がいた。

....亡き愛犬と、同じ年齢の老犬ダックス。種類も色も全く同じ。

しつけ教室のトレーナーの先生のわんこで[ブラッキー]という男らしい名前を持っている。

駆け寄り、抱くと、ブラッキーは、アタシの事を覚えてくれていた。

今年1月以来の再会である。
亡き愛犬に重ね合わせているアタシは、彼を抱いたまま、娘の相手をし、我が家の愛犬は、旦那に任せと、ブラッキー一筋へと集中した。


娘が、駄々をこねだしたと同時に、
「人んちの犬の面倒ばかり見て、自分ちの面倒は見ないで。」
と、旦那が台詞を投げ捨て、サッサと、3わんこ連れて、車に乗って、ふて腐れ出した。

・・・・・ケツの○の小さい男である。
お前のア○ルを、両足が入る位拡張してやろうか!?

しょーもない男と結婚してしまったもんである。
本日は、コイツと同じ空気を吸っている自分に嫌気がさした。


アタシは一切、旦那には言い返さない。
いや、言い返そうとも思わない。
奴と議論する気さえしない。


そんな、ウラン並に汚染された空気も、手が痺れるくらいブラッキーを抱っこできた嬉しさで、リセットできた。



彼氏殿が大阪に戻り、愚痴を言う相手も、この場になく(苦笑)悶々としていた本日。

・・・・見事に、ブラッキーという、小さな年老いたダックスフントが、アタシの非日常と日常の隙間のギャップで揺れる心を代償してくれた。


クー(亡き愛犬)=ブラッキー=彼氏殿@更正物質
・・・・・で、アタシの精神は保たれている。


リファンピシン@抗生物質:薬物代謝酵素

烈火の如く

昨夜は、何ともつまらぬ事で、彼氏殿と、素晴らしく重い空気を共有した。


「お前は風呂の入り方が男らしい。」

・・・たった、これだけの事で、アタシは気分を害した。

さっさと服を脱ぎ捨て、ざぱーんと湯舟に浸かり、化粧を落とし、のぼせそうになったら、彼氏殿の事は、お構いなしで浴室を後にする。さほどタオルで拭かず(らしい)部屋に戻り、全裸のまま、ベッドの上に大の字で寝転ぶ。

彼氏殿は、アタシの化粧落としから何から、浴室に持って行き、全て片付け、丁寧に身体を拭き、言うなれば、キチンとして出てくる。

男女逆転な光景である。


アタシは、仕事をし終えてきたからこそ、この台詞が気に食わなかった。

多分、男っぽいことを、自分で卑下に感じている。
よーく分かっている、男らしいことくらい。
じゃないと、仕事できないってことも。


きぃーと口で言うことは、ほぼないアタシ。
ただ、怒りが込み上げてきたと同時に、体感温度-20度並に残酷な気分になってくるのが、自分自身で分かる。


Playをしている時と同じ眼差しを投げ掛けてしまう。
どうしてこうも男はめんどくさいものかと見てしまう。
アタシが気に食わなければ、別れてしまえばいいのに、と思う。
所詮、こんなものかと思ってしまう。


要は、火が付くと燃え上がるスピードも速いが、鎮火も速攻。水を撒きすぎて、地面から冷気が漂い始める。


まぁ・・・次の日になれば、何もなかったように元に戻るのだが。


アタシは、変に冷静で、残酷な人間だ。
・・・嘘や虚勢を張る人間と、アタシに性○感情を抱く男には。


だからSadistなのだろうけれど。



先日のショーの写真が出来上がってきた。

ポートレートなものは、自分でも、どういう顔をしているのか、どういう顔を作っているのかも分かる。

ショーのPlayの写真を見て、客観的に驚いた。

不敵な笑みを浮かべてるかと思えば、さも愉しそうに冷たく笑っている。
かと思えば、恐ろしく残酷な視線で見つめている。


・・・・・これが、アタシなの?


