プルシェンコの発言は、注目を集める。
これまでの功績を考えれば影響力があるのも頷ける。

羽生君に対しては、いつも温かい言葉を掛けてくれる。

羽生君が、北米の選手でなく日本人だから?
その思いも少しはあるかもしれない。

でも一番の理由は、自分を目標にしながら、
フィギュアが純粋に好きで努力を怠らない姿勢に好感が持てるのではと思う。

あんなに一途に憧れられたら、悪い気はしないし、
可愛い弟みたく思えるかもしれない。

そして、羽生君が努力をして出した結果には、
リスペクトもしてくれる。
『今はユヅルが僕のヒーロー』
と言える度量の深さは流石に皇帝。素敵な関係だと思う。

そんなプルシェンコが、
羽生君と真央ちゃんと安藤さんについて言及しているので紹介したい。

マトリョーシュカのいるところ~マト様のブログより一部お借りしました。
素敵な翻訳ありがとうございます!
http://ameblo.jp/ru-skate-memo/entry-12107324338.html

羽生結弦の今回の記録の後、エブゲーニー・プルシェンコは2018年オリンピックへの計画を変更しない。

タス通信 ミハイル・ジャパリゼ
モスクワ12月16日 タス通信 ボロニカ・ソベタヴァ

フィギュアスケート2度のオリンピックチャンピオン、エブゲーニー・プルシェンコは日本人の羽生結弦がバルセロナでのグランプリ・ファイナルで打ち立てた今回の記録の後、2018年オリンピックに参加するという自身の計画を変更しない。このことについてロシアのフィギュアスケーターはタス通信に語った。

競技会の勝利者、羽生結弦はバルセロナでのグランプリファイナルですぐに3つの記録を打ち破った。つまりショート、フリー、そして両方のプログラムの合計でである。ロシアは男子シングルでは出場しなかった。

「羽生は本当に見事に滑った。彼が世界の男子のフィギュアスケートを前進させたことに、彼に本当にありがとうと言いたい。」プルシェンコは言った。
「加えて、私は結弦がさらにすばらしく演技できると確信している。プログラムに4回転ループを加えることもあるかもしれない。彼のチームがこの練習をしていることを知っている。心から彼の成功を願っている。
自分の計画を放棄することはない。-トレーニングをし続ける。そしてもし健康が許すなら、トップ選手達に競争を起こすよう努力するつもりだ。すべて計画通りだ。」

プルシェンコはグランプリ・ファイナルでのハビエル・フェルナンデスとボーヤン・ジンの素晴らしい滑りを祝福した。

「彼らがすばらしく演技したことに、彼らにも同様に本当にありがとうと言いたい。ボーヤン・ジンが跳んだ4回転ルッツの高さを私は他にどこにも、一度も見たことはなかった。フィギュアスケートの歴史でこのようなものはなかったと思う。そう、彼はフリープログラムに4つの4回転ジャンプを入れている。」プルシェンコは強調した。「面白いシーズンになるだろう。彼の成長と世界選手権での結果を楽しみにしている。」

世界選手権はボストン(アメリカ)で3月終わりに行われる。


羽生結弦のトレーニングの方法論


プルシェンコの意見では、男子シングルにおけるロシアチームの代表者達は、バルセロナで終わったグランプリ・ファイナルで3つの記録(ショート・フリー・両方のプログラムの合計)を樹立した羽生結弦の実例を見習った方がよいということだ。

「我々のフィギュアスケーター達がトップ選手に入るために、今すべてを行う必要がある。」とプルシェンコは考えている。-「日本人選手達を模範としたらよいだろうと思う。例えば羽生は夏に日本のフィギュアスケート連盟が実施するエキシビションに出演している。彼はそこで、3回転ジャンプではなく、4回転をやっていることを覚えている。日本人選手達にとってこれは標準なんだ。我々のロシアでもし誰かがエキシビションで4回転を跳んだなら、これはもうセンセーションだ。結弦にとって4回転トゥーループ、4回転サルコー、4回転ループは普通なんだ。ちなみに彼は4回転ルッツも練習している。世界の男子トップ選手達がはるか遠くに行ってしまったことが心配だ。」

「(試合への)準備を変え、夏にもっと多く練習し、山で走ったりする必要がある。」とオリンピックチャンピオンは考えている。「私達の選手達には簡単に言って、体の面で足りていない。-フリープログラムを最後まで滑るための力が足りない。トップ選手達はプログラム後半で複雑なエレメントをやろうとしている。夏に、オフシーズンに練習した体の結果としてこれをやっている。」

プルシェンコは韓国の平昌でのオリンピックまで3年弱残っていることを強調した。
「韓国でのオリンピックにおける我々の展望についてよく考える時期だ。」


ロシアのフィギュアスケーター達に何が足りないだろうか、というタス通信の質問に対し、プルシェンコは答えた。
「いくつかのシーズンに連続して見せる必要がある安定性。そう、2位か3位になれるかもしれないが、表彰台は必須だ。そうすればチャンピオンの称号の資格がある。そしてもちろん、4回転ジャンプをやる必要がある。我々の男子フィギュアスケートは自分たちの世界観を変えなければならない。」

 
   
 

こんな言葉を掛けられて、羽生君も励みになるね!
そして、女子については、真央ちゃん、美姫ちゃんについても語っている。


4回転ジャンプは女子のスケートにおいて普通のものになる

彼は、現在男子シングルのフィギュアスケートでの特権である4回転ジャンプは、近い将来の展望では女子にとって普通のものとなると考えている。

「トリプルアクセルはすでに女子選手達が跳んでいる。」プルシェンコは語った。「例えばリーザ・トゥクタミシェワは15歳からそれをやっている。日本人の浅田真央もこの能力を何度も証明した。女子にとってこのジャンプはウルトラCであり、男子にとっては今や普通だ-彼らはそれを目を閉じたまま跳ばなくてはならない。
しかし女子も4回転を跳んだ。-日本人の安藤美姫、フランス人のスルヤ・ボナリー、アメリカ人のサーシャ・コーエンだ。
日本人の安藤美姫はフリープログラムでなんと素晴らしい4回転サルコーを跳んだことだろう!
スポーツは前進し、女子のフィギュアスケートでもまもなく積極的に4回転を跳ぶようになるだろう。」

 

真央ちゃんと美姫ちゃんの功績も言及してくれている。

3Aを跳び続けること、四回転に挑戦したこと、
2人は、フィギュアの前進に間違いなく貢献している!

スポーツが前進することによって、
新たな感動が生まれるのですね。

改めて、頑張っているスケーターに敬意を表したいです





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