新潟前夜からの当日 | 下腿義足 ティグレの獅子吼

下腿義足 ティグレの獅子吼

2015年 3月 左膝下切断
同年 5月 PTB式義足使用
現在は、protheflex system で作った恐ろしく快適なソケットを使用して傷・怪我と無縁の毎日を過ごしつつ
個人的見解・独断・偏見で書いてます

新潟行き前日にしてソケットが

噛みついてきた

仕事中 底突きしてる事に気づき

断端袋を変更


結果的に 変更のチョイスを間違えた

足すべき箇所に足さず

引くべき箇所を引かず

傷になる3歩手前に


明日 新潟へ行き新しくソケットを作るといっても完成は1週間後


やっぱり慌てて調整をするもんじゃないですねショボーン


なんやかんやで辿り着いた新潟



着いて早々に採型

到着1時間半程で石膏モデル乾燥

昼ご飯 1時間を挟んで
チェックソケットは着々と作られる




そして新潟到着6時間後に
チェックソケットが完成!!


そして試着

義肢装具士さんから
いつもの一言

何処か不都合ありますか?


毎度毎度
その質問が1番困る
不都合を探すのが疲れる
敢えて言うなら
手で持つと重いのに
吸着式なので断端にフィットし過ぎて
軽く感じてしまうのが気持ち悪い
どんな形状を踏んでいるのが
健足よりも伝わってくるのか気持ち悪い

これって義肢装具士への
最高の誉め言葉だと思うんです
実際そうなのだから仕方ないんですけど(笑)

明日まで試着して
調整が必要なら伝えて
義足制作に移行
チェックソケットでさえ快適に感じるのに


これで作るソケットは
この上なく快適なソケット
もうカーボン製ソケットには戻れない

それはそれとして
義肢装具士さんのとこで見た
全く新しいソケットの素材
物を見たにも関わらず理解するのに時間がかかった

聞いたまま
見たままを言うと

ライナーのようでライナーでは無い

ソケットのようでも柔らかすぎる

ピンポイントでカーボンを貼り付け硬化が可能

場合によっては靴下のように
履けるソケットになる

履いてみたい
これが感想
しかし現状では補装具の価格表に載っていないので自費で作るとかなりの高額になる
ガーンガーンガーン
とは言うものの
高額な補装具が欲しい訳ではなく
断端に適合して公私共に快適な補装具が
欲しいだけ。