性○倒錯者の苦悩を、改めて感じた瞬間であった。



Sadisticサーカス、、、、、非日常な日常というショーは、まだまだ続く。

螺旋階段

昨日は久々に、南阿蘇に、彼氏殿・愛娘&ワンコと共に小旅行へ。

愛娘&ワンコを連れて、突然旅行に行くアタシに何も問いたださない旦那は、威圧という名の、アタシの調○が上手くいっている証拠なのであろうか?(笑)


ここの貸し別荘、一日一組、ワンコ同伴可能な、物凄く広い敷地の別荘である。

かれこれ10回なんて数じゃないほどリピートし続けている。


この日は、珍しく24時過ぎに寝た。
勿論、薬の力を借りて(苦笑)@インソムニア・・・


一人で、庭に出て、満天の星空を見上げる。
プラネタリウムなんて、ちゃちな玩具に思えるほどの壮大さ。

...アタシは、あまりにもア○ダーグラウンドな世界に埋もれすぎて、こんな、息を呑むほどの感激を忘れていた。

車があれば何とかなる。
いつか、こんな景色がいつも目に入る田舎へ家を買いたいと、改めて思った。



S○行為を好物とする人間は、何かしら精神が歪んでいる者も多い。

アタシも、その一例で...
自分に対して虐○チックな事をする傾向にある。

舌にピアスを開けたのは、アタシが吐き出す言葉の数々を戒める為に。

あちらこちらにあるタトゥーは、自分の身体に自信がないので装飾でごまかす為に。

色んな媒体で、顔を晒すのは、自分の顔が嫌いな為。好きであったら、アタシの場合、逆に表に出さないであろう。


そして、従業員名簿に登載する際
「コス○ューム(ボ○テージ)を着たまま、脱がずに、○的サービスをする(玩具・○慰)」
と、ペンを走らせているアタシの隣で、彼氏殿は何を感じ、何を考えたのだろうか?


...出世もし、誰もが知っている伝統ある会社の、Super営業マン。

...かたや、Order鞭を作り、ア○ルトShopに出向けば、排他的な檻に目を奪われる、職業女○様。


下から上を見上げつつ、昇ることしか考えずに、階段の歩幅も意識せず、無茶な歩を進めていくアタシ...

上から、下も見つつ、周りの状況も見つつ、様々な、これからあろうこと全てを予測し、確実な方法で歩を進めていく彼氏殿...

螺旋階段で、すれ違うときにアタシ達は上手く、すれ違うことが出来るのだろうか?

すれ違う瞬時の難しさに、お互い一歩も動けず、その場で佇んでしまうのだろうか?



~亡き愛犬が大好きだったこの南阿蘇へ、愛犬のロケットを持って連れて来たかったのを察して、今回旅行に連れて来てくれた彼氏殿へ~


わたくし、歯軋り全開でグーグーと寝てしまいました。
夢うつつで、後ろから抱かれておりましたのに、「バブ」と思わず抱っこしている愛犬の名前を呼び、萎えさせてしまいました。
愛娘が、「ご飯食べる」と言いだし、ご飯の用意をして食べさせてくれました。
愛娘は6時前、その後、早朝遊戯に付き合わされた御様子ですね。勿論わたくしは、一人夢の途中でございました。
ワンコの、おしっこの世話から、足拭きまで、御苦労様でございます。
帰りの車中で、爆睡している娘を気使い、会話していましたのに、突然わたくしが寝て、唖然とされたことでしょう。

わたくしの為に、南阿蘇の好物のケーキを予約してくれて、大地に根を張ることが好みである、わたくしに、鉢植えの綺麗なデコレーションを施した花を、イチゴジャム作りに精を出す、わたくしを知り、箱ごとのイチゴを購入し、娘にカーネーションの花束を渡し、「ママの日が、もうすぐで、ママが喜ぶから」とでも、おっしゃたのでしょう。素敵な花束まで。


何処までも何処までも、尽くすオレ。

何処までも何処までも、逃げるアタシ。



行く当てもなく、クルクルと螺旋階段を愉しみましょう